・・・・・・・KAKUTAの桑原裕子さんのデエトブログがいずれは引っ越しするお部屋です。 -2ページ目

写真で振り返る2019/下半期

《7月》すきまのハワイと、ねこはしる稽古

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つかの間のお休み。白で揃えた母と私。

ほんとは北海道に行く予定だったのが、ハワイにしちゃう!?って結局お馴染みの場所に、お馴染みの面々で。2019年は遊びの旅行がこの一回しかなかったな。

 

ハワイに行くと絶対に行ってしまう手づかみシーフードの店。

カニやらエビやら貝やらを、コーンやソーセージと一緒にガーリックバターで味つけして、ビニール袋でぼかーんと出てきて、手づかみで食べるやつ。

新宿にもあるんだってね、行きたいわー。

毎年行ってるんだけど、ついに今年、気づいたことがあります。

私、ほとんどソーセージばかり食べてるわ。

(だからほんとは手づかみ肉の店に行きたいんだと思う)

 

そして、「らぶゆ」熱も冷めぬままに、あっという間に「ねこはしる」の稽古が始まった。

歌手の花れんちゃんが稽古お休みの日に、たまたま遊びに来てくれた中村中ちゃんが代役をしてくれたとってもレアな一枚。

 

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でも、「森のこだま」って役なんだけど、中ちゃんがやるとなんだかマレフィセントっぽくて、別の作品に思えた・・・そういうバージョンも見てみたくなりました。

《8月》ねこはしる4都市ツアー!

imageそしてはじまった豊橋から福井、春日井、最後は宮崎をまわるツアー!

こちらは明かり作りの様子。

 

ともかく、本番やって、

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飲んで、

 

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本番やって、

 

食べて、

 

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食べて、

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食べて(どんだけ)、

 

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食べた(私と花れんちゃんとペテカンの添野豪は同い年トリオ。よく一緒に食べた。とにかく食べた)

 

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もちろんちゃんとリハもやって

(ピアニストの扇谷研人さんが参戦した福井スペシャルバージョン最高だった)

 

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遊んで、

 

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まだ飲んで(しつこい)・・・

いいのかな?っつうくらい、夏とご当地グルメを満喫し倒したツアーでした。

 

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ナバホ族の首長、イ・ギータさんも大満足(本番中骨折してたけど)

 

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そしてじつは食あたりで病院に連行されたりもしたねこはしる一同。

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「ねこはしる」はいつものKAKUTAと違う、子どもたちに向けた作品なので、どっさり、子どもに会えました。

子どもが笑う声ってなんて元気が出るんだろ。

特に、「たのかんさあレンジャー」でもお世話になったメディキット宮崎芸術劇場で、客席がほとんど子どもだけ!という回をやらせてもらったのはしびれた。

観劇後、ハイタッチでお見送りしていたときに、言葉も言えないほど泣いたらしき男の子が、目に涙をいっぱい溜めて見上げた顔が忘れられない。

 

あの子はいつまでこの作品を、憶えてくれてるかしら。

 

 

おそらく「ねこはしる」は、これからもKAKUTAが続けていくライフワークになることでしょう。その時にまたみんなで集まろうね。

 

《9月》「ひとよ」完成!

 

初号試写というものに生まれて初めて行きました。

恐ろしく仕事が早いうえにあのクオリティをたたき出す恐ろしい才能の白石和彌監督と。(私は治療中の歯が腫れているので頬を隠している)

 

感無量・・・といいたいところなのですが、正直自分は何もやってないので、ただただぼっかりと口を開けて見ていた。

自分の体験を追体験してるような瞬間が何度もあって、震えました。

そして自分がかつて書いた台詞を、田中裕子さんが、言っている。

この事実よ。

「おしん」で泣いていた子ども時代の私に教えてあげたいと思ったけど、その頃の私は感激する脳みそもまだ持ち合わせていなかっただろう。

 

完成披露試写会というものにも初めて行きました。

むちゃくちゃいいVIP席に通されて戸惑う桑原家。

両親が嬉しそうでこの写真を見ると泣きたくなる。

監督、プロデューサーの皆さん、

親孝行させてくださって本当にありがとう。

《10月》『忘れてもらえないの歌』開幕!!

オープニングナンバーを飾った私たち(嘘)。

バンドの皆さん、本当に本当にかっこよかった。

 

 

竹口烏龍茶(鳥はいりません)くんの発案で、楽屋でセッションがはじまった!

 

みんなで思いつくままにギターを弾き回したり、ブルースを歌ったり。

キャストもふらっと参加しては、スタンバイに戻っていく。

ついに座長もまじるプレミア感。クッソカッコイイ。

ピアノの井高さんがゴミ箱をカホンのようにたたき出したのがまた痺れた・・・!!!

