トロントより
おはようございます
この事件を契機に、危険認定犬の飼い主の責任について議論が過熱しています。
公園内で犬の侵入禁止となっていた子供の遊び場Playgroud内で危険犬認定を受けていた犬をリースから放して、遊びに来た9歳の子どもに大けがをさせた事件。さらに、その場から逃げるという最悪の行動に批難が集中しています。
傷害罪をはじめ多くの罪状で起訴されましたが、裁判所出廷後即時保釈されました。
この記事は、読者意見欄ですが、危険認定犬で人に怪我をさせたら、その飼い主は刑務所に禁固にすべきだという意見です。
危険認定犬となったということは、訓練・躾が十分でなく、また管理も不充分・不注意であったということですので、再度人に怪我をさせたとなると犯罪に相当すると言う意見は理解できますね。それだけ、犬の飼い主の責任は重いということでしょう。
一方で、行政の不充分な対応も問題となっています。
Pit Bullsという犬種があります。テリアとブルの交配種と言われており、いくつかの系統に分かれているそうですが、総じて躾が難しく、また狂暴な性格も持ち合わせているようです。
オンタリオ州では、2004年に2匹のPit Bullsが駐車場で25歳の男性を襲い大けがをさせた事件を契機に、Pit Bullsの所有・飼育、繁殖Breeding、譲渡が禁止されました(Dog Owner's Liability Act)
州内でPit Bullsを見つけた場合には、たとえその犬に噛みつき襲撃歴がなくても、州外への移送、研究施設への譲渡、もしくは安楽死としなければならないことになっています。
しかし、この法律が制定施行されてから20年。未だに州内でPit Bullsを見かけることがあるようです。違法な繁殖ビジネス、他の種との繁殖、そして州政府の取り締まりの甘さが指摘されています。こうした繁殖ビジネスが残っているということは、それを欲しがる飼い主がいるということでしょう。
今回の事件を受けて、今後飼い犬への規制強化が検討されるのは間違いないでしょう。
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(1) Good Fridayの紙面がGAZAへの救援支援関連
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