組手(くみて)・・・・人間関係の達人を目指そう | 「チンパンのブログ」

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「チンパン」 ブリージングメソッドを分かりやすく伝えるため、日々猿知恵を絞っている。



「杏子(あんこ)」 長年にわたってチンパンの問答相手をつとめる。もはや腐れ縁と諦めているようである。



「虎徹(こてつ)」 ブリージングスタッフ・ふぐじろう先生のペット・柴犬オス。

記事を知的でキュートなコメントで締めてくれる。

 

 

 

「人づきあいが苦手で悩んでいます。

 コミュニケーション能力を高める体操はないでしょうか?

                                             アイアム・ア・コミュ障」

 

 

「コミュニケーション能力を高めるには、組手(くみて)=二人組の体操 が上手になることが一番だよね。

 体操は自分の身体を整えるだけだけど、組手は相手の身体を整えて上げるために行うメソッド。

 

 古久澤先生は、『組手が上手な人は、どこへ行っても、しあわせに生きて行ける』っておっしゃっているし」

 

「そのとおり。実はブリージングストレッチの体操は、すべて二人組でも出来るように構成されている。

 

 ブリージングストレッチは武道からも大きな影響を受けているが、その武道の『型』も同様」

 

「武道の型は一人踊りに見えても、全部見えない相手との技のやり取りが仮想されているんだよね。

 

 実力者が観れば、型に隠された裏の意味が、バッチリ分かっちゃう」

「だから武道の世界では、『型は組手のごとく、組手は型のごとく』行うことが理想とされている」

 

 

「3年続いたコロナ騒ぎ中は、世の中全体が『密を避けろ』『身体接触を避けろ』って風潮がすごかったから、ブリージングも組手を封印してた。

 

 でもやっと世の中の流れが変わったから、組手復活の狼煙が上がり始めたよ。

 4月29日に行った『初心者向けセミナー』も、組手のセミナーだったし」

 

「チンパンも参加させていただいたが、3年ブランクがあると、組手を全然知らない会員さんが増えていることを実感した。

 コロナ以前からの会員さんたちも、だいぶ組手について忘れているようであった。

 

 技術と言うモノは、意外と短い期間で失伝・変質の危機に瀕するものだと目の当たりにした」

 

 

「本題に戻ると、組手こそコミュニケーションそのもの。

 人間同士のコミュニケーションは、ボディーコンタクト=身体接触が基本だもんね。

 

 そして呼吸を合わせないと、相手の身体を望ましい方向=痛みが軽減した、身体の動きが良くなったなど に変えて上げることが出来ないもんね」

 

「身体と呼吸を欠いたコミュニケーションは不自然でアンバランス。

 だからSNS上のコミュニケーション?は、『炎上』などのトラブルが頻発する。首から上だけの世界だから歯止めが効かない。

 

 

 前置きはこのくらいにして、具体的な組手の一例を紹介しよう。

 

 正座でも、椅子に座ってでも良いが、受け手に万歳してもらう。

 肘がまっすぐ伸びたまま、両腕が同じ高さで上がり、腕は頭にほぼぴったり接触し、耳より後方まで行くのが正常。

 

 しかし、少なからぬ人が、腕の高さに左右差があったり、肘が曲がって腕が横に逃げる=その逃げ方にも左右差がある。

 腕も耳の後ろまで行かず、中途で止まってしまったりする。

 

 全部身体の歪み、あるいは無用なコリ・緊張。四十肩や五十肩が典型」

 

「この万歳を、四つん這いでやっている体操が、猫の伸びのポーズだよね。

 この体操でもある程度まで改善出来るけど、どうしても自分ひとりじゃ取り切れないコリや歪みが残っちゃう。

 それを他者と協力して取って行くために、組手の出番ってわけさ」

 

 

「左右で腕が上げにくい側は、反対の観点から言えば、腕を『下げやすい』側になる。

 つまり得意と苦手は単なるベクトルの違いに過ぎない。

 

 欠点・短所の裏側に、能力・短所が存在する。いわゆる陰陽」

「性格や感情だって同じだよね。

 

