トロントより
おはようございます
留学生の急増で住宅不足、フードバンク需要増、そして不法滞在、アンダーグラウンド労働者など様々な問題に影響が出ているようです。
コロナ明けには学生ビサ申請が急増し、それまでの滞留分と併せ、ビサ発行全体にも遅れが出ています。
また、留学申請においても、不正、偽造などが横行しており、詐欺を行うエージェントも存在していることから、カナダ政府では、留学生受け入れを大幅に制限することを発表しています。最大３５％減となる数字が出されており、人口比で州毎に受け入れ枠が配分されます。
現在カナダ全土で１５００を超える教育機関が留学生を受け入れていますが、その配分次第では学校運営が行き詰まるところが出てくるのは必至です。
この記事では、こうした発表前に、政府内で配信された文書が取り上げられています。
その文書によると、７つの観点からカレッジ、大学、専門教育機関を評価し、Trusted Insitutions 信頼できる教育組織であるかどうかを見るとされているようです。
その７つの観点とは
・最初のプログラムにとどまっている学生の割合
・予定通りの期間で終了・卒業している学生の割合
・留学生学費が総収入に占める割合
・途上国からの留学生に支出する奨学金の金額と割合
・メンタルヘルス、就職相談、移民相談などに費やす金額と授業料との対比
・学校が管理する住居に住んでいる留学生の数と割合
・留学生が多いトップ１０のコースにおける教員―学生比率
こうした観点で学校運営を見ることで留学生を受け入れるに値する教育機関かどうかを見ようという取り組み案ですが、数字で見ることができ非常によい考え方ではないでしょうか。学校にとっても改善点が見えて、運営改善に取り組むことができます。
これも”見える化”の手法だと思います。
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＜このブログではニュースをご紹介していますが、筆者が紹介したいと思うものを選んでおり、全ての記事を公平平等にご紹介しているものではありません。文中意見は筆者個人のものであり、同意できない方と議論するつもりはありません＞
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年お