2011年10月8日、土曜日。
早朝から青空が広がっていました。
よおし・・・・美祢線に乗ってみよう !!
●美祢線の始点「厚狭駅」 2011年10月8日
●厚狭駅に停車中のキハ120 2011年10月8日
●おっ、どこかで見た“撮り鉄” 2011年10月8日
●厚狭駅1番ホームで発車を待つキハ120 2011年10月8日
美祢線は、厚狭駅と長門市駅間46.0kmを結んでいます。
2010年7月12日から15日にかけて激しい豪雨に見舞われ、
大きな被害を受けました。
厚狭川の氾濫に伴って、
湯ノ峠駅 と 厚保駅間の第3厚狭川橋梁が流失、
一部で路盤も流失したため、7月15日に全線不通となりました。
それから1年2カ月、
2011年9月26日に運転再開。
続いて、DD51が牽引する貨物運行も再開したとのこと。
これは、うれしいニュースです。
●長門市駅に向かうキハ120の車内 2011年10月8日
終着の長門市駅2番ホームに到着すると、
向かいの3番ホームに「みすゞ潮彩」号が停車中。
5月のゴールデンウィークのときに、乗車したものです。
仙崎に向けて出発する「みすゞ潮彩」号を、ホームの端から見送りました。
●長門市駅に停車中の「みすゞ潮彩」号 2011年10月8日
一旦、改札を出ましたが、「みすゞ潮彩」号が仙崎から戻って来たので、下関方面に向かう「みすゞ潮彩」号を、再びホームから見送りました。
そして、長門湯本駅に戻るため、2番ホームで美祢線のキハ120を待ちました。
●長門市駅に停車中のキハ120 2011年10月8日
●下り列車を待ってます 2011年10月8日
●線路は続く 2011年10月8日
長門湯本駅下車の目的は、温泉共同浴場「恩湯」。
無人駅を出て、川沿いの「恩湯」まで、トコトコ歩きました。
200円払って入った浴室は、畳約3畳分の広さの湯船が2つ。
お湯の温度は、38.9度。かなりぬるめです。
ぬるいので、たっぷり1時間、湯船につかっていました。
●長門湯本駅 2011年10月8日
●長門湯本駅前のJR切符も販売する商店
でも閉まっていました 2011年10月8日
●長門湯本温泉の市営公衆浴場「恩湯」 2011年10月10日
●長門湯本温泉の市営公衆浴場「礼湯」 2011年10月10日
●市営公衆浴場「礼湯」の浴槽 2011年10月10日
●長門湯本温泉ホテル「枕水」のナイスな露天風呂 2011年10月10日
美祢駅では、線路を横断して、「祝美祢線運行再開」の幕が･･･
●美祢駅の「運転再開」横断幕 2011年10月8日
美祢駅には、
今は使われていない何本もの線路が敷かれていました。
石灰岩の輸送で、重要な役割を果たしていたことがわかります。
●美祢駅の貨物用線路 2011年10月8日
途中、湯ノ峠駅 と 厚保駅間で、災害の跡が残っていました。
●湯ノ峠駅 と 厚保駅間の災害の爪跡 2011年10月10日
●再建した「第3厚狭川橋梁」 2011年10月10日
被害の程度は、故郷を走る越美北線に比べるとかなり小さいように思えました。
その越美北線でさえ復活したのだから、
美祢線が廃線になれば、これは大問題。
運転が再開できて、ほんとに良かったです。
●「美祢線」運行再開の報道 宇部日報（2011年9月26日）
●「美祢線」運行再開の報道 宇部日報（2011年9月26日）
僕が乗車した上下線とも、座席はほぼ埋まっていました。
乗客を増やそうと思ったら、
「SLやまぐち号」のように
県外の人が興味を持つような企画を考えなければなりません。
例えば、湯本温泉の日帰り入浴とセットにした乗車券。
新山口駅⇒厚狭駅⇒長門市駅⇒益田駅⇒津和野駅⇒新山口駅という周遊ルートで、厚狭駅から長門市駅まではDE10かDD51が牽引する列車、
そして、津和野から「SLやまぐち号」で新山口駅に戻るというコース。
週末のみの運行で、長門湯本温泉か萩か湯田温泉で一泊して周遊するというもの。
もちろん、「みすゞ潮彩」とのコラボレーションも忘れてはいけません。
楽しい企画を考えましょう !!
●期間限定の「美祢線一日乗り放題切符」 2011年10月10日
●期間限定「美祢線一日乗り放題切符」の案内ちらし
★2023年７月１日、大雨の影響で、JR美祢線の第6厚狭川橋梁が厚狭川に崩落。現場は、山口県美祢市の四郎ヶ原駅ー南大嶺駅の間とのこと（写真は、テレビ山口）。
廃線にならないこと、心から祈ります !!