新型コロナウィルス感染症(COVID-19)の拡大で,
「不要不急」の外出を控える期間が長引いています.
今回も,鉄道旅ではなく,船と路線バスの旅リポート.
2度目の「緊急事態宣言」で,航空機の欠航が多発し,
2度の変更を経て,ようやく3月14日,
小松空港から福岡空港で乗り継ぎ,石垣空港に到着.
やはり,この時期にしては,中心部でも人通りが少ない.
楽しみの“さすらいの一杯”を我慢して,ホテルの自室飲み.
翌日,予定通り,離島ターミナルから西表島に向かいました.
石垣島を中心とする八重山群島に,鉄道はありません.
それぞれの島は,海上移動が中心.
西表島は,40年ぶり.
宿に荷物を預け,島内探検の開始.
西表島のバス路線図です.
バス路線に沿って,人が住んでいることになります.
3日間フリーパス(1500円)を購入して,バスに乗り込みました.
滞在時の路線バスは,往復4本のみ.
ハス時間を計算して,移動計画を立てます.
西表島には,日本最西端と最南端のバス停があります.
「白浜」から戻る途中,バスの中で教えていただいた「祖納屋」で下車.
大きな古い民家を発見.
海岸に出ました.
別の道でバス程に戻る途中,
16世紀の史跡「ピサダ道」の石畳も歩きました.
次のバスを待ち,最南端の「豊原」バス停に向かいました.
次のバスまで時間があるので,大原港まで歩き,
宿のある上原まで戻りました.
西表島での2日目は,まず,白浜行きのバスで星の砂海岸へ.
戻ってくる豊原行きのバスが戻って来るまで,海岸を散歩.
次の目的地は,「由布島」.
ここで,亜熱帯植物楽園入場券と牛車往復券(1760円)を購入.
水牛が引く牛車に揺られ,海を渡って由布島へ.
「由布島」に上陸.
ブーゲンビリアが咲き乱れる島内を散歩.
歩いて,由布島と西表島を歩いて往復してみました.
仕事を終えた水牛は,体を冷やすために水の中でひと休み.
東北大震災の時,被災地からこんなに遠くまで流れてきた杭です.
1969年9月のエルシー台風で全島が水没し,
ほとんどの島民が島を去り,小学校も廃校となりました,
特に,この時期,開いている店も少ないので,
バスに乗る前に,スーパー・マーケットで,食料を用意することが重要.
この「ミート卵おにぎり」にはお世話になりました.
ガジュマルの苗が,仲良く生き延びようとしています.