今日のテーマは、七情と内臓系の関係です。
過度な感情や長期的な感情は、内臓機能に多大なる影響があるので、管理していきましょうね。では、具体的に以下に説明しますね。
肝機能とは、血液の貯蔵や解毒浄化を司る機能で、機能が低下すると目や爪に症状が出やすくストレスに敏感に反応すると血行が悪くなり、顔が青白くなったり青筋血管が目立つ。
また、怒りが強いと肝機能を傷める。肝機能や胆が弱いと怒りやすい。
心機能とは、全身に酸素や栄養を送るポンプの役割の心臓と脳の働きである心を司る機能で、動悸、不眠、不安、健忘などは、主に心機能の働きで、舌に症状が出やすく顔が赤くなる。
喜び過ぎると心機能が乱れる。精神が乱れると心臓や小腸が病気になる。
脾機能とは、胃腸の働き司る機能で、機能が低下すると、口や胃腸に症状が出やすく顔が黄色っぽくなる。
思い込み過ぎると、脾機能を乱す。脾機能が乱れると、くよくよ思い込む