【あくまでメモ・全文書き起こし(1)】新福祉会館に関する小金井市議会全員協議会(1/27) | いろいろが、彩るまち。小金井市長 白井亨(元小金井市議会議員)blog    <※2022年11月2日までは市議会議員としての記事です>

いろいろが、彩るまち。小金井市長 白井亨(元小金井市議会議員)blog    <※2022年11月2日までは市議会議員としての記事です>

第一子誕生をキッカケに地域に目を向け色んな「縁」のおかげで地域に生きる“日常の豊かさ”を実感。2013年市議会議員初当選。2017年市議選でトップ当選、再び市政の最前線へ。2022年11月27日市長選挙75%の得票、当選!市長となる。

【2016年1月27日全員協議会 10:03-11:42】

http://www.ustream.tv/recorded/82036596

西岡市長>

過日、新福祉会館建設について、市長の方針を明らかにすることを求める申し入れがなされたことを真摯に受けとめ、皆さまとの対話を重ねていく最初の場面として、全員協議会の開催を申し入れさせていただいたところであります。

本日は臨時議会日程に合わせ、貴重な時間を割いていただき、誠にありがとうございます。

まず初めに、全会一致で求められておられる、市民の安全確保は最も優先されるべきことであり、今の福祉会館は平成27年度末をもって閉館することとしたいと考えております。このことは、前市長のご英断であり、また私もしっかり引き継いでまいりたいと考えております。

また一方で私は、将来の小金井のため、誇りの持てる小金井、住み続けたいと願われる小金井、市民力が結集された小金井をつくりあげるために、公共施設のグランドデザインをつくりたいと考えており、福祉会館、図書館の新庁舎への複合化など、選挙期間中にいくつかの政策をお示ししてまいりました。

これらの政策を行政として実現させることができるかどうか、やはりこれはしっかり検証することが必要であると私は考えております。このような観点から、施設単体として整備することを前提とした(仮称)新福祉会館建設設計委託については、このまま進んでしまうことと政策との乖離に大きな違和感を抱き、今一度立ち止まり、しっかり検証させていただこうと意を決し、現時点では契約解除の意志を固めているところです。

市議会議員各位のみなさまにおかれましては、今一度立ち止まり、検証させていただくというこの私の想いについて、ご理解・ご協力を賜りたいと感じております。本日はよろしくお願い申し上げます。


福祉保健部長>

それでは私のほうからもご発言をさせて頂きたいと思います。
本日は貴重なお時間を頂き、ありがとうございます。
私からは、新福祉会館に係る経過をご説明いたします。
新福祉会館建設につきましては、平成27年第3回定例会において関係経費を計上し、可決後、スケジュールに沿って市民検討委員会の委員の選定、また、基本設計等の受託業者を選定するため、公募型のプロポーザルを実施し、受託者の選定を実施してきたところです。市民検討委員会につきましては、平成27年12月11日に第一回を開催し、これまでの経過、今後の予定、および建設計画を説明させて頂き、検討を進めてきたところでございます。しかしながら、選挙後の開催につきましては、市長が掲げておられる政策との整理について、市民検討委員会の皆さまや、基本設計等の受託業者にお示ししていく必要があると考え、一定期間市長と協議を重ねてきたところであり、この間の市民検討委員会の開催につきましては延期とさせて頂き、また、基本設計等の受託業者とは今後について協議を開始したところでございます。

この間、市民検討委員会の延期につきましては、委員の皆さま、市民の皆さま、議員の皆さま、そして現福祉会館ご利用の皆さまには、ご心配をおかけし、大変申し訳ございませんでした。政策の検証にあたりましては、「一度立ち止まるということが必要である」という市長の判断を踏まえ、今後市民検討委員会ならびに、受託者に理解をえられるよう説明をし、合わせて適宜、市議会へ報告してまいりたいと考えているところでございます。


紀議員>

はい、それでは質問をさせて頂きます。
私たち議員21名で新福祉会館について市長の方針を明らかにする申し入れを行ったところでございます。
それで本日の開催となったと思っておりますけども、申し入れにもありますように、既に予算を議決し検討委員会が発足している、業者と契約をしている、市長はそれを、市民や議会と対話をすることなく、勝手に検討委員会の2回の延期をし、今後の方針を明らかにしていないということは、大変遺憾に思っているところです。そして、大きくこの新福祉会館の建設につきまして、大きく影響が出る、このように思っております。これまで小金井市の福祉会館の閉館に伴う説明会におきましても、小金井市として、現福祉会館について平成27年度末の閉館に伴って、平成28年度以降につきましては利用できなくなることから、今後早急に新福祉会館の建設をおこない、利用者の負担を最小限に抑えていきたいと、小金井市としては市民に説明をしてまいりました。