そんな一同の様子を弾けるようなニコニコ顔とキラキラの瞳で見つめていた最年少のまさやを見つめる私の心には、

♪なんでこんなにかわいいのかよ~

孫という名の たからもの~

大泉逸郎『孫』が流れていましたよ。

 

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衣装合わせの私とスレッガー中佐。

高山のえみちゃん、衣装をまとった姿はもちろん素敵だけど、稽古場でいつもの黒髪のままで演じるスレッガーも、とてもセクシーで美しかった。

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ケツ顎が色っぽいイケメン。

芝居の現場に一人はいる笑い上戸のことを「ゲラ」と呼ぶんですが、

この方は稽古中も本番中も、トップ・オブ・ゲラでしたね。

 

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主婦の役が兵士役よりハマってしまうお馴染みのかんこ(久保貫太郎)と、

どちゃクソいい子の木竜麻生ちゃん。

劇中、まいちゃんとアイドルデュオで組んで闘ってるとき、何度も顔見合わせて吹き出しそうになった。

 

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この写真は別日ですけども、先日ね、みんなで「忘れてもらえないの歌」の忘年会したんです。

一足早いクリスマスって感じで、「家にあったまだ使ってないもの」という縛りでプレゼント交換してすごく面白かったんですが、みんななにがしかの袋に入れていたのに座長のプレゼントだけむき身で持ってきていて、プレゼント回してるあいだじゅうずっと、恥ずかしそうに下向いてるのがおかしかったです。

 

福士誠治パイセン(けん玉の達人)が見事な宴会部長でそれはそれは盛り上げてくれましてね。

いつでも気軽に集まれるメンツじゃないだけに、本当に有り難かったです。

 

imageこの舞台で、この姿で、私は何回「金玉」という台詞を言ったでしょう。

 

『忘れてもらえないの歌』に出られて、福ちゃん(福原充則さん)の舞台に出られて本当に嬉しかったです。

ずっと、演出席の彼を笑わせたいという情熱1点絞りで私は燃えていました。

 

オニヤンマ、君にまた逢いたい。

《11月》忘れてもらえないからの荒れ野!

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『忘れてもらえないの歌』終わって息つく間もなく、『荒れ野』の稽古が始まった!

大所帯の巨大なチームから、今度は6名のミニマムなチームへ。

KAKUTAやねこはしる、忘れてもらえないの歌・・・今年関わった座組にもいろんな色があるけれど、この大人な座組はいちばん稽古場が静かで、でもいちばん演劇論を交わした座組で、その熱たるや、どの座組にも負けてなかったと思う。

 

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ステージナタリーさんが撮影してくれた稽古風景。

ケン一役の中尾諭介氏に鍋の蓋の取り方を指導する小林勝也氏。

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まだ鍋の蓋問題。(どういう顔で人の話を聞いているのか)

 

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まだ鍋の蓋!

ていうか、蓋の取り方ひとつでこんなに真剣なはずないと思うでしょうけど、

まじで、これ、どうかと思うくらい真剣ですから!!

 

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愛すべき女ふたり、藍子ちゃん、路子ちゃん。衣装合わせ一枚。

普段きれいな女の人が、ちょっとだらしない、ふざけたパジャマとか着てるの、私はグッときてしまうのですが。

皆さんはどうですか。そんな癖ありませんか。

増子さん、加奈子さん、この二人の女性を見ていると、なんというかフランスみたいというかさ、いい女はいつまでも何歳でもいい女だってことを、思うんですよね。

《12月》「荒れ野」開幕~!!

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豊橋PLATに移動して劇場稽古。

「ちょっと軽く流しましょうか」くらいのときに、めちゃくちゃ面白い芝居をしたりする。

皆堪えきれず笑いだしてしまうときがあるんだけど、そんな瞬間も含めて空気感が出来上がってて、特に平田満さんが吹き出してしまうときは、良い稽古になってるなあという感覚があったりして。

 

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ものすごく生々しい舞台美術。

小林勝也さんがオープニングでこのどてらを羽織る瞬間が、とても好きだった。

 

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無頓着な生活をしている人の部屋、という設定なので、飾り棚に相応しくない物が入っている。ガラス戸を開けると広告がグチャ、とヨレるのも美術家・田中敏恵ちゃんの細やかなこだわり。

 

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小道具がやまほどあって実はとっても忙しい舞台袖。

 

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私が昔住んでたアパートの写真みたい。

 

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劇中食べていたキャベツと魚肉ソーセージとお麩の豆乳鍋。

中の具は初演時から皆で相談して決めたもの。

私も普段から大好きでよく買っているミツカンの「ごま豆乳鍋のもと」がとてもいい仕事をしていた。

芝居の中では豆乳鍋にトマトジュースを入れて「トマト鍋?」なんて台詞があったんですけど、私、実際には試したことない。
アレ美味しかったのかな?(無責任)