 たとえば考え込みやすいのは、思慮深さにつながるし。

 ケチも行き過ぎなければ、物やお金を大事にする人ってことになるって具合。

 

 こういう観方、感じ方が自然に出来れば、人間関係だって楽になるよ。

 相手の一面だけに捉われなくなるから」

 

「受け手が下げようとする腕に、パートナーが下から触れて軽く抵抗をかける。

 受け手が出した力が、パートナーの腕=壁にぶつかって、受け手の体内に逆流していく。

 肩先から胸鎖関節、背骨、肋骨、骨盤へと波及する。

 

 5秒ほど拮抗したあとで、パートナーの合図で一氣に脱力する。

 受け手の呼吸も緩んで深まる。呼吸によるマッサージで内側から身体のコリがほぐれて行く」

 

 

「次は最初より更に腕を下げた高さで、再び抵抗運動して脱力。

 3回目は更に腕を下げた高さで抵抗運動。パートナーの太腿を壁にしても良い。

 組手が終わった後で、もう一度万歳してもらうと、あ~ら不思議。左右の腕の長さが逆転しちゃう人が多いんだよね。

 歪みが整い、コリが取れた結果」

 

「人によっては、腕をまっすぐ上げるのは平氣でも、横や後ろから上げると痛い、引っかかると言う人も居る筈。

 

 腕の角度を変えて、同じように抵抗運動を行うことで、腕が楽に上がるようになる。

 四十肩や五十肩にも効く。肩こりがひど過ぎると、服の着替えにも苦労するが、この組手を様々な角度で丁寧におこなうと、だいぶ改善できる。

 

 左の腕・肩のコリは心臓、右の腕・肩のコリは肝臓や脳の不調の代償行為なので、腕や肩に出ている段階で改善したい。

 

 パートナーが居ない時は、棚やテーブルに手を乗せて、抵抗運動と脱力をやればよい」

 

「一部には、この抵抗運動が余り効かない人も居るよね。

 いわゆる『筋肉バカ』の人。

 

 力比べだと勘違いして、パートナーの抵抗を必要以上のフルパワーで突破しようとしちゃう」

 

「こういうタイプは、自分が出している力を感じる力が低い。つまり身体が鈍感になっている。

 何をする時でも必要以上に力を入れるから、所作も乱暴だし、ドタバタと音を立てる。

 

 脱力も苦手。

 

 拮抗した後、緩みきることが出来る人ほど、ギャップで身体が緩んでいく。

 『生き(行き)切って、死に切る』のが抵抗運動の極意。

 

 筋肉マンは、自分では緩んでいるつもりでいても、身体のアチコチに無駄な力が入りまくりなので、身体が緩んでくれない」

 

「まさしく長所と短所は裏表。

 

 

 抵抗運動は足でも出来るよね。受け手は仰向け寝で片足ずつ正中線に沿って上げる。膝は出来るだけまっすぐに伸ばす。

 

 大抵の人は上がる高さに左右差あり。教科書的には長い側の足が上げやすいんだけど、歪みが進行すると、逆転するなんてザラ。

 

 左右差が分かったら、受け手が上げにくい側の足を上げ、下げようとするのをパートナーが抵抗運動。

 受け手の足をパートナーの肩にかつぐとやりやすい。足の力は強いから。

 パートナーの姿勢が、出前持ちの恰好に似ているから、チンパン君はこの組手を『出前一丁』って名付けたんだよね(笑)。

 受け手はパートナーがつくった壁に抵抗しながら、足を更に下げようとする。

 

 すると足を通して仙腸関節が引き締まり、骨盤と背骨が反って、頭まで突き上げらちゃう。

 末端の力が全身に波及しているってこと。

 

 一方、受け手の足で押されることで、パートナーの肩のコリがほぐれちゃうから、一石二鳥。

 受け手をほぐし、整えると同時に、施術側も整っちゃうお得な組手。本当は整体だって、セラピーだって、理想はお互いに整う・高め合えることだもんね。

 

 5秒ほど拮抗したら、パートナーの合図で一氣に脱力!