また、現福祉会館の利用者が施設の使用ができなくなると本当に困ると思っていて、私達公明党もそういった多くの声も聴いてまいりました。現福祉会館の利用者は約7万人とも言われております。障害者の団体や老人会等の定期利用の市民の団体の市民の声は平成28年度4月以降の活動場所がなくなると本当に困るので、何とかして欲しい、何とかならないか、など多くの声を頂きました。活動の場所を確保して欲しい、また、障害者の親御さんからは、これまで福祉会館で働かせてもらっていて、人と関わり色んなことを学んでこられたことを親子ともに喜んでいたら、何年間も仕事を失うことに大変残念だし、困ってしまう。また、老人会等の存続さえ危うくなるのでは、という不安の声、活動できなくなると出掛ける機会もなくなり人と会わなくなるという不安の声、また、高齢者、障害者をはじめとする市民が、人と会うことで活動することで健康を保ってきた側面もあるわけであります。

ある高齢者の方は「新福祉会館ができる前に私のほうが死んでしまっているかも知れない。一刻も早く」との切実な訴えもされました。また一方ではオリンピックが東京2020年に決定してから、オリンピックまでは長生きしたい、観たい、という高齢者の声を多く聴いています。小金井市としても、オリンピック直前に新福祉会館の完成をみることは1つの希望でありますし、高齢者の問題につきましても、大変重要であると思っているところであります。活動の場所が狭まることに対して、2019年度の早期に新福祉会館を建設することで、影響を少なくしたいとの計画であったわけでございます。

それではまず、1点目に、福祉会館の持つ機能、福祉会館の福祉施設としての重要性についての影響がどうか、そして、市長に私が述べたような市民の声が届いているかどうか伺いたいと思います。そしてまた、市長を応援した小金井の未来をつくる会のニュースNO.6に3つのケースが示されております。福祉会館と図書館を併設し、蛇の目跡地に新庁舎を建設するとした場合。ケース2、新庁舎は蛇の目跡地を売却して暫定庁舎と老朽化している隣接マンションと一緒に建設する。ケース3、JR中央線高架下に庁舎を建設し足りない部分を蛇の目跡地に建設する。当然、できる可能性があるから示されていると思いますが、3つのケースを検証しているのか、それぞれのコスト、これから取り組む何年後に取り組むと何年後に完成するのか伺いたいと思います。それから、ケース1につきましては、一刻も早く建設が必要な新福祉会館、緊急性の建物を、緊急性の高い建物をわざわざ新庁舎の中に入れ、何年後になるかわからない総合庁舎としてることは大変問題があると思っております。本年は2016年ですが、新福祉会館は2019年度に完成を予定し進んできたのです。市長が変わっても市民からは根幹のところでは行政の継続性が望まれるところです。ことに、新福祉会館の建設は、団塊の世代が高齢者になる2025年問題を見据えた意味でも、早急に行わななければならないことであります。ケース2,ケース3については、福祉会館について何も書いてありませんが、どこにどのように建設するお考えでありましょうか。で、従前より市民参加を行ってきて、市民利用者の声を聴いてきてつくったことで進めてきたものがもともとの2019年度に完成予定の新福祉会館の建設計画であります。市長は市政運営について、3つの基本姿勢の中に、みんなの生活をきっちりまもる、みんなの声をしっかり聴く、7つの基本政策、健康長寿・支えあいの小金井、地域が命を守るまち小金井、と言われております。この点については、どのようにお考えでしょうか。まず、この点を伺いたいと思います。


