(冷えは足先から)
秋分の日を過ぎると足の指股が縮み始め、そのため足先が冷えて来ます。
足の第一指と第二指、第五指と第四指の指股付け根に両手の指二本が挟まるでしょうか?
挟んだらそのまま足を床から浮かせて、上下させましょう。
第一指は肝臓、脳に関係があります。
第二指は消化器、第五指は生殖器と腎です。
足の親指と第二指の間に挟んだ手指はそのまま残し、足の第三指と第四指の間に手指二本を挟んで、足を浮かせて上下。足の第四指は免疫の急所です。
足の親指と第二指の間に挟んだ手指はそのままで、足の第二指と第三指の間に手指二本を挟んで、足を浮かせて上下。第三指は背骨です。
足指が開くので、冷えにくくなります。
合蹠で足の親指回しです=肝。
長座で小指回し=腎。本来は指一本ずつ丁寧に回します。
ここまで丁寧に足指を刺激した後につま先立ちをすると安定感が違います。
片足ずつつま先を床に丸めて反らせて刺激しましょう。足指が弾力を取り戻します。
(正しく座る)
丸椅子に座骨で座りましょう。現代日本人はなかなかこれが出来ません。
大抵の人が、お尻の上側で座っています。つまり座骨が倒れて骨盤底が前を向いているのです。
この姿勢が習慣になっていると、痛みが出て来ます。多少健康法をやっても追いつきません。
しかも、仙骨は腸骨に入っているのが正常なのに、現代人は飛び出しています。
だから仙骨締めブリッジの体操などが必要になります。
ボールを仙骨に当てて仰向けに寝ているだけでも、重力によって仙骨が自然に骨盤に入ってきます。
横座り=お尻で横に座るのも当然ダメです。
椅子に座骨で座れる一点を探りましょう。その一点で捉えると、座っているだけで氣持ちいいです。長く座っていても疲れません。持身法の入り口です。
その一点をつかむためには、体操座りで左右のお尻を交互に浮かせる体操も有効です。伸ばす・縮めるの動きです。
縮める側のお尻と床の間に、手が入るほどの隙間が出来るのが目安です。
長座歩きも同じ骨盤の使い方をしていますが、脚足を伸ばしている分、脚足に頼って誤魔化すことが出来ます。
体操座りで行うと、骨盤を使うしかなくなります。武術の蹴りなどの脚足の動きがすごくよくなります。
武道やスポーツに興味がない人も、歩くのが楽になります。
長座歩きも、脚足を浮かせて行うと、いきなり難しくなります。
骨盤だけしか使えないだけでなく、浮かせた脚足の重みも身体にかかります。
特にバックは難しいです。相当腹筋が鍛えられます。
座るときに、ドスン!と腰かける人は、身体がコントロールできない人です。座るたびに腰の椎間板がダメージを受けるので、腰痛になりやすく、治りにくいです。
静かに立って、静かに座りましょう。優雅で礼にかなった所作は、そのまま健康法になります。
座骨で椅子や床を捉え、ウエストの骨盤と肋骨が引き離される感覚が出てくれば、身体が健康へのベクトルに向かい始めた証拠です。
(突然死の予防)
10、11月は脳梗塞や心筋梗塞が増える時期です。特に血圧が高い人、怒りっぽい人は要注意です。
鍵を握るのは首です。現代人は首が縮んでいます。ただでさえ加齢で首が胴体にめり込んで来るのに、スマホのやりすぎなどで俯くのが癖になっています。
だから背骨の延長で首を伸ばせなくなっています。いつも首と胴体がケンカしているような状態になっています。
首は思考の座でもあります。明晰な思考はしあわせの条件です。
鳥亀の氣功で首を長く使っていきましょう。
ヨガではコップを持った側と反対側から水を飲む行法がありますが、あれも首を伸ばすためのテクニックです。
首は胸椎6番から生えています。だから「鳩尾から首」とイメージするのもよいです。首が立ってくると鼻呼吸しやすくなります。アイ~ン!でさらに首をほぐしましょう。
ウルトラマンも、首と背骨の延長で行います。
そして首を冷やさないことです。レッグウオーマーは必須。首の蒸しタオルもよいですね。
(肩甲骨)
突然死と深く関わっているのが肩甲骨です。左の肩甲骨は心臓、右の肩甲骨は脳と関連が深いです。
だから、背中での握手が予防になります。
肩背部のストレッチをもうひとつ紹介しましょう。
左手上右手下で自分をハグするように左右の手を交差させて伸ばしましょう。
そのままうつ伏せに寝ます。身体を横に揺らすと、肩甲骨内部の緊張がほぐれます。
腕を組みかえて同様に行いましょう。
腕の緊張も抜けます。鳥亀やスワイショウなども腕の重さを利用できるので、変わってきます。
