これ、
なんで泣いてるか覚えてる?
家族のアルバムを
パラパラめくりながら
小3の長男が私に聞きました
我が家のアルバムは
年に1・2度、スマホやカメラに
たまっている写真を
厳選して印刷
→アルバムにいれる
→コメントを書く
という作業をして作ってきていて
そのアルバムを見返していたんですね
↑
いったん作るとやめられない

ん?そんな顔は前もあったな、、、
ふと思い出した
あの出来事のお話をします
こんにちは!
子どもが
自分で生きていくチカラを育む
3人子育てノートの
松本あゆみです
自己紹介はこちら
数ヵ月前
長男が小学2年生の冬
月曜日の朝になると
『学校に行きたくない!』
『なんでこんなに荷物あるん?!』
『ママ、車で送ってよ!』
そう真っ赤な顔をして
怒りで我を忘れているかのように
かんしゃくを起こした時期がありました
いつもは
玄関で靴をはいてから
クルリと振り返って
『ママ、いってきまーす!』
『ぎゅーっ!』
そうニコニコ笑顔で
ハグをしてくれる長男
が、
月曜日だけは
そんな長男はどこへやら、、、
起きてきたときは
いつも通りの顔をしてるのに
私『ごはんは?』
長男
『おなかすいてないからいらない。』
そう言っては
バタバタと用意をし
誰よりも早く出発しようと焦り始める
↑
遊んでいる人が少ない朝、
学校に行って、友達と話したり
ガラガラの校庭で遊ぶのが楽しかったらしく
7時に家を出るときもありました(学校まで10分)
いつもニコニコ笑顔で出発するのに
月曜日だけは
明らかにこわばって
今にも泣きそうな顔で
『学校に行きたくない!』
と、玄関で靴を履いたところで
ジダンダが始まり
私『なんで?』
長男『学校に行きたくない!』
私『じゃあ休む?』
長男『いや、行く!』
私『じゃあ行ったら?』
長男『車で送ってよ!』
と、あっという間に
手が付けられないかんしゃく状態に
そこまでなると
もうお手上げで
隣や下の階の人から
苦情がくるんじゃないかと
ヒヤヒヤするくらい
耳の奥がキーンとなるような
『行きたくない!』という叫び
そんな長男を前にして
何を言っても変わらない状況に
イライラしては
『もー、うるさい!』
と、言ってしまう私
玄関でドンドンと足踏みをして
怒りを表し
言い合いになる私に
つっかかってきて当たった足がまた
ずーんと鈍い痛みを持って
『なんでこんなことするん?!』と
悔しくなる
我が子のことなのに
なーんにもわからなかったんです
泣いて、わめいて
大騒ぎして何かを発散させる長男
それに体当たりしてしまう私
こうして朝からどんより
もう寝る前か!?というくらい
疲れたところで
『一緒に行ってくれるならいく。』
と、最後は小学校まで
一緒に歩いて行って
1日の一仕事が終わる
すったもんだの月曜日の朝が
数週間続きました
そんなかんしゃく持ちで
他の兄弟よりも繊細で
扱いがカンタンではない長男が
ある日を境に
ピタリとかんしゃくを卒業しました
そのとき
カウンセリングを
受けたわけでもなく
私がコーチングのような
スキルを学んだわけでもありません
たった1枚のノートを書いただけ
そのたった1枚のノートを書いたら
長男の
甘えたいけど甘えられない
複雑な気持ちがわかって
かんしゃくを引き起こした
原因の小さな欠片を見つけて
長男自身が自分の行動を変えていっただけ
あのときのことを
覚えているか
長男にきいてみました
なんか覚えてるけど
なんであんなに怒ってたんか
もう忘れた!
と、ノーテンキな返事

子育ては親育て
いかに子供が心の内に秘めているものを
わかっていなかったかを
思い知らされた場面でしたが
ノートが現実を変えてくれました
アルバムの中で
あの日のように
顔を真っ赤にして
感情をむき出しにして泣く長男を見て
そんなことを思い出した日曜日
まだまだ別の形でお世話になる
方眼ノート
方眼ノートが紡ぐ物語
また書きます♡
お読みいただきありがとうございました。
松本あゆみ