露口議員>

まずは市長、新しいところで質疑ができるということは、ある意味で若々しい姿をみささせて頂き、ありがたいと思っております。

今、後段のほうで紀議員が質問いたしました。私の手元にもこういったものがございます。これ決してね、あのなんていうか、確認団体とかそういった形でつくったから、それだけで許されるとかそういうものではない、と思うんですね。やはり市長がそれなりの確認をし、そして責任をもって発行されているものだ、と私はそう思っております。皆さんそうだと思います。というのは、市民はそれをしっかりとみて、判断をして、たとえ全体でいうならば13.5%かもしれませんけども、あの投票のね、投票率なり取得された票数をかけ合わせると、13.5、14%だったかな、それくらいのもの。立派なもんだと思いますよ、それは。ただね、先ほど来市長がおっしゃられたように、いいですか、「対話を重ねる」とこう言っているんですよね。それからもちろん、グランドデザインをつくらなければならない。こういうことで「立ち止まる」とおっしゃってるんですよ、立ち止まる。非常に急がれる事業なんですよ、これは、正直言って。しかし、市長の決断というものもこれも必要です。で、市長は、実は立ち止まるほうに決断をされた。これ事実なんですよ。そして、これまでの、本来あるべき姿の行政の継続性というものをある意味では無視されている。そして、今回のこの全協の申し入れに至ったということなんです。そこがどうしても私は納得いかない。私達議会も、まぁ行政の課長さん部長さんたちはね、そりゃ市長さんの考え方に従わざるをえない。しかし、議会としての考え方が、21人の人たちが名を連ねて、異議を申し立てているんですよ。こういったことをきちっと決断しておきながら、いいすですか、こういったことを、要するに原因をつくっておきながら、市長はやっぱりね、立ち止まって話をしようと。非常に安易な形での行政の姿勢だと私は思っているんです。でね、とにかく何を聴きたいかっていうと、庁舎問題について非常に独自の考え方を示されました。でもその中には、先ほど紀議員が言われたこと、僕はこれもそうだと思うんですが、これも、ハッキリいって福祉会館のこと関連してます、市庁舎。そしてね、なんて書いてあるか、問題はこの「市民協働」という言葉ですよ。立ち止まって、話して、今までも市民協働はなかったというようなね、私はそう感じるんです。庁内プロジェクトチームを設置して、こうやって色んなことをやっていこう、と私はそういう風に理解しているんですけどね。どこまで、一体、どこまで考えておられるんですか。そこそこ、ご自身の選挙だけではなくて、やはり、自分自身で具体的に動いて、庁内でのプロジェクトをつくって、その一歩まで来ていて、そして、結果として、ホントに短時間でしたよね、12月の時点で。当選されてすぐご自身での意思決定をされた訳ですから。こういうことは、一言でいうと「議会無視」なんですよ。議会の考え方を無視されておられる。このことについての、根本的な考え方を、もう少ししっかりと、答弁いただかないと、説明いただかないと、議会側としては納得しない。これが今回の申し入れなんですよ。ですから、こういったことに対して、もう少し一歩二歩踏み込んだ形でのご説明・ご答弁いただきたい。

