今日のテーマは、人体の構成です。
人体は、氣、血、津液、精から出来ています。これらのバランスを如何に保っているかが、健康や美容につながるのです。
各構成の役割概要をイメージできるように蒸気機関車に例えて説明させて戴きますので、どうしたら、調和がとれるのか考えてみてね。
氣→蒸気
血→石炭
津液→水、車軸の潤滑油
精→種火
種火である精に火をつけて、少しずつ石炭を投げ込み火力として水を沸かし熱湯になったものから爆発的に蒸気に展開させてエネルギーを発生させ、蒸気機関車の推力を生み出します。この間、石炭と水は絶えず補給しなければなりません。石炭をよく燃焼させる為には必ず通気をよくしていなければなりませんが、それと同じく血が氣に変化する過程においても氣の協力が必要ですし、津液の粘度の高い部分は車軸の潤滑油として機関車の前進を助けます。
このように蒸気、石炭、水、種火が一体となり蒸気機関車の推進、つまり人体の育成維持に協力して関与しているのです。