 

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みのすけさんが奥様と一緒に来てくれた豊橋初日。

 

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全員同じキャストで二度目の機会をもらえるなんて、普段はあまりないことで、でも座組全員で『悲劇喜劇賞』をもらったから、どうしてもこのメンバーでやりたくて。本当に有り難かった。

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二年前もやって、随分話しあって、作って、それでもまだ「もっとやれた気がする」と言って臨んでいたキャストたち。KAKUTAの多田香織もめらめらと燃えていた。

 

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「終わることを知らない芝居」というのが、いちばん幸福な演劇だと思う。

 

というわけで、豆乳鍋のもとくらい濃密だった2019年も終わります。

大変で、とっても良い一年でした。

 

来年はどんなお鍋になるかしら?

味わい深く、舌触り愉快な、面白い鍋にしたい!!

いろんな具が入ったやつ!

味つけはやっぱり濃いめで!

なのにヘルシーで!!

美味しい、美味しい鍋を作ります!!!

それではみなさまも、良いお年を!

 

写真でふりかえる2019

みなさんこんにちは。
久し振りにアメーバブログを開いております。
 
2019年、令和元年。
今初めて自分で元号を打ち込みました。
まだ全然、慣れないものですね。
 
昨年は今思い返しても、あーっ愉しかった!と思うような遊びの一年だったんですが、今年は一年で三年分みたいなやたらに密度の濃い一年。

そんな年の締めくくりに、クリスマスに財布を置き引きされるという事態になっちゃったもんだから、カード全部止めて朝から銀行で年末年始のお金下ろして免許作り直して、ああもう、サンタさんてやっぱりいないのかな、いやもしかしたらアタシがサンタさんなのかな(町田のファッションビル・ジョルナで財布を取ってった女性にとっての)と、遠ざかる鈴の音に消えた銭のチンチンチーンという響きを重ねていた次第でして。

 

ボンヤリ生きてちゃいかん。

 

早足で賭け去ろうとする2019年(と私の財布)を振り返り、こりゃ備忘録を残しておかないとーーっと思い立って書いてます。

 

というわけで写真で振り返るわたしの2019。

私用なのでまともな文章になってないと思います、予めすみません。

その月の代表的な写真を選んだら劇場や呑み屋の集合写真とかばかりになっちゃいそうだから、自分が後で見返して愉しいようにちょっとハズしたやつを選んでみた。

 

《1月》 「リスタート、KAKUTA」

 

休団をついに終えて心新たに始まったKAKUTA。

1月は新メンバー交えて早速6月公演「らぶゆ」のチラシ撮影から。

これはテスト写真。何だこのロケーション。

 

 

チラシの元になったトンネル写真。

客演さんが来る前の試し撮りなんだけど、この写真も結構好き。

もっと年取ったら見返したいな。とにかく寒かったこのトンネル。

 

これが新生KAKUTAの一同。
KAKUTAのチラシは2014年くらいから「ロケ地がだいたい町田」「撮影の控え場所は私んち」というのが定番になってるのだけど、今回一気に賑やかになって部屋がギュウギュウ!
もう一度書いておこ。
これが新生KAKUTAの一同です!

 

 

《2月》宮崎滞在生活う~

 
滞在一日目のホテルにて。
何でこれ撮ったのかも思い出せないし、心底どうでも良い写真なんですけど、案外後で思い出して、ああこの年、こんな顔してたっけって懐かしく思うかもとか・・・思わないか?
 

 

 
 
宮崎のスーパースター・ペテカンのまこっちゃん(本田誠人)が、奥様の泉ちゃんと一緒に宮崎を案内してくれたよ。
嬉しかったなあ。
わたしとまこっちゃんはもう出逢って20年近くになるけれど、東京にいたら、遊ぼうよーとはなかなかならないもので、だからこういう時間の特別さは沁みる。
空の青さを知る人よ、まこっちゃん。
今やテレビで見ることの多い矢柴さんとも、知り合ってずいぶんになるのに初共演。
お互い頑張ったよね、本当に。

 

 

 

 

宮崎の冷や汁食べたいって言ったら、まこっちゃんが連れてきてくれた!

 

 

こちらが田の神様、「たのかんさあ」です。

ちょっととぼけた顔してる優しい神様なんだって。

 

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そんなたのかんさあを完全に再現してる皆さん。

 

 

 

そして、読売文学賞の授賞式。

宮崎から一時帰省してパーティーに行ってきた!

