新調したPCの動きがすばらしく速い。サクサク動くという表現に、久しぶりに再会した気がする。しかし、PCを置ている部屋の中は配線まみれで混沌としている。複雑なシステムを構築しているわけではない。入れ替えずに、旧があるところに新を重ねているからこうなるのである。それぞれに生えている配線は絡まりあって乱れを主張する。植物のように実をつければうれしいのだが、不快感以外は芽生えてこない。部屋の隅に蓄積された綿埃も、共鳴されて主張しだす。掃除をするほどの元気はない。この状態がしばらく続くことを覚悟する。PCのセットアップは大したことをしているわけではないが、気が付けば時間が過ぎている。怠けているわけではないのに、時間と実績の割合があっていない。何事にしても最近そう感じることが多くなった、自身の能力問題なのだろうが、劣化し始めているのであれば悲しい。
楽譜に書かれた五線譜の音符を読んでいる間に、楽曲は先に進んでいる。どうすれば処理能力を上げられるのか。PCのように費用をかければ解決できるのかもしれない。投資できるほど財力に余裕がないことが悲しい。反復練習で小さくステップを踏む。