農地パトロールしてきました。長閑な風景、その管理には自然環境との戦いが〜農業委員会 | いろいろが、彩るまち。小金井市長 白井亨(元小金井市議会議員)blog    <※2022年11月2日までは市議会議員としての記事です>

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第一子誕生をキッカケに地域に目を向け色んな「縁」のおかげで地域に生きる“日常の豊かさ”を実感。2013年市議会議員初当選。2017年市議選でトップ当選、再び市政の最前線へ。2022年11月27日市長選挙75%の得票、当選!市長となる。

本日は早朝から農業委員会での「農地パトロール」をしてきました。



市内の11支部を5エリアに分けて、農地利用の状況調査を年1回実施しています(いわゆる=農地パトロールというらしいです)。

①関野町支部・桜町支部・坂上北支部
②本町支部・坂上南支部
③緑町支部・梶野町支部
④中山谷支部・東部支部
⑤前原町支部・貫井坂下支部

という区分けです。私は東町在住なのですが、日程の都合上「関野町支部・桜町支部・坂上北支部」に同行させて頂きました。

ある農業委員さんの自宅前に集合して、8:30~終了が11:00前まで、数えるのを忘れましたが、結構な数の農地を一通り拝見させて頂きました(実は、農家の区切りも初心者には判断が難しい・・・)。

時折、「ここの農家は・・・」と解説も加えて頂き、6月から農業委員になって初めてこういう現場を見る機会だったので、状況がよく伝わってきました。ご配慮に感謝いたします。



この写真は貫井北3丁目あたりですが、小金井市の中ではかなり拾い敷地にお一人で農地を管理され非常に多品種の野菜・果樹を栽培されている農家さんです。とても長閑な風景に癒やされるのみならず、ミントの香りが漂ってきたりしました。手入れが行き届いており、適正に農地が管理されている様子や、その管理の大変さは委員とのやりとりの中でよく分かりました(といっても私が分かったのもあくまでその苦労の一面に過ぎないと思いますが)。



どこでも話題になったのは、この多い雨で雑草がどんどん成長するため、その除去(手で抜く)ことの労力が半端ないと嘆いておられることです。除草剤を使えばいいかもしれませんが、作物に影響があってはならないため、使っていないとのことでした。

こういう長閑な風景を小金井市に残したいですね。1年間で10ha近くの農地が毎年消えています(宅地化がほとんど)。地場産業の維持・教育・防災など、農地が残っていることで市民として享受できることも多いと思っています。税制改正などを含め、国へ働きかけている頼もしい委員もいることもあり、議員選出の農業委員の1人としてもできることを尽くしていきたいです。

まずは、農業委員会のお仕事を知らない方がほとんどではないかと思いますので、時折そういう点の情報発信にも努めていきます。

ご対応頂いた農家さん、解説頂いた委員の方々、ありがとうございました。


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