悲劇喜劇に掲載していただいた『荒れ野』が授賞しました。

 

 

 

 

キャスト&スタッフがほぼ集まってくれたアフターパーティ。

こうやってまた集まれること自体が授賞のご褒美だなあ、と思いました。

 

《3月》「らぶゆ」構想中・・・

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この時期、執筆期間だからほとんど写真を撮ってない。

取材旅行でも行こう、と急に思い立ち、一人車で茨城や福島に行ってみた。

 

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「らぶゆ」と何の関係もない、大洗でひとり、魚貝を食べる。

この年映画化された「ひとよ」を小説にする前だったので、この辺りを見てみたかった。

けど、ただ魚貝を食べただけである。

 

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ひとつもあらすじを考えない状態でブラブラ出かけた福島。

福島県鮫川村は母方の田舎で、ここはおばあちゃんちから車で少し行ったところにあった廃墟。

 

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何の収穫も期待してなかったんだけど、何気なく撮ったこの写真が「らぶゆ」の舞台そのものになりました。

 

《4月》「らぶゆ」執筆中・・・

 
 

 

執筆真っ盛りのこの時期は、いよいよ写真がありません。

記憶もほとんどありません。

が、宇多丸さんのTBS.ラジオ『アフターシックスジャンクション』に出られたのは、台本書けてない、出かけてる場合じゃない、と焦りつつも嬉しかった出来事。

 

《5月》「らぶゆ」稽古&「ひとよ」撮影に参入

 

 

 
稽古の合間に「ひとよ」の撮影に参加。
図々しくもあたくし、スナックのママさん役(安定の十八番)で出していただきまして、劇団員もチラッと出してもらえることに。

 

 

 

 

若狭先輩の嬉しげ(誇らしげな)顔よ!!!

森崎健康の衣装(自前)!!

 

 
何で泣いたか、ある日の号泣稽古。

 

演技でもなく、冗談でもなく、本気で泣いている細村雄志。

《6月》そして「らぶゆ」

 
茨城で撮ったあの看板も舞台上に完全再現。
多田の稲作ファッションがカワイイ。

 

 

 
こうして見返しても、なんと贅沢な面々だろか。
再開して良かったねKAKUTA。
 
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本当に愛しい作品が出来たよ。
この写真を見てもグッとくるし、すぐやりたいなと思っちゃう。
タイトルに恥じぬ「らぶゆ」を込められた気がしますよ。
 
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そんでもって上半期の終わりにこんな撮影もあったのでした。
「忘れてもらえないの歌」のPV。
ついにはじまるなあと、作演の福ちゃん(福原充則さん)に再会したときはちょっと浮き上がるほど嬉しかった。
 
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綺麗な着物を着せてもろうた。
写真家さんが「綺麗だ。うん綺麗だ」と撮りながら言ってくれて、ひとの言葉を真に受けやすい私に魔法にかけてくれたのです。
この頃から、オニヤンマの着物は緑色だったのね。
で、ご覧になった皆さんはオニヤンマが既にどんな人物かよくご存じでしょうが、
このとき私はまだ、

すごくいい女の役だと思ってましたよね。

 
(下半期に続く)

 

おなじみのやまいなので

 

あけましておめでとうございます。

 

・・・と、書くのがとっても変な気がするほど、もう私の心はお正月から離れ、冬からも離れ、日が長くなってきたなあ、と思いながら窓を開けるとムウッと湿気た空気が入り込んでくる初夏くらいの季節を想っています。

 

このブログもすっかり時間が止まってしまっているから、そのくらいで良いかもしれない。でもともあれ、お久しぶりです。

あけましておめでとう、私のブログ。

 

 

このところ、いつもの病が始まっていた。

病というのは、なんのひねりもなく称するに「肝腎なこと逃げ病」と言い、

やらなきゃいけないことが眼前に迫ると、そのための心構え、とか、前準備、

などと言い訳をしてひたすら映画や本をむさぼるというもので、

いかにしてパソコンの前に座らないかを浅知恵絞ってひねり出すやまいのことだ。

それは、本や映画だけではなく、熱心に洗濯機を回したり、掃除をしたり、風呂を磨いたり、唐突に米を三合炊いておにぎりを大量につくりラップをしてジップロックして冷凍庫にしまう、みたいなことも、結局はパソコンの前に座らなくて済むための口実に過ぎず、この病を通り抜けると「いつ何時も眠い病」というのがやってくるから、

本当に私は書き仕事に向いているのだろうかとほとほと考え込んでしまう。

とはいえ、猫のお腹に顔をうずめてさめざめと泣く、「猫うずまり病」まではまだいってないので安心していただきたい。

 

 

ところでさっきから、関係ない写真が延々と垂れ流されているのは、去年多田香織が作成したKAKUTAカレンダーを完売させたく、Twitter上で販売促進ツイートをしようと古いKAKUTA写真を漁っていたときに出てきた劇団関係の古い写真たちで、載せどころがなくなったから浮遊してる。本文とは特に意味はありません。

 

 

ちなみにこれはイギタのなっちゃん初登場時の2009年「さとがえり」。

初々しいね。

 

 

