さて、医療者向け会員制サイト、m3.comでの連載が公開されました。
(m3.comのコンテンツ、医療従事者の経験・スキルをシェアする「メンバーズメディア」内での連載です)
今回のタイトルは
ちょうど、関東圏の大雪がニュースになっていて、タイムリーな掲載となりました。
皆さま、どうぞお気をつけください。
非会員の方向けに、以下に本文を転載します。
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医師6年目、内科医のトリおんなです。
この連載では、若手内科医の日常をゆるりと綴っています。
前回は、先輩ドクターのトホホな失敗について書きました。今回は、この季節に時々遭遇する、大雪の日のエピソードです。それではどうぞ。
盆地あるある? 冬にツラいのは…
私の勤める病院は、とある地方の、盆地のど真ん中に位置しています。
盆地の何がツラいって、夏は暑くて冬は寒いことです。この季節、大雪で公共交通機関がストップしてしまうことも珍しくありません。
大雪で外来がピンチ?!
ベテラン医師の切り抜けかた
そんな当院で、某診療科の先生方のおしゃべりを小耳に挟みました。
A先生:先週の大雪の日、大変でしたよね。電車が運休になったので、家から病院までタクシーで来たんですけど……時間もお金も、びっくりするくらいかかりましたよ。朝6時に家を出て、病院にようやく着いたのが8時半ギリギリでした。
B先生:それはおつかれさま。A先生は真面目だねぇ。ボクはね、大雪の日はもう諦めて、ゆっくり出勤することにしてるよ。
A先生:えっ、でも8時半から外来の仕事が……。
B先生:昔は、ボクもそう思ってたよ。がんばって雪を掻き分けて、外来の開始時刻に間に合うよう出勤してたんだけどさ、ある時気づいたんだよね。
……大雪の日は、そもそも患者さんも全然来ないってことに。
A先生:あぁ、確かに(笑)。
B先生:それ以来、『ボクが病院に辿り着けないなら、患者さんも来られないはず』って割り切ってるよ。
A先生:うーん、一理ありますね。今度マネしてみようかなぁ(笑)
大雪もなんのその
徒歩圏内に住む若手は…
大雪に慣れてしまえば、B先生のような境地に達することができるのかもしれません。
ちなみに、A先生よりも若手の私はといえば、病院から徒歩圏内に住んでいるので、どんな天気でも遅刻するわけにはいかず……雨ニモマケズ、雪ニモマケズ、今日も元気に出勤しています。
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