 受け手もパートナーも共に呼吸を緩めちゃう。相手と『息を合わせる』稽古にもなる。

 

 人間関係は、相手と呼吸を合わせることが基本だから。

 

 

 次はもう少し足を下げた位置で抵抗運動。

 三回目は正座したパートナーの太腿の上で抵抗運動。

 その後で足を交互に上げてもらうと、左右逆転する場合も多い。

 歪みが取れた分、上げやすかった方も、更に上げやすくなったりするし」

「『出前一丁』を一人でやると、『片足ワニのポーズ』になる。

 すべての組手は体操の裏バージョン。

 

 パートナーが居ない時は、椅子などに足を乗せた抵抗運動で代用できる。

 あるいは、片足ワニのポーズで足に引っ掛けたタオルを相手の手と見立てて抵抗運動してもOK。

 

 

「出前一丁は、胴体に注目すると、『丸める・反る』の動き=背骨の前後運動。

 

 期待できる効果としては、歩くときに、足を上げることが楽になっちゃう。加齢で階段とかでつまづく人は、足を上げているつもりでも、関節の詰まりとかで足が意外と上がらない。脳と身体のギャップでつまずいちゃう。

 

 加齢で自然に歩幅も狭くなるし。この組手でどっちも改善できる。

 太腿裏=発汗ライン も伸ばされるから、汗も出やすくなって体毒排泄力もアップ。

 

 太腿裏は呼吸器ラインでもあるから、呼吸も深まっちゃう。背骨の前後運動は脳神経にも効くし。

 

 スポーツだったら、ランニングを始め、ダンスやサッカーとか、足を前に出す動き、高く上げる動き、全部がよくなっちゃう」

 

 

「この行きやすい方向=『順(方向へ)の抵抗運動』は、原理的には万人に効く筈。

 効かないのは、先にも話したように、筋力バカの人。アスリートやウェイトトレーニングをやり過ぎた人に多い」

 

「あと、外国人。言葉が通じないと誘導できないもんね(笑)」

「そのとおり。順の抵抗運動は、構成がシンプルなだけに、パートナーの誘導が命。

 

 受け手に最適な角度、手足の伸ばし具合、強さを感じ取って、的確な言葉で誘導しなければならない。

 脱力した時も、まだ緊張が残っている部分があったら、そこを指摘してあげるなどのフォローも大切。

 

 受け手の身体の歪み具合を見抜く目も必要」

「つまり、整体師と同じ能力が要求されるわけだけど、『順の抵抗運動』は、もともと整体の技だから当たり前」

 

 

「順の抵抗運動は、心理学的にはセラピーの原理に通じる面がある。

 

 受け手が心に抱えるトラウマや葛藤を表面化する=言葉にして発する ことで治って行くと言う主張は根強い。

 これを専門的には、開示(かいじ)と呼ぶ」

 

「悩みは人に話すことで、楽になるってこと。

 

 でも、言葉にすることで、ますます脳に上書きされて、トラウマが深まる場合だってあるんだよね。

 だから、やたらと悩みを開示させればいいとは限らない。

 

 自分の悩みや不満を泣きながら、怒りながら感情的にぶちまける人は世の中にたくさん居る。

 それこそ飲み屋に行けば、たくさん会えちゃう(笑)。

 

 でも、それで悩みが消えるわけじゃないもんね。

 感情をヒステリックに垂れ流すことで、その場だけはスッとしても、その人は全然変わらない」

 

「こういう開示は、筋肉バカの力任せの抵抗運動と同じである。力を出した充実感はあっても、身体は何も変わらない。

 

 

 そもそも人間は、自分にとって本当につらいことは、そうたやすく口に出来るモノではない。精神的に耐えられないから脳がブレーキをかける。だから思い出すことさえしない。真のトラウマは、潜在意識に追いやられてしまうのである。

 

 筋力も本当のフルパワーが出ると、骨や関節が耐えられないので脳がブロックしているのと似ている。火事場の馬鹿力は、このリミッターが吹き飛んでしまうから出る。しょっちゅう身体の馬鹿力を出していたら身体が壊れる」

 

「第三者が外部から無理矢理介入して開示させることは、同じリスクを伴うわけか。

 

