台湾一周1000km★鉄道ひとり旅 part 6 | 夢見る“乗り & 撮り鉄❤日記”

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古川 amor 望夢のブログへようこそ !!
ブログ開設は、2008年9月12日、
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※福井県大野市出身、金沢市在住

棚のバスタオルに手を延ばしたとき・・・スリップ !!

バスタブの角で,右脇腹を強打.


しばらく息ができませんでした.

台湾で,この世と“Good By”かと思いました.

バスルームの床で倒れたまま呼吸を整え,

痛みをこらえながら,

ゆっくりと立ち上がり,ベッドに移動.

翌朝,右肋骨下部の痛みで,起き上がれません.

身体を横向きにすることもできずに,

身体をベッドの端までズルズル動かして,

お尻を床に付けて,やっと立ち上がるという始末.

そんな状態で,台湾一周鉄道旅を続けました.


「坊寮駅」から「台東駅」方面に向かい,

最南端の「坊山駅」に向かおうと思いましたが,

各駅停車の区間車は,一日一往復とか・・・


「坊山駅」をあきらめて「高雄駅」行きの列車を待っていたら,

「台東駅」行きのレトロな車両が,ホームに接近.

「坊山駅」を確認しながら,次の駅までと乗車したところ,

90分間,ノンストップで列車は走り続けました.


停車したのは,「台東駅」の2駅前の「知本駅」.


時間の見積もりが狂い,脇腹の痛みが増してきました.


「知本駅」には,九州で見かけるような車両も停車中.


駅舎の売店で買った中華風まんじゅうでお腹を膨らませ,

気分を変えて,「高雄駅」行きの列車に乗車.

さらに,「高雄駅」で乗り継いで,日が暮れかかる頃,

3日目の宿泊地「員林駅」に到着.


帰国後も,変わらず不自由な生活.

あまり気にかけていない身体部分が,

日常生活を送るためにどれだけ重要なのか・・・を

実感しました.


強打したのは,肋骨だけでなく,背中右側も・・・

受診しても回復は早まらないと判断し,

海外旅行保険も使わずに自力で乗り越え,

まあまあいいかな・・・と感じたのは1カ月後.

もし,頭を打っていたら,間違いなく今頃は天国.

顔を打っていたら,顔面血だらけで前歯はなし.

それぐらいのスリップ(slip)でした