「南国プールの熱い砂」(2004年)やら、

 

 

「北極星から十七つ先」(2005年)やら、

KAKUTAってつくづく、夏の芝居が多い。

夏が好きだからだ。

夏は、音が多いから好きなんだろうと今思った。

虫の音、海の音、高校球児の音、風鈴の音、かき氷の音、縁日の音。

音にならない、胸騒ぎの、音。

 

ヤンママか

 

 

この先も意味のない写真が延々と続きます。

 

 

しかしだ。

 

「肝腎なこと逃げ病」にはいつだってタイムリミットがあり、

結局のところ、いつだって自分で病を切り上げる、という行為をしてきたのだ。

近頃では伸ばしに伸ばしてギリギリ許してもらえるまでやまいでありつづける、という行為をしてきたけど、そういう自分にほとほと飽いてきたので今、パソコンの前で何かを書き散らすという行為をしてみようと思った、そうしたはけ口が、いつだってこの、アメブロちゃんなのです。

 

なので読まなくても良いですよ、いつだって無駄に長くて、意味がないんだから。

 

 

一番好きな作家の本、桐野夏生の小説を一気に4冊、読んだ。

じっくり連載で書き上げた小説を、こんな風に一気にむさぼるのは、本当は失礼な行為であるように思う。新作の単行本を待って、じっくりゆっくり読むのが良いのだと思う。だけど、桐野夏生の小説は、いつも中毒のようにさせて、深い渦の中に引きずり込み、一度その穴に入るとなかなか抜け出せなくなるので、いっそ、どこまでも潜ってしまえという気分になるまで、新作が出ているのを知っても、あえてその時を待ってしまったりする。

 

 

それで、「路上のX」という小説を読んでいるときに、アイドルの女の子がファンと称する男二人に襲われかけたという事件をTwitterで読んだ。

 

小説は行き場のない孤独を抱えて東京の町をサバイバルする女子高生の話。親切にしてくれていると思っていた大人の男に騙され、思いも寄らぬ者に強姦される。突然、一生消えない傷を負わされ、何かを損なわれ、無垢に生きてきてしまった自分自身をも恨む。

男への恐怖も憎しみも募るけれど、それ以上にすさまじい孤独に襲われる。

助けてくれる人がいない孤独。

誰を信じていいのかわからなくなる孤独。

この怖さを、この傷を、この痛みを、この憎しみを、この怒りを、この哀しさを、

この先、本当の本当に、自分と同じ地平では

理解してくれる人がいないんだろう、と知る孤独。

 

 

アイドルの子は口を押さえられてどんなにか怖かったろう。

どれほど恐ろしく、孤独な夜が続いたろう。今も続いてるだろうか?

これまでどれほどの女の子が、こんな孤独に晒されたのだろうと思うと、

小説と現実世界が被って、嗚呼、と顔を覆いたくなった。

 

 

20代の頃、ぶらぶらと近所の定食屋に向かう途中だったか。

原付に乗った男に道を尋ねられて、答えていたら、

突然胸をギュッとわしづかみされた。

アッ、といったきり愕然として言葉も出ずにいると、男は悪びれず、

「ごめんね、ノーブラだったから」といった。

原付で走り去る男に急いでサンダルを投げたけど、

虚しいくらいに飛ばず、すぐ近くでぺたんと落ちて、

強気に振る舞おうとなんか叫んだけどそれも声が出なくて、

Tシャツの胸を押さえて震えてる自分だけが残された。

善意をもの凄い悪意で返された衝撃で、どうしていいかわからなかった。

 

そして私はこのことを、長らく、長らくの間、

「ノーブラで歩いていた私が悪かったのだ」と記憶し、心に仕舞っていた。

当時付き合っていた人に報告したとき、

「そんな格好で歩いてたのも悪い」と言われたんだったかもしれない。

今でもこれをどこか狼狽しながら書いてしまうのは、やっぱり、

無知で無防備で・・・だらしなく暢気で、愚かな自分がいけなかったんだ。

と思ってしまう自分が、まだうっすらと、いるからだ。

 

でもね、私はTシャツを着ていたのですよ。

わたしがもし、真っ裸で、

「どうぞ、ぞんぶんに私の胸をわしづかんでいってください」

という札でも下げてたんならまた別でしょうけど。

でも、だぶだぶの黒Tシャツに、そんなことは書いてなかったですよ。

いや、たといそんなパンクなメッセージTシャツを私が着ていたとしてもですよ?

