【LPについて】
作曲:J.S.バッハ
曲名:管弦楽組曲第2番ロ短調 BMV1067 (19:13)
管弦楽組曲第3番ニ長調 BMV1068 (20:32)
演奏:バウムガルトナー指揮、ルツェルン音楽祭弦楽合奏団
ニコレ(fl)第2番、ギィ・トゥヴロン・トランペット隊(tp)第3番
録音:1977年11月 スイス Reformierte Kirche Seon
CD:K15C-9003(レーベル:Eurodisc、発売:キング・レコード)
小編成のオーケストラ演奏ということで、引き続きバウムガルトナーとルツェルン音楽祭弦楽合奏団の演奏で、バッハの管弦楽組曲を聴いてみました。
学生時代に買ったレコードを聴いてみる…⑥
【演奏などについての感想】
バウムガルトナーといえば、ブランデンブルグ協奏曲のLPが評価されていました。そちらも、廉価版になっていたので、1枚買った記憶もあります。バウムガルトナーはバロックからモーツァルトくらいまでの時代の音楽の録音が主だったでしょうか。バロック音楽名曲集的なCDも確か持っていたような…。これといった印象はないのですが、当時のスタイルのバロックの標準的な演奏ではないかと思います。バロックは他の演奏をあまり聴いていなかったので、意外と自分的にはバロックの合奏の演奏の標準になっているかも…。
バウムガルトナーは、シュナイダーハンに師事し、ヴァイオリニストとして、ソロや室内楽で活躍、その後シュナイダーハンとともにルツェルン音楽祭弦楽合奏団を立上げて指揮者に就任、さらにルツェルン音楽祭の音楽監督を長く務めました。このあたりは名プロデューサーということでしょうか?
さて、この録音の印象としては、残響が目立ち低音が広がって少々重い感じがしました。明るいけど重い感じというと変ですが…。雰囲気はあるのですが、クリアな音を聴き慣れた今となっては、少し古く感じます。演奏も、少し前の時代のスタイルのバロック音楽を聴いている感じで、それは懐かしく聴けるのですが、今やこの時代の音楽の演奏は百花繚乱で、バロックの演奏に対する印象も、随分変わったように思います。聴きどころとしては、第2番のバディネリのニコレのフルートでしょうか。第3番のアリアは流石に美しい演奏でした。
第3番の序曲。荘重な演奏ではありますが、冒頭の音型がリヒターなど、よく聴く演奏とは扱い方がかなり違う印象です。
第2番の最後のバディネリです。ニコレの妙技が聴かれます。
せっかくなので、第3番のアリアを貼り付けてみました。
購入:1980年代前半、鑑賞:2024/12/17
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