＜審査案件＞
「27陳情第2号 容積率に余裕を残した新福祉会館設計を実施する案に反対すると共に本町6丁目5番地に市街地再開発事業の実施を求める陳情書」
「27陳情第5号 『福祉会館の仮移転』と『新福祉会館建設予定地に隣接するマンションの耐震強度不足の解決』を求める陳情書」
あとは行政報告が7件。
＜陳情の委員会採決結果＞ ※敬称略
▼「27陳情第2号 容積率に余裕を残した新福祉会館設計を実施する案に反対すると共に本町6丁目5番地に市街地再開発事業の実施を求める陳情書」
賛成3（斎藤、百瀬、林）
反対3（板倉、紀、遠藤）
退席１（篠原）
となり可否同数でしたので露口委員長採決で「不採択」となりました。
▼「27陳情第5号 『福祉会館の仮移転』と『新福祉会館建設予定地に隣接するマンションの耐震強度不足の解決』を求める陳情書」
賛成5（斎藤、百瀬、林、篠原、板倉）・
反対2（紀、遠藤）
で賛成多数となり「採択」となっています。
▼東大通りの線路南側にも自転車専用レーンが
行政報告では、平成27年度の東京北多摩南部建設事務所の所管工事の予定が示されましたが、東大通りの中央線南側にも「自転車専用レーン」が整備されるとのことです。
既に東大通り北側（北大通～五日市街道）で整備されているのと同じ感じです。東八道路や三鷹市の自転車専用レーンのように、道路と隔てて自転車レーンがあったほうがいいのですが、そうはならないようです。車が駐車してしまうと自転車レーンが遮られてしまうんですよね・・・。
▼今後の都市計画道路について
これからの都市計画道路をどう取り組んでいくかについては、今後の取組を検討することになるようです（市長は『廃止できる路線があるとは考えていない』と答弁されていました）。
上記の指標と照らしあわせて、現在指定されている都市計画道路を検証するとのことです。
「新たな都市計画決定をするのか？」
という議員からの質問については、「検証をする指標が出てきたので、今後市の考え方を決めていくことになる」ということで、しばらく注視する必要がありそうですね。
▼梶野町の3・4・8号線は事実上の事業延伸
ちなみに、3・4・8号線の都市計画道路について「事業の延伸めいた話を聴いている。事業の延伸なのか、一時凍結なのか」という質問に対して担当課長が「土地開発公社として地権者と交渉させて頂いている。大きな地主さんは土地活用を考えていることもありある程度同意を頂いているが、市の財政的な厳しい面もあり・・・3～4年は大きなところ（土地）については見送る・・・」と答えかけたところ市長が答弁を替わって「事業を延伸するとか注視するということではない。土地の買収の時期を一部の地権者と相談させて頂いている。そのようにご理解頂きたい」と修正されてしました。
ただ、その後の答弁では市長は「財政の状況を見ながら進めていくことになります。延伸もありうると思っている」と、結局「事業延伸」の可能性を認めました。
元は約50年前に線を引かれた都市計画道路ですが、実際に整備していくかどうかは市の采配によります。今回の梶野町の3・4・8号線も、市が事業認可申請を出して認可が下りたことによって事業をスタートさせた経緯があります。昨年評議員会の「不承諾」を無視して土地買収を進めたり、全く財政的にも無計画過ぎて辟易してしまいます。
＜参考＞※「不承諾」無視で土地買収の強硬執行について
「議会空転」の発端～土地開発公社の事務執行上の問題についての市長報告がありました。
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