見ず知らずの人の乳を、いきなり掴んでヨシなんて、あるわけないですよ。

 

でも、でも、でも。

自分が油断してた、愚かだった、浅はかだったと、自分を詰ってしまう。

その男、初めは本当に道を尋ねたかったのだろう。

私の格好を見て、アレッとなにかに気がついて、

突然目的が、変わったのだろう。

そうさせたのは、私が、ブラジャーもつけずにあるっていたからだ。

もしも、被害に遭った!と騒いだら逆に叱られるんじゃないか。

こんなことくらいで騒ぐな、とか、お前にも非があったろうとか、

非難されて、軽蔑されて、また傷つく予感がする。

 

だから、私は悪くないと主張するというのは、本当に、本当に、

本当に本当に本当に大変なことなんですよ。

 

被害に遭った彼女の、そして小説の中にもいた彼女たちの

恐ろしいほどの孤独な夜を、どうしたら終わらせられるのだろうと考える。

間違っても、理解の足りない大人が、

「時間が解決してくれるよ」なんて言わんでほしいなとおもう。

そんな誤魔化しかたをしたら、茫々と闇が広がっていくばかりだ。

孤独というのは、泥みたいにひっかぶるものじゃなくて、

風穴を開けていくのだから。

 

 

そういや

昔、地元のTSUTAYAを出てきたとき、

チャリに乗った高校生か中学生の子に、

「あの、セックスしてくれませんか」といきなり言われた。

「え、いやです」と答えたら、少年は素直に

「あ、わかりました」と言って帰っていった。

 

アレはなんかの罰ゲームだったんだろうな。

 

バカタレ!

海越えの花たちにむかうまで。

 

今日はなんだか、ずうっと劇団について考えていたのです。

いや、もちろん地震のことは考えました。

どうか大阪の皆さん、不安な夜を越えて、早く穏やかな日常が戻られますように。

 

劇団のことを考えてました、と書きましたが、

すいません、W杯のことも考えました。

すいません、すこしだけ、AKB総選挙についても考えました。

ほかにもいろんなこと考えてたや。

かっこわる。

 

意味のない写真

 

劇団のことを考えてしまうのは、やはりまもなくてがみ座の舞台が始まるからで、

脚本を書いている長田育ちゃんが、稽古前に手をペンキだらけにしながら小道具を作っていた姿を何度も何度も思い出してしまうからで、

劇団員の実近じゅんじゅんが役者以外の作業でも頭を悩ませてたり、

箱ちゃんやキシケンが常に走りまわってたり、

みかちゃんが毎日客演の私を気にかけてくれたり、そういう姿を見るたびに、有り難いなという気持ちと一緒に、KAKUTAのことを思うのでした。

 

 

 

いきなり話題が変わるけど、ワタクシ来月から一ヶ月間、国外を出て旅をするのです。

セゾンのサバティカルという助成を受けまして、ありがたいことに、アメリカ大陸を横断し、フランス、スウェーデン、フィンランドを廻る、「休暇・充電」をさせていただくことになりました。

 

関係ない写真(サブリミナル効果)

 

今、稽古とへ移行しながら、国際免許を取ったり、航空券や鉄道のチケットを取ったり、レンタカーを借りたりバックパックを買ったりして、静かに旅の準備を進めています。

一ヶ月、廻るところは結構めまぐるしくて、なんだかんだ現地や日本の友人と一緒に旅をさせてもらう予定にもなっているのだけど、それでもひとりで、ひとりきりで、旅をする時間もそこそこあって、よく考えたら仕事以外で私が一人旅をしたことなんてほとんどなくって、なのに何でできる気になってたんだろ?と思うくらい、今さらに無謀な計画だった気もしたりして。

だけどきっと、この旅が、この一年半劇団をお休みした充電期間の集大成なのだと思うし、この度を経てのKAKUTA新章突入だと思うのです。

 


そんなこと微塵も考えてなかった昨年頭↑

 

アメリカ横断で廻るところがいくつか神秘的な場所なこともあり、運命、なんてものについてこのところ想いを巡らしたりするのですが、そうして考えると、この一年半で私が出逢った舞台というのは、何もかも必然というか、全てがこの充電期間でしか味わえない、そして新章に向かって私がリボーンするための学びであるような気がしてならないのです。

え、なにすぴりちゅあるなこといってんのって?

大仰なこと言っちゃっててんのかってか?

 

深夜のブログって、そういうものじゃないんですかーあ?(やなかんじ)

 

3〇〇で、上にはどこまでも上がいると言うこと、女優として目標にしたいと思う方たちと出会えたこと

 

俺節で、何万人のお客さんの中で商業とかそんな枠を越え素晴らしい芝居が生まれる瞬間に立ち合うことができたこと

 

 

 



荒れ野で、俳優と同じ目線で意見を交換し合って作品を構築する経験ができたこと

 

彼の地2で、新しく劇団を作るような経験をさせてもらえたこと

 

そして、てがみ座で、自分の役でも自分の役以外でも、これでもかってぐらい胸が震えて何度も稽古場で涙したこと、そんな作品を劇団が創っているということ

 

演出家として、作家として、俳優として、この一年半経験したことを旅のあいだ、考えるなり忘れるなりしていろんな場所を見て、触れて、あるいは何も得られない場所があったとしても、そんなこともひっくるめて全部、KAKUTAに持ち帰りたいと思うのです。

あの作品のように俳優たちと対等に向き合ってみたい、あの舞台のように恐れず冒険をしてみたい、あの劇団のように劇団員を愛してみたい。

 

 

まーた恥ずかしいこと書いててすいませんね!