21:05経過
渡辺大三議員>

市長が変わったためなのでしょうか、前与党だった方々が手厳しい質問をお二人続いたのかなと思っております。
関連ということなので紀さんに関連して伺いたいと思っておりますが、この後、一番根本的なことなどを踏まえて主質問に臨みたいので、関連できる範囲で聴いておきたいんですが。あの、市長の政策、この件に関してね、私は今二人の質問と考え方は少し違っておりまして、私は市長選というのは何のために行われるのかと思っておりまして、それは、やっぱりそれまでの市政運営の進め方が間違っていたり、何か問題があれば、新しいリーダーが出てきてですね、それを検証すると、見直すと、場合によったら方針が変わるというのは当然あっていいということなんですね。で、行政の継続性を強調されるのであれば市長選なんかやる必要はないわけですよね。行政の継続性といって前の市長と同じことをやらないといけないんだったら、市長選やる意味なんですね。究極の市長選自体が無駄使いになってしまう。リーダーも変われば政策も変わる、手順も変わる。
ただ、ちょっと私市長に明確にしていただきたいのは、何が市長の政策、公約だったのかということがちょっとわかりにくい。さっき紀さんや露口さんがご紹介された選挙が始まる前に配られたものがあるんですね。えっとNO.6ですね。これは、市役所庁舎問題や公共施設問題になっております。この表面をみると、福祉会館も市役所も図書館も、蛇の目跡地に集約すると。でこれは表面に大変綺麗な地図入りで出ているんですね。鳥瞰図入りで。これをぱっと見たときに、ああ、こういうことをやってくれるのか、という政策になっています。ただ、開いて中を読み進めるとなんて書いてあるかというと、表面では蛇の目に庁舎も図書館も福祉会館も併設されることが強調されていながら、裏面をみていくとこう書いてあるんですね。新庁舎は蛇の目跡地を売却して、暫定庁舎と老朽化している隣接マンションと一緒に建設するケース2なども示されている。表面では蛇の目に建てることを示されながら、生命保険の約款みたいに裏面を読んでいったら違うことが書いてある。私このビラを見た時に、蛇の目の売却まで触れられているのは相当深刻に受けとめました。ただ、これはあくまで事前のビラなんですよね。あくまで選挙の前なんです。で、最終的に選挙中に配られたものが選挙公約なんだろうな、と言う風にみて、まず選挙公報が手元にあるんですが、ここにはこういう風に明確に書かれているんですね。これから必要になる公共施設の建替え「西岡真一郎は蛇の目跡地に6施設を集約して、改修費&維持管理費を削減し、新たな市民サービスの財源にします」というふうに言い切られています。選挙公報は選挙公約の最たるものですから、選挙公約上は蛇の目の売却を含めてケース2とかケース3は全く触れられていないんですね。あくまで蛇の目に6施設を集約するんだと。これが、選挙公約なんだと思っています。じゃ、この6施設ってなんなのか。この6施設については選挙公報はスペースが限られているから書かれていないんですね。もう一つ選挙期間中にこういういわゆる個人ビラというものを配っておられる。証紙を貼って配るやつですね。それには6施設がなんなのか明確になってまして、それは、庁舎であり図書館であり福祉会館であると。選挙公報を補完するこのビラにはそのことが明記されていると。そこで、端的に伺うと、事前に色んなものを配られているんですが、大体事前にいろんなもん出すんですよね。そうすると色んな市民の皆さんからご意見などを伺う中で、最終的には選挙公約の段階では色々整理して、選挙期間中に出したものが最終的な公約なんだろうと。で、その実現に向けて全力を挙げる、ということになるのかな、と思っていることからいうと、事前には色んなものが出てますよ、ケース2とか何とか。ただ、西岡市長の最終的な確定した選挙公約という意味では、この選挙公報およびこの選挙中の個人ビラですよね。これに書かれてあることが市長の公約なんだと。さっき「政策」という言葉を使われているんですが、これは「公約」であると理解していいんでしょうか?そのことを最初に確認した上でね、進めて行かないと、議論がしにくいんですね。公約なんだったら、この選挙公報、個人ビラ、これが公約なんだと明言をして頂いて、「政策」なんて中途半端な言葉ではなく、「これは私の公約だ」と明言した上で今後答弁を進めていっていただきたいと思うんですが、その点市長の認識を問いたいということです。それから、さっき露口さんからご発言があった中で、ちょっと誤解があると嫌なので、私、21名の市議会議員ていうのは、与党を除いた21名の方々が、私を含めて申し入れをしている訳なんですけども、私は冒頭申し上げたように、市長が何か方針を変えるとかですね、そういうことに異議を申し立てている訳ではないんですね。ただ、気になりましたのは、非常に重要な問題であるにも関わらず、どうしていくのか、という説明が、例えば会派代表者会議を議長にお願いするとか、何か説明もないままね、市民検討委員会が延期される。説明もないまま、風のうわさによれば受託者との契約をどこかで打ち切る方向じゃないかとか、ということになっていて、ちゃんとご説明は頂いておいたほうがいいのではないかな、と思ったんですね。私は今言ったような契約を打ち切るとか市民検討委員会を開かない、あるいは廃止する、作り変える、色んなことあり得ると思うんですよ、リーダーが変われば。でそんなことを全部否定していたらですね、ほんとに冒頭言ったように、一体何のための選挙なんだ、ていうことになってしまうと思ってるんですが、ただ、それとてもやはり、一つひとつ説明を尽くしながらやっていかないと、あらぬ誤解を招くし、そういうことだろうと思っております。そこで前段の市長と部長の最初の説明で、わかりにくかったんですけども、業者のことに関して市長はですね、契約解除の方向だと冒頭説明になられたんですが、部長のほうが契約解除という言葉はあえて避けられていますよね。話し合っていくと、受託者と、という言い方になっているんですが、行政としてはどういう風に、市長と部長と課長とで、どういうふうに意志一致しているのでしょうか。これ、契約解除するということで、部課長もそれで、市長の意向だからその方向で事務を執行すると、こういう考え方に立ってやっていらっしゃるんでしょうか。今のところ、行政内部がまとまっていないんですか。理事者含めてね、どういうことになっているのか。そこはご説明願っておきたいな、と思っております。あと、市民検討委員会のことについては判りませんでした。受託者については契約解除、ということが言及されてるんですが、そうなると自然に市民検討委員会については、無期延期、もしくは廃止、あるいは、公共施設グランドデザイン会議みたいなものに変更?何らかの形のものが考え方として示されるべきではないかなと思います。恐らく、市長の政策でいったら、もう単独のものについて否定する政策を掲げられているわけですから、グランドデザイン会議みたいなものにシフトするのかな、と個人的には少し想像しているんですが。今後どういう風になっていくのか。で、今日の時点で確たることが言えないなら言えないで、いつまでに示していくというのでもいいと思うんですが、ちょっと紀さん露口さんが言われるように、ちょっと福祉会館の問題はあんまり悠長なことをいっていられないということと、結構切実な問題がアチコチに出てきてて、存続が不可能な団体が出てきていますので、やっぱり市長としては明確な方針をいつまでに示すとか、こういう考え方でやっていくということを早め早めにきちんと打ち出していかないと、市民の間に不安も募っていくだろうと思っていますので、今日は冒頭の説明は伺ったんですけども、いつくらいまでに今後どういう手順で進めていくのかということは、議会のほうに明らかにしていただけるんでしょうか。それが明らかになることが、取りも直さず、市民の不安を解消することにも繋がると思っておりまして。だから早くこういう形でご報告願いたいと21名で申し入れたということになるわけなんですけども、そこら辺は、冒頭の説明に加えて何か付け加えることがあれば、補足で説明願いたいと思っております。以上です。

