立春を過ぎました。
もう春ってことですが、まだまだ寒いですね。
2月4日頃(2023年は2月4日)。および雨水までの期間。旧暦の正月の節。
太陽黄径315度
大寒から数えて15日目頃。旧暦ではこの日がが1年の始めとされていたため、決まり事や季節の節目はこの日が起点になっています。八十八夜、二百十日、二百二十日も立春から数えます。
冬至と春分の真ん中で、まだまだ寒いですが、暦の上では旧冬と新春の境い目にあたり、この日から春になります。梅の花が咲き始め、徐々に暖かくなり、春の始まりとなります。
そしてこの日は豆まきをするのですが、生まれも育ちも横浜の私にとって、昨今は「豆をまく日」より「太巻きを食べる日」のイメージが強い気がします。
豆まきをするのは「節分」
この節分は、旧暦でいえば年の初めなので、邪気を払うための儀式(儀式というほど大げさではないと思うのですが、言葉が浮かばないwww)?
私が子供のころは、「鬼は外」と言いながら、窓の外へ向かって豆を投げ、向き直って部屋の中に「福は内」と言いながら豆を投げる。
自分の歳の数だけ拾って食べる。実際にはもっと食べましたが。
成長するにしたがって豆を拾うのが面倒になり、「福は内」は畳の上にぽとぽとを落とすようになりました。
そして実家を離れてからは、豆は買うけど「豆まき」はしなくなりました。
こうやって日本の文化がなくなっていくのではないか・・・
そう思うと、みんながやらなくなってしまった行事とかあるだろうし。
地方に残された伝統行事、例えば 秋田のなまはげ では、
座敷には上がって欲しくないという個人宅には上がらなくなった
なまはげ役の方も高齢化となり座敷に上がらない方が楽なので玄関先で終わらせる
というようなことも耳にしたことがあります。
忘れられて、思い出されて、蘇って。
そういうお祭りとかもありますよね。
長い歴史のなかではこういうことはあるんだろうなぁと想いを巡らしたという
とりとめのない話しでした。
津田