ちゃんとW杯も横目でチラ見するくらいの余裕で書いてますから!

今ベルギー得点したからね!!パナマ頑張れ!

 

というわけで、わたしの充電期間も残りわずか。

純粋に俳優として立つ舞台は、今年はこのてがみ座のみでございます。(たぶん)

「海越えの花たち」の中には、歴史的な悲劇や、国際問題など、ためになる情報はたくさんあります。

で!も!育ちゃんが描いているのはそんなことじゃあ、ない。

人の息吹なのですよ。人と人が交わって結びついて変容して道を刻んでいく有様なのですよ。

私たちは常に人に創られ人に動かされ人によって変容する生き物だということを、こんなに哀しく美しく逞しく書いている芝居を、わたしゃあ皆さんに観てほしいんだす!!!

 

・・・ということを書きたいがためにこんなにも長文になってしまいました。

あと、雑に写真を盛り込んだら石原真理子さんのブログみたいになっちゃったよ。

 

お休みなさい。

「海越えの花たち」、お待ちしてます。

行こうかな・・・って気に少しでもなったなら、Twitterでも何でも良いので、私に連絡してくださいね。

 

 

KAKUTA劇団員募集

 

そろそろブログを書く余裕が待たなくなっていくのではないか・・・という嵐の前の静けさを感じながらも、書けるうちは書こうという今、このお知らせだけは一度自分の言葉でしておかねばと思ったのが、

はい、KAKUTAの劇団員募集です。

 

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この写真は2016年撮影。皆さん、あまりお見知りおきでないメンバーもいるでしょうけど、ここにいる13名はみんなKAKUTAの俳優部の面々でございまして。

就職や出産を機に現場を長く休むことになったりしたメンバーは普通退団という風になるんでしょうけども、なんかの折にひょいっと復帰する可能性もあるしね、ということで、今も「other members」として名前が残っています。

 

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(今はまさかの医療系で働いている、かつてKAKUTAのバカ坦代表、横山と馬場)

 

 

最近では、佐賀野雅和が自らの経営する居酒屋ハ印(美味いよ!)の仕事に集中するとして俳優部から退いたわけですが、これもまたなにかの折に顔を出す可能性も込めて、劇団プロフページに残っております。

 

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(なにかの折の一例。劇団を辞めた人ももれなく参加する茶番)

 

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(元劇団員の原扶貴子もご時世的に物議を醸しそうな黒塗りで)

 

 

そしてつい最近、このメンバーに、韓流スターを思わせる期待の最年少・谷恭輔が入団しまして。

あらふぉー劇団に唯一の20代。同期がいないのカワイソス・・・なんて思いも込めて、新劇団員募集が始まったわけです。

今KAKUTAは、絶賛活動休止中だというのに。

 

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ええ、もうここにも何度も描いてますが、KAKUTAは今はじめて長めのお休みなるものをいただいています。

絶えず年に1~4回の公演を毎年行っていたのだから、ほんの一年半くらい休んだって世間的にはどってことないんでしょうが、わたしたち的には結構、でかいことだったりします。

 

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成長というものが、「大きくなりつづけること」だとするならば、劇団というのはつい、動員数とか、劇場サイズとか、公演規模、というものに合わせて考えてしまいがちで、ここ数年のKAKUTAもそこにたいして頑張らねばという力がちょっと神経質なまでに入っていたように思います。

 

「もっと大きく、立派なっていかなくては」

 

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【愚図(2016) 以下撮影全て/相川博昭】

 

KAKUTAはいわゆる「ブレイク」みたいなものを体感したことがなくて、

 

「あともうちょっとで来るんじゃね?」

「そろそろ来るんじゃね?」

「もう来てるんじゃね?」

「来るのかな?」

「ブレイクってどこに売ってるのかな」

 

と、このように、わかりやすいうまみを感じぬままやってきたのですが、そうはいっても亀の歩みで、賞をいただいたり、地方公演ができるようになってきたりと、少しずつ成長を積んできた感はありまして、せっかく育ってきたのだからと一丁前に失敗を恐れたりもするようになっていました。

 

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【ねこはしる(2016)】

 

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【アンコールの夜/女の夜(2016)】

 

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【アンコールの夜/男の夜(2016)】

 

