2015年1月,
かつて「石炭の街」としてにぎわった
大牟田(福岡県)に行く機会がありました.
“乗り&撮り鉄”であることを知っている人が,
炭鉱時代の貨物線が残っていることを教えてくれました.
●踏切操作所 2015年1月
●踏切操作所内 2015年1月
●これは,一体何? 2015年1月
事前調査ができなかったので,
“勘”を頼りに,線路に沿って歩いてみました.
15分ほど歩くと,
遠くに,それらしきものが見えてきました.
●遠くに車両が… 2015年1月
目標に可能な限り接近して,
見たことのない機関車を確かめました.
調べてみると,
1911年(11号機)と1936年(18号機)製造の国産機関車.
工場内では引火性の強い物質を扱う区域があり,
パンタグラフからのスパークを避けるため,
この区域内は非電化とし,
電源車から電気機関車へ電力を供給して走行しているとのこと.
幸運にも,走行しているところを見ることができました.
●電源車と連結した11号機 2015年1月
●電源車と連結した11号機 2015年1月
●構内踏切から 2015年1月
他にも,外国製の機関車2両(1908年と1911年製造)が保存されているとのこと.
こちらの走行シーンも,ぜひ見てみたいですね.
●18号機 2015年1月
●構内の様子 2015年1月
●構内の様子 2015年1月
地元の方の話では,
子どもの頃,“石炭電車”と呼ばれる従業員輸送用の路線もあったとか.
冬至の線路の一部も確認できました.
●夜明けの廃線跡 2015年1月
●年金横丁 2015年1月
●お邪魔したお店のキープ棚 2015年1月
日本近代化の貴重な遺産…
大切にしてほしいです.