ドイツ国境越えを計画通り終えると,
次は,ベルギー国境近くのMaastrichtに向かいました.
Maastricht駅で待っていてくれたのは,
Liège行きの各駅停車(Stoptrein)の旧式車両.
それに乗り込むと,一番近いベルギー国内の駅「Vise」へ.
今度は,ベルギーとの国境越えです.
●待っていてくれたLiège行各駅停車の旧式車両 2012年10月
発車すると,初老の車掌さんが
「Bonjour !!」とフランス語で,切符の確認に来ました.
大丈夫かなぁ・・・と心配しながら,
オランダのDagkaart(1日券)を見せると,なんと OK.
えっ!! 国が違うのに・・・・
外国人だから,大目に見てくれたのかな? Merci !!
●ベルギー国境越えに向けてMaastricht駅を発車 2012年10月
Liègeに向かう車両を見送ると,
すぐにMaastricht行きの列車が接近してきました.
結局,初のベルギー「Vise駅」での滞在時間は,わずか4分間.
●ベルギー「Vise駅」に到着 2012年10月
●Liègeに向かう車両を見送る 2012年10月
こちらでも,注意深く窓の外を見ていましたが,
往復とも,国境を示す目印を確認できません.
●国境付近は,こんな感じです. 2012年10月
●40分足らずで,Maastricht駅に戻りました 2012年10月
●行先表示板 次は17時20分発 2012年10月
Maastricht駅に到着すると,
運転士さんが,声をかけてくれました.
運転席を見せてやる・・・というのです.
言葉は理解できませんでしたが,
ご厚意に感謝し,ビデオカメラを回しました.
日本のテレビ局関係者と勘違いされたのかもしれません.
Maastricht駅前で,
夕食用に中東発祥のスパイシー肉料理「ケバブ」を買い,
Amsterdam中央駅に向かう急行列車(Intercity)に乗り込みました.
●発車を待つLiège行各駅停車の旧式車両 2012年10月
●発車を待つLiège行各駅停車の旧式 2012年10月
この日,
ドイツ国境越えとベルギー国境越えという大きな目的を達成しました.
その夜,冷えた「ケバブ」を食べながら,ワインとビールで乾杯.
人生に何度もない貴重な一日となりました.