<30:08>


西岡市長>

これ私の議会でのはじめての答弁となります。
質問が非常に多岐にわたっておりまして、充分ご答弁できるか判りませんが、総括的に私のほうから答弁させて頂いて、あと、行か担当部局の答弁を行わせていただきたいと思っております。
まず今般のこの判断に至った背景でございますけども、まず選挙期間中に私が申し上げてきたことは、長期的な視点に立って、長期的な視点に立って、大きな課題となっている、小金井市の公共施設の分散化、老朽化、財政状況、こういったものをやはり解決していかなければならない大きな課題であると。その視点に立って、庁舎問題というもの、賃借庁舎の現状、福祉会館の老朽化、図書館の問題、そして分散している状態。そういうものを総体的に解決していく必要があると、いうものを考えまして、選挙戦に際して、政策の課題整理を行わせていただきました。その結果、まず、お示しさせて頂いたような、複合化、庁舎の複合化というものを最終的には選挙戦で政策として掲げさせていて、臨ませていただきました。まずあの、行政の継続性と民意ということについて、お答えしたいと思っておりますが、行政の継続性は極めて重要であると思っております。一方で、市長選挙という小金井市の将来を決める大切な選挙戦で示された直近の民意というものも私はとても大切だと考えております。そして、市長選挙に掲げた政策をご信任頂いた以上、その政策の実現を目指していくことがまずは何よりも重要なことであると思っておりまして、この間、就任以来、政策の実現に向けて対応をさせて頂いております。12月の18日の日にはじめて小金井の市長に就任をし、全職員の方々に向けてご挨拶をさせて頂きました。様々なメッセージを発信させて頂きましたけども、その中で私は全職員の方々に、掲げた政策の実現に向けて、叡智を結集していただいて、最大限のお力をお貸し頂きたい、ということを申し上げました。今は過程にありまして、現在、様々な協議・対話を市の職員の方々と行わせて頂いているという状況でございます。

それから、福祉会館の機能について、というご質問がございましたけれども、福祉会館につきましては、公民館の利用者も含めると年間利用者数9万5千人にのぼる有数の施設であり、市民の関心も高く重要な案件であると考えております。市長選において示した政策は、市民が多く集う福祉会館の機能を庁舎に含めていくことで、利用される方の利便性も高まり、恒常的に市庁舎を訪れていただくことにもなるんではないかと考えたものであります。市長就任後、喫緊の課題であるという考えのもと担当者から就任前の経過も含め直接お話しを聞かせて頂くとともに、関係部局との意見交換を重ねてきたところであります。

それから、ケース1、2、3のご指摘がございました。正直申し上げまして、このケース1、2、3は、前提条件をなくしてですね、私のブレーン、政策的ブレーンを努めて頂いている方々、特にまちづくりに精通した方々と議論をした結果、3つの想定がありますねということで、出された結論でありますけども、庁舎建設については蛇の目跡地ということが、これはもう、小金井市の決定されてきた大きな基本方針だと思っておりますから、必然的にケース1となるものと考えました。従ってケース2,3はあくまでもこういう想定もあるね、ということでお出しをさせて頂いたんですけども、最も、小金井市の様々な条件をクリアし、小金井市のふさわしい、私が考えるグランドデザインとしては、ケース1が最もふさわしいと思っており、ケース1のみを選挙戦の政策としてお示しをさせていただいたものであります。まずは、以上です。

