2つに分けて考える必要があるということ→「第2庁舎購入の是非」と「進め方」 | いろいろが、彩るまち。小金井市長 白井亨(元小金井市議会議員)blog    <※2022年11月2日までは市議会議員としての記事です>

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第一子誕生をキッカケに地域に目を向け色んな「縁」のおかげで地域に生きる“日常の豊かさ”を実感。2013年市議会議員初当選。2017年市議選でトップ当選、再び市政の最前線へ。2022年11月27日市長選挙75%の得票、当選!市長となる。



明日は9時から全員協議会が開催されます。

それにあたって、改めて当初からの私のスタンスを記しておきたいと思います。

「新庁舎建設の凍結と第2庁舎取得」について、9月16日に開催された市民との意見交換の場(議員11名+市民60名ほど参加)が持たれましたが、そこで冒頭に各会派からの見解を述べる機会がありました。その際、私が述べたことは以下の通りです。

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<当日、会派としての見解を示すために準備したメモ>

今定例会で議決するということにならないようにしたい。
最初に言っておくと、私は第2庁舎購入することについて、現段階で必ずしも反対というわけではない。というのも、あまりにも前触れもなく突然過ぎて、まだ調査もできていないから今は判断できない。ちゃんと審査をして判断したいと思う。

ちなみに、過去、「これまでいくら払ったからどうだ」、というのは私は違うと思っている。最も大切なことは、これまでの支出ではなく「これからのこと」。これから払うコストと内容が見合って、市民にとって利便性が高く負担が軽いかどうかなど合理性をもって判断することが必要なのだと思う。

そして、今回のことは私の中では2つに分けて考えないといけないと思う。
それは、「第2庁舎を取得することが合理的かどうか」と、「今回の段取り」について。


①第2庁舎を取得について

購入することが合理的なのか?様々な関係要因を含めて検討しないといけない。
今回は第2庁舎を買う提案だが、元々それは計画に含まれていない。
新庁舎は凍結でいずれ建てる→第2庁舎を買う。要するに、床が増える。
公共施設の再配置計画もてんですすまない中、新庁舎を建設した後に第2庁舎を別の用途で使うなら、維持管理を含め元々の計画から負担が増えるといえる。


②この段取り

どこの計画にも書かれていません。計画ではどれも「新庁舎建設」です。
第2庁舎購入するのであれば、大きな政策転換。しかも20年来の懸案である庁舎問題、市民をまじえ作ってきたこの計画。唐突に前触れもなくこんな重要案件を1週間で決めてというのは酷い出し方。市民検討委員会への説明が必要。市民全体へ説明が必要。そこから。

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<補足>
※メモそのままを掲載するので、文章になっていない点があることご了承ください。
※当日、このほかに金利1%の件を持ち出されたことについて、「訪問販売で今買うとお得ですよ、という手法だと感じている」というのも付け加えました。
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なので、「第2庁舎取得が最適解かどうか」を調査・審査を経て判断します。

経緯からして市民への説明なしに進めることは適切ではないと思います。今回の市長の進め方は納得いく理由が今の所全く見当たりませんが、今回の“緊急性の妥当性”についても質疑したいと考えています。

基本的にこのスタンスは特に変わらず、これにて全員協議会に臨みたいと思います。

ここ1週間寝不足で頭の回転が悪くなっているので、今日は久し振りにお休みを頂き、家族で少しお出掛けしてきました(子どもが日の出とともに起きるので寝不足は全く解消されませんでしたが…)。





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