まだ薄暗い時間に,Dagkaart(1日券)を片手に,
Amsterdam中央駅のホームに立ちました.
この日は,大きな目的があります.
それは,鉄道,それも,各駅停車で,国境を越えるというもの.
まず,ドイツ国境に近いVenloに向かいました.
なぜ,Venloなのか.
その理由は,
その日のうちに,ベルギーとの国境越えも計画していたから.
Venlo駅で,国際列車に乗り換えました.
といっても,ただ乗り換えるだけ.
パスポートを確認するということもありません.
初めての鉄路による国境越え.
国境地点を確認しようと,いつも以上に注意深く,窓の外を見つめました.
でも,国境を示す標識らしきものはありません.
結局,どこが国境なのかわからないまま,
列車はドイツに入国しました.
●Mönchengladbach駅 2012年10月
●Mönchengladbach駅内通路 2012年10月
国境紛争地域を除けば,アリや犬,そして,人間も,
国境を越えて自由に行き来する,これが大陸なんですね.
島国育ちには,違和感があります.
●近郊列車 2012年10月
●Mönchengladbach駅名表示板 2012年10月
ドイツ初体験は,Mönchengladbachという駅.
とりあえず,駅周辺を歩いてみました.
小さな地方都市という感じ.
Venlo行きの列車が来るまで,
駅ホームで,行き来する鉄道車両にカメラを向けました.
もちろん,信用改札方式.
●Dortmund行きの列車 2012年10月
●ドイツ国内を走る長距離列車 2012年10月
●Mönchengladbach駅ホームで列車を待つ高校生 2012年10月
オランダに戻る途中,再び,国境を確認しました.
やはり,どこが国境なのかわかりませんでした.
地図とは違うので,国境にラインが引いてありません.
でも,これって,
国境紛争のない地域だからですよね.