福祉保健部長>

私のほうからお答えできるところについては、お答えさせていただきたいと思います。
関連のご質問で渡辺大三議員からありました、市長のほうから契約解除を前提にしている、解除ということで意志を固めている中で部長のほうからの話にはそういった言葉がなかったんではないか、というご質問だったかなと思います。現時点では我々も市長のほうからそういった判断を頂いているところでございますので、先ほど私の発言の中でも、今後については市民検討委員会のみなさん並びに受託者に理解を得られるように説明するというところで、例えば受託者につきましても契約解除という方向性で理解を得られるように協議を重ねているところでございますし、今後については市民検討委員会のどういった存続というのも含めてかなと思いますが考え方をこちらのほうでもまとめた上で、適宜どこかで市民検討委員会さんのほうではその旨伝えるために委員会のほうを開かせていただきたいと考えているところでございます。以上です。

<37:01>

西岡市長>

済みません、たくさんの質問を頂いておりまして、答弁漏れがあるかも知れませんので補足で説明しますが、あの、選挙公約なのかというご質問頂きましたので、これは当然選挙公約と考えております。

>企画財政部長

紀議員の「総合庁舎はいつ建つのか」ということと関連の露口議員の「具体的に動いているのか」という点に対しての答弁となります。市の公共施設の考え方といたしましては、施設の複合化にあたりましては、他の既存施設への機能移転による複合化、あるいは他の既存施設からの機能集約による多機能化施設としての整備を目指すことが想定されるところだと思います。施設の性質に応じました機能集約を行うことでサービスの質の確保をも可能となると考えておりまして、このような考えを市の公共施設全体に波及させたいという想いを持ちつつ公共施設等の総合管理計画の策定にも取り組んでいるところでございます。この中でどの辺りまでの検証が可能かどうかということを今後考えてまいりたいと思いまして、現時点でなかなかスケジュール感、財源をお示しできるという段にはなっておりません。以上でございます。

紀議員>(議事進行)

先ほど、1点目におきまして、福祉会館のもつ機能そして重要性についてどのような認識かということと、市民の声は届いているか、と先ほど私が述べたような市民の声が届いているかということをうかがいました。その点が漏れております。そして、このケース2,ケース3につきましては、あくまで想定であると言われた訳ですけども、実際には案として示している訳ですので、あの、もう少し詳しい検証が必要ではなかったのかと思う訳でありますけども、あの、何年後に完成するのかうかがいたいと思います。いつまでに完成するのか。はい、そして先ほど申し上げましたけども、市民参加で行ってきた計画につきまして、市長は市政運営について3つの方針を述べられていますけれども、それにつきまして、どう考えているのかうかがいますということも質問させて頂きました。

篠原議長>

議事進行で答弁漏れということの指摘か

企画財政部長>

新庁舎の関係で何年後に完成するのか、という質問の答弁が漏れており大変失礼いたしました。新庁舎の複合化を検証するにつきましてはご指示を頂いているところでございますけれども、どのように検証していくのかにつきましては、内部でまだ担当レベルで検討している状態でございますので、現時点ではご報告できる状況には至っていないところです。報告できる状況になりましたら所管委員会に適切に報告してまいりたいと考えております。

西岡市長>

改めてケース2,3について申し上げます。ケース2,3につきまして、特段あの、2や3というのは検証、様々なケースを検証して正直にお示ししましたけれども、現実的には2や3というのは小金井市の現状にはふさわしくないだろうと最終には判断いたしまして、財源などの検証作業はおこなっておりません。ケースあくまでもケース1に、ある段階から、これは選挙戦の前ですけども、ケース1ということに1つの中心軸を置いて、対応させて頂きました。それから、3つの基本姿勢については、とても大切な基本姿勢だと思っております。この姿勢を大切にしてこれから市政運営を行っていきたいと思いますし、今日がその出発点になればと願っております。よろしくお願いいたします。

紀議員>(議事進行)

先ほど、最初に述べましたけれども、私が色々述べました市民の声は、市長に届いているのかどうかを述べましたが、そのことについても答弁がありませんでした。

西岡市長>

当然のことながら、小金井の市長選挙に挑戦をするということを決意してから、この間、本当にたくさんの市民の方々にお会いをさせて頂きまして、たくさんのご意見を頂いてまいりました。そして、市長就任後もたくさんの方々から様々な市民の声を頂いております。以上です。

→→→(2)へ続く


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