「父」です。

最近、ニンテンドーDSがマイブームです。
DSは良い機種なんですがスクリーンショットが撮れないのが残念なところ。
私はプレイしたゲームはスクショを撮って保存しているんです。
DS実機だとそれができないので、何とかできないかと思案していました。

ある日、ネットの海を彷徨っていると、スクリーンショットを撮ることのできるパソコン用のエミュレーターを発見。
それでプレイするためにはDSのゲームカートリッジからデータを吸い出す必要があります。
なので今度は吸い出し方法を検索。
すると3DS実機(※DSではなく3DS)を改造すればできる方法があったので、3DSを用意しました。



万が一壊れてもいいように、眠っていた初期の3DSを改造することにしました。
改造はネットで見つけたサイトとにらめっこしながらだったので、もう一回やれと言ってももうできません。
気になる方は検索してみてください。

改造は何とかできたので、今度は吸い出すソフトの準備です。
今回は『ゼルダの伝説 夢幻の砂時計』を吸い出します。



当然ですが、最初はカートリッジを3DS本体へ挿入。



確かに認識しました。
古いソフトなので清掃をしないと起動しない場合があるんですよね。



確認出来たら、3DSの電源を切ります。
スリープではなく、完全に切ります。
そののち、スタートボタンを押しながら電源を入れます。



『GodMode9』というアプリを使って吸い出すので、そのロゴが表示されたら成功です。



3DSの下画面にしたのようなリストが表示されるので、『GAMECART()』を選択します。



すると、カートリッジ内のファイルが表示されます。
この中から『.nds』の拡張子が付いたものを選択。



次の画面で『Copy to 0:/gm9/out』を選択します。



ゲームデータの吸い出しが始まります。



十数秒で吸い出しは終了。
この画面がでれば成功です。



そうしたら、3DSに入っているSDカードをパソコンに挿入。



SDカードの中の先ほど吸い出したファイルをパソコンにコピーします。

ファイルはgm9/outに入っています。



さて、今回私が使うのは『DeSmuME』というエミュレーターの0.9.9バージョンです。



今日現在の最新版は0.9.13なんですが、0.9.9だと日本語表示が可能なので古いバージョンを使用しています。



そしてファイル>ロムを開くで先ほどパソコンにコピーしたファイルを選択します。
(※ファイル名は半角英数にしておきましょう。日本語だと起動しないソフトもあります。)
するとゲームが起動……せずに、エミュレーターが落ちてしまいました。

そうでした、このエミュレーターはBIOSが必要なんでした。
このBIOSの吸い出しもサイトを参考に行ったんですが、やたらと面倒だったのでやり方を覚えていません。
気になる方は検索してください。

BIOSを設定したら、今度こそゲームが起動しました。

 

スクショも綺麗に撮れました。



DSといえば上下2つの画面で、下画面がタッチパネルとなっています。
パソコンでどうやってタッチするのかなと思ったら、マウスで操作することができるんですね。

ゲームの中にはきちんと起動しない物もあるようです。
その場合は諦めて実機でプレイすることにします。

 

なお、改造には3DSの故障の危険が伴います。

改造に伴う故障は任天堂のサポート対象外ですし、そもそも3DSはサポートが終了しています。

壊れたら諦めてください。

以上、備忘録を兼ねたDSソフトのデータ吸い出し方法でした。