 その点、スワイショウは安全。継続してやっていると、過去の辛い出来事が自然に浮かんできて、泣いちゃう人も居るけど、出しても大丈夫と脳が判断した分だけが表面化しているから。

 表面化すること自体が浄化・祓いになっているもんね。時間はかかるけどね。

 

 確かに『マイナスを出せば治る』って言うのは真理なんだよ。治らないのは出し切れないマイナスが残っているから。16時間酵素断食を何年もやっていても、まだ身体の深部には出し切れない老廃物がある。

 そういうしぶとい老廃物を出すには、時には数日間の断食をやったり、胴体を動かす体操をやったり、瞑想したりとかの工夫が必要」

 

「そのとおり。

 

 

 自力の努力をしたうえで、組手=適切に他者の手を借りることはとても有効。

 

 古久澤先生は若い頃、空手を修行されていた。稽古で首を痛めたので、自分で様々な方法を試したが、なかなか完治しなかった。

 

 あるヨガの先生に相談したところ、その先生は抵抗運動の名人で、その場で本当に一発で首の痛み・動作制限が無くなった。再発もしなかったので、その威力に感動したとのこと。

 

 禅に『啐啄同時(そったくどうじ)』と言う言葉がある。

 

   啐(そつ)とは、卵の中のひな鳥が、殻を内側からクチバシでつついて破ろうとする動作のこと。

 

 啄(たく)とは、親鳥が殻の外側から、クチバシでつついてフォローすること。『ここだよ』とつつくことで、卵の中のひな鳥を誘導する。

 

 この2つがピタッとあった時、卵が割れてひな鳥が誕生する。

 

 禅で言えば、殻を破って新たな悟りを得ようとするひな鳥は弟子。親鳥が師匠」

 

「抵抗運動もまさしく『啐啄同時(そったくどうじ)』ってわけか。う~ん、深い」

 

「文学的に表現すれば、人が特定の他者を切実に求めるのは、その相手が自分の中の何かを『解き放ってくれる』と本能的に感じるから。

 

 AIに職を奪われる時代が到来しても、こういう技を持った人は、食いっぱぐれなし。

 広い意味でモテる=求められる存在にもなれる。

 

 

 最後にもう一つだけ『順の抵抗運動』を紹介。『カエル足の抵抗運動』。

 

 受け手にうつ伏せに寝て、床の上を滑らせながら、片足ずつ交互に体側に引き寄せてもらう。

 この動きも引き付けやすさに左右差がある。

 勢いを使って速く動かすと、正確に判定出来ないので、お風呂の中で動かしても、波が立たないくらいのスピードが目安。

 

 胴体で言うと、『伸ばす・縮める』の動き。膝を引き付けにくい側は、胴体=体側を縮める動きが苦手ということである」

 

「反対の観点からすれば、『伸ばしやすい』ってことだもんね。

 

 受け手が膝を伸ばそうとする動きに、パートナーが壁をつくって抵抗。ただ正座してるだけでOK(笑)。

 受け手はパートナーを押そうとするけど、その力が全部自分の体内に逆流してくる。

 

 5秒ほど拮抗したら、一氣に脱力することで、呼吸によるマッサージで歪みが整っちゃう。

 

 受け手に足を更に伸ばしてもらって、あと2回ほど違う位置で抵抗運動をやればオシマイ。

 もう一度左右の足を交互に引き付けてもらうと、楽に引き付けられるようになっている筈。

 パートナーが居なければ、壁や家具を活用すればOK」

 

「『カエル足の抵抗運動は、内臓で言うと消化器に効く。

 体側を刺激することは、免疫力を高めることにもつながる。がん予防にもなる。

 

 マイナス感情のうち、怒りは右の体側、悲しみは左の体側にたまって動作制限を起こす。

 この組手で体側の動きを良くすることで、ヨガで言うカルマを開放できる。

 

 伸ばす・縮めるの動きが良くなると、腕の動きも良くなる。

 もちろん、カエル足の抵抗運動は足の動きも良くしてくれる。

 