経絡では、心・小腸経に効いています。造血に関わる経絡です。
(股関節と骨盤をほぐす)
秋が深まるほど、骨盤が引き締まり続けます、
骨盤の左右差があるまま締まっていくと、骨盤が捻じれて不調や痛みが出やすくなります。
股関節をほぐすことから始めて、骨盤を整えましょう。
左片膝立ちで右足を後方に伸ばし、足の甲を床につけましょう。
両手を床について上体を支え、左手は左足をくぐらせて床に着きます。床と水平に左股関節を回転させましょう。
続いて右膝を床について、左膝を伸ばして踵を突き出します。両手は床について左足を挟みましょう。
その状態で股関節を内旋・外旋させます。見た目には足首を内旋・外旋させているように見えますが、主導は股関節です。
股関節が弾力を取り戻し、滑るようになると、老廃物を出すルートが開くので、排せつ力が高まります。
生活習慣病は、消化不良と排せつ不良によって、老廃物が体内で停滞するから起きます。
だから排せつ力が高まるほど、改善に向かいます。
骨盤にも弾力をつけましょう。
立位で椅子に両手をついて両足を広げます。そしてお尻だけを細かくリズミカルに前後に振りましょう。
椅子に座って左右の腸骨を交互に前に出す体操と同じ骨盤の動きを、もっと細かく行う体操です。
意外と難しいです。子供のころはうれしいとお尻を振っていました。犬もうれしい時は尻尾を振りますが、子供は仙骨と尾骨を無意識に振ります。
大人は骨盤が固いから、うれしい時でもお尻を振りません。そもそも生活に喜びがない証拠です。
股関節と骨盤がほぐれてきたら、ワイパー体操などで捻じれを取っていきます。
ワイパー体操は、やりにくい側をたくさんやりましょう。骨盤の習性になります。特に秋は骨盤が捻じれる季節なので多めにやってください。
(偏り)
「食欲の秋」と言われるように、秋に食欲が湧くのは健康な証拠だと思われています。
しかし、異常に食欲が出るのは、歪みから来ている可能性があります。
正座での仰向け寝万歳などで、肋骨と骨盤を引き離すと、食欲が正常に落ち着きやすくなります。
按腹で鳩尾をほぐすことも有効です。
食べ過ぎは消化器に負担をかけますが、偏った身体の使い方が内臓を弱める面もあります。座りすぎは消化器に負担をかけます。
現代人は過食しているうえにデスクワークばかりなので、消化器が悲鳴を上げています。
寝すぎは、立ちすぎは腎に来ます。運動のし過ぎは肝臓、目の酷使は心臓といった具合です。
経絡は内臓と骨格に氣を流していますが、内臓が弱ると骨格の氣が内臓にもっていかれます。だから筋肉が固くなります。筋肉はすべてを表します。
突然死の兆候も筋肉に必ず出ています。身体と毎日向き合っていれば、兆候の段階で氣づきやすいです。
フィットネスクラブのようにTVを観ながら運動すると、頭と身体が分離しやすいので、予防が難しくなります。
何事もやり過ぎはいけません。やりすぎるのは、偏り、囚われ、こだわりがあるからです。三毒の別名とも言えます。
「偏らない、囚われない、こだわらない」は護身のマントラです。
(リンク)
ブリージング本院の、YouTube動画配信はこちらです。
ブリージング本院のインスタグラムとラインの登録はこちらです。
Instagram → ブリージング本院インスタグラム
LINE → ブリージング本院ライン
(虎徹のワン!ポイントコメント)
ブリージングスタッフ・ふぐじろう先生のペットの虎徹です~。
写真は秋のお散歩を楽しむボクです。
毎年教室で言われていることですが、9月、10月は来年のひな型になる月です。
しかし、慌てて特別なことをする必要はありません。すべてを支えるベースとなる、身体を整えることに徹しましょう。
特にお臍から下を使い、背骨を動かすことが重要です。
動いた後は、背骨で身体を抱えて坐忘です。
すると様々な問題を解決する物質=ソマチット が内部でつくられます。
現代人は「何もしない」でいることが不安です。でも、何もしないときに最大の定力(ていりょく)=定める力 がつきます。
脳も安定します。脳と筋肉は鏡の関係にあります。だから脳が安定するほど、筋肉の不要な緊張が抜けていきます。
すると様々な潜在能力が発現して、あなたを助けてくれます。
首から上だけで考えてジタバタするのは自滅への道と知りましょう~。
つづく(次回更新は10月18日予定です)






































