パーフェクトマン 完全犯罪 ★4.0 | 映画を見た。<ネタバレ感想>

映画を見た。<ネタバレ感想>

どれを見てどれを見てないのかわからなくなってきた
脳みそを整理する為のメモ的ブログ。
真面目に書いたり書かなかったり。
★は完成度ではなく「好き度」なので
たぶんあまり参考にならないです。
基本ネタバレ。

 

■あらすじ
芽の出ない作家志望マチューは遺品整理の仕事中に手帳を見つける。
それはその部屋に住んでいた天涯孤独の老人レオンが書いた戦争手記だった。
その内容に惹かれた彼が軽い気持ちで盗作し出版社に原稿を送ると
すぐにうちから出版させてほしい、と連絡が来る。
思わぬ形で夢が叶い喜ぶマチューだったが…。

 

 

 

 

 

 

聞いたことないなーちょっと見てみようかなー

からのおもしろかった!やつ。

ノーカットじゃなかったかも?だけどそれでもおもろかった。

 


盗作が大ヒットし天才と呼ばれ賞を受け愛する人を妻にしたマチューは
3年はしあわせに暮らした。
でも出版社からお金の前借りしてるのに次回作が書けず
早く書け、もう金は貸せない、と云われ困りはてる。
そんな中、妻の幼馴染?の男がやってきてマチューを疑い始める。
更にレオンの知り合いの軍人が盗作気づき
ハラされたくなきゃ金をはらえ、と脅してきた。
金はないから妻の父親の骨とう品の銃を強盗に入られた振りで盗むが
隠した銃を幼馴染の男が見つけてしまいもみ合いに……
まぁこの展開、コロしちゃうよねぇぇえ…。
一発殴打でシんでしまった男の遺体を海に沈めるもすぐに見つかる。
遺体から犯人の皮膚片が見つかったのでDNA調査に協力を、と
云われてオワターてなるマチュー。
でもあることを思い付く。
自分が犯した盗作の実話をベースに新作「偽り」として書き上げ

妻に託し、シートベルトが締まらないように細工した車の助手席に

脅してきた軍人を乗せそのまま高速で岩山へぶつかる。
ベルトをしていて助かったマチューは自分の携帯や妻の名が入った
時計を男に身につけさせ用意しておいた石油で車ごと燃やした。
作家のマチューが事故で死亡、というニュースが流れる。

名を変えて?また遺品整理の仕事についたマチュー。
仕事帰りの本屋で本当に自分で書いた「偽り」が大々的に売られていた。
喜んで書店に入ろうとすると中では朗読イベントが行われており

妻とその父親と…生まれたばかりの子供の姿が。
しばらく窓越しにその光景を見つめたマチューは肩をすぼめ
暗い夜の街に隠れるように消えていった。

 

 

的な話なんだけど見せ方うまいんだと思うー
すんごい各所でハラハラしました…
私ハラハラする話苦手なのに(心臓バクバクで耐えられない)
もうなんかずっとハラハラしちゃってめっちゃ疲れたw
マチューが新作を書いて渡したのは妻とお腹にいた子供の為だよねぇ。
本当に妻のことは愛してたんだと思う。
本屋で悲劇の未亡人として本を朗読する妻を見て
ああ、最上限のハッピーエンドじゃん、て思ったけど
赤ちゃんが出て来た瞬間、マチューにとっては
もっとも残酷な終わり方なんだなって思った。
タイトルがパーフェクトマンだけど、
マチュー全然パーフェクトじゃなかったぞ!w
ちょっと…いや、だいぶリプリーに話が似てたけど
私はこっちのが好きかもしれん。


都合良すぎる展開もたくさん…たっっくさんあった。

事故死と処理されたことにより殺人の罪免れたっぽいけど

家に落ちてる髪の毛でDNA鑑定できるし、そしたら当然一致して

被疑者死亡で書類送検みたいになるはず、とか

海のド真ん中に死体沈めた時に船に見つかったけど

泳いで岸まで辿り着くとかどんな体力だよ!とか

戦争マニアな妻の父親と付け焼刃の知識で話が出来たのか、とか

事故偽装後も顔まったく同じだけどそれ秒でバレない?!とか…

ほんとにいっぱいあるんだけど、それが許せるくらい面白かったかな。

あとマチューの役者さんがかっこよかったです(最後にそれかよ)