本公演に気合いが入りまくっていく一方で、なんか楽しいこともやりたいと思ったりして、「二時間ある三本立ての朗読公演をいっぺんにやる」みたいなムチャもするわけですが、我々も結構いいお年。

楽しい分だけ時間も体力ももの凄くかかる公演、昔のように「おもしろは(アコムとかに)借金してでも買え」っつうわけにもいかず、

 

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「夕食どうする?お金ないけど!」

 

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「小麦粉といて、焼いて食う!!」

 

・・・なんて、貧乏上等なその日暮らしでいられた頃が懐かしくも、楽しく公演が終わった後にHPとコイン(体力と金)が底をついているというダメージがえぐい

 

「失敗しちゃいけない感」との合わせ技で現実に襲われると、そんな冒険に飛び込む勇気が減ってゆく・・・。

そうして休団を考え始めたのだと思います。

 

【痕跡(あとあと)(2015)】

 

劇団というのは、そこにかかる労力と受け取る収入が等価にならない場合がほとんど。

人の気持ちというのはただでさえ不安定なものなのに、ぐらつく足場の上で手を取り合い走り続けるというのは、本当に心を消耗します。

安定した生活をしていくことだけを考えるならば、やらない方が人生は安心設計。

だから続いているだけで奇跡のようなもの。

 

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【ひとよ(2015)】

 

でも、じゃあなぜまた劇団を復帰したいと思ったのか。

自分なりにこの一年半、色々理由をこねましたが、そりゃあやっぱり。

「KAKUTAでしかやれないものがある気がするから」

ということでした。

そして、この休団中、それぞれに羽を伸ばして活動している間に、多分体力が戻ってきたのでしょうね。

「失敗してなにが悪いの?」という図太さも、戻ってきました。

 
【日を以て成立とす(2013年)】
 

「成功しなくてもいいということを前提としてやっていれば、何でもないだろう。

思いどおりの結果なんだから。逆に成功することだってあるかもしれないよ」
 
これは私の言葉でなく、芸術は爆発だ、の、岡本太郎先生の言葉です。
 
「いいかい、怖かったら怖いほど、逆にそこにとびこむんだ。やってごらん。」
 
岡本せんせいっ・・・!!
 
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て、ことで。
お休み期間に満足した我々KAKUTA、今年から徐々に動き始めています。
そして、そんな僕らの追い風を作るのは新しい風だぜ、ってことでの劇団員募集がはじまっています。
 
「KAKUTAが劇団員募集したらたくさん応募があるんだろうね」
有り難いこと、いろんな方がこんな風に言ってくださいました。
でもぶっちゃけ、現時点で事実を申し上げると、
 
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「あんがいキテナイのよ(ポカーン)」
 
ええ、本当に、キャスト募集の時とはまるで勢いが違います。
締切は今月末ですが、既に送ってくれてる方たちも、非常に慎重に送ってくれてると内容を見ても感じます。
そのくらいのほうがいいんです。
なんたって、一回こっきりの付き合いじゃない、劇団員ですもの。
 
や、もちろん、軽ーい気持ちで送ってみて、劇団員になったりするのもそれはそれで面白いかなとは思うんです。
 
でもKAKUTAってなんか、
 
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楽しげで(慰安旅行も行くし)、
 
 
仲よさげで、
 
優しい人が多そう (この人劇団員じゃないわ)
 
・・・みたいなイメージがちょっとついてる気がして、実際入った後に「意外と大変じゃん!!」と後悔する人が多そうなんで、繰り返しになりますが、これから送る方は是非ともじっくり考えていただきたいと思います。
 
 
KAKUTAはそこそこ大変です!!
 
 
KAKUTAはそこそこ厳しいです!!
 
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お色気要員は足りてます!!(嘘・・・募集してます・・・)
 
若い俳優さんに、「私を変えてください!」とか。
「隠れた魅力を引き出してください!」とか言われること、たまにありますけど、今ワタクシに、我々に、そんな余裕はなく、というかそもそもそんな力は持っていないのです。
そういう人は
 
こちらを買ってください。(また宣伝しちゃった)
 
それよりも、なんか面白いコトしたいなあと思いながら煎餅かじって今日も寝ちゃったよ、って人や、ありあまるエネルギーをぶつけるべくドラムスティック買ったけどダンボール数回叩いて今は孫の手代わりにしていますって人(私のこと)や、
 
なにしたらいいのかわからないけど、
 
 
とにかく、なにか面白いことがしたくて(周りが面白いと思うかは関係なく)、
 
願わくば、周りを楽しませたくて、
 
 
とにかく、世界(?)を、
 
 
変えたい人(?)などを、
募集して(?)います(?)。
 
全部疑問符がついちゃった。
 
てことで、ながくなりましたが、繰り返しますと、
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かくた~ よいと~こ~
いち~ど~は~ おい~でっ
 
あなたっ!お待ちしていますね。