 スポーツだとハードル跳びが上手くなる」

「そのまんまの足の形だもんね。武道の回し蹴りや膝蹴りも良くなっちゃう」

 

「『カエル足の抵抗運動』を一人仰向けに寝て行うと『イヤイヤ体操』になる。

 後頭部で手を組んで、左右の肘と膝を交互に近づける。

 

 子供が『イヤイヤ!』とダダをこねる動作を連想させるので、この名前がついた。

 見かけよりかなりハードな体操。胴体の動きだけに着目すれば、完全にイヤイヤ体操と同じ動きをしている。

 

 

 武道にも『順の抵抗運動』を活用した技は多い。いわゆる『サバキ』。

 相手が仕掛けて来た技を正面から迎え撃つのではなく、そのベクトルから我が身をずらす。

 

 的を失った相手は、自分の技の勢いで勝手に崩れて行く。

 『相手が行きたい方向に行き切らせてやる』ことで、相手を制することが出来る」

 

「椅子に座ろうとするときに、椅子を思いっきり後ろに引いたら、どんな大男でも自分の勢いで尻もちをついちゃうようなものだね(笑)。

 

 順のサバキのいい点は、相手をケガさせずに制圧しやすいこと=コントロールできる」

 

「この原理は争いごとの仲裁にも使える。古久澤先生は、若い頃喧嘩の仲裁を度々行われたそうである。

 

 頭に血が上っている相手の前に立ちはだかると、自分に殴りかかって来るリスクがあるので、相手の脇に回って腕を軽く抑える。

 

 つまり、相手の視線と同じ方向を見、同じ方向に立つことで、相手は『味方』だと感じるので、説得を受け入れやすくなる。

 

 『お前の氣持ちは分かるが、まあ、落ち着け』と言う具合に声をかけ、なだめることで相手も冷静になり、場が収まることが多かったと言う」

 

 

「まことに『順の抵抗運動』の原理は奥深く、応用範囲は広いね。

 それでも、まだまだ組手全体の氷山の一角に過ぎないんだよね。

 

 『捻じる動き』への抵抗運動もあるし、『逆の抵抗運動』=動きにくい方向への抵抗運動 もあるもんね」

 

「他にも、相手のコリを直接もみほぐす、マッサージ的な組手や、ゲーム的に動きを検証する・高める組手もある。

 二人組ではなく、三人組・四人組・集団で行う組手もある。

 

 いわゆる『氣の組手』も存在し、一通り学ぶだけでも大変である。

 体操の数だけ、組手も存在するから当然だが。

 

 

 それでも『生活ストレッチ』である以上は、組手の学びは必然。

 実は病氣の原因の多くは『人間関係』だからである。

 

 人間は完全に一人で生活していたら病氣にはならない(細菌感染などは別)。

 

 ロビンソン・クルーソーは無人島で何十年も一人で元氣に暮らしていた。

 しかし、ある日(人食い)原住民が定期的に島にやって来ている と知った途端に、寝込むほどの恐怖に襲われたエピソードは意味深。

 

 人は人間関係の中で行き、人間関係の中で病む。

 組手が上手になることが、健康・しあわせへの道と知ろう」

 

 

(リンク) 

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(虎徹のワン!ポイントコメント)

 ブリージングスタッフ・ふぐじろう先生のペットの虎徹です~。

 写真は、首輪のリードが、顔に引っ掛かっているボクです。ロック歌手のようですね(笑)。

 

 リードが引っ掛かった分、視界が遮られて不自由です。歪みや老廃物によって、本来の能力の発揮にブレーキがかかっている状態に通じます。

 

 ブルブルと身体を振るわせることで、リードが外れて本来の視界良好が戻って来ました。

 本文の記事で紹介されていた、抵抗運動の原理と同じです。

 

 

 人は自分の姿を自分で見ることが出来ません。だからどんなに賢い人にも『盲点』『死角』があります。

 だからこそ他者の指摘、補助が必要なのです。

 

 組手を行なうことで、盲点や死角を補えるので、より良い身体の状態になり、より良く生きられるようになります。

 

 People are mirrors that reflect your image.    他人は自分を写す鏡なのです~。

 

 

                                              つづく