【5】バレエ5番ポジションについて
右脚前5番で、右脚を前に出せば、体幹の動きは右脚前への「脚振り1」の動作なので、軸の左脚は内旋している(外旋した状態からのわずかな内旋を意味する)。
左脚を後ろに出せば、体幹は左脚後ろの「脚振り2」の動作となり、軸の右脚は外旋、左脚は内旋している。
ただし、両動作ともに、鎖骨と肩甲骨は肋骨の上を滑り、肩は左右横に真っ直ぐに並べた位置になる。
前と後ろに出した脚を戻して、5番で立つと、常に右脚は外旋、左脚は内旋した状態になり、右脚と左脚を中心軸に向って押し合う(締める、又は絞る)感覚になる。
胸部は、鎖骨と肩甲骨が肋骨からずれ動いているので、上体も絞られた感覚になる。
5番ポジションの効率性
重心を殆ど変えずに、瞬時に側屈動作で片脚バランスに移行できる。
ターンアウトが180度に近づく程、重心の移動が少なくなり、より安定した動きに近づく。
Author:コツ(骨)トレ愛好家 F.S(愛知県 女性:ジャズダンス、バレエ愛好家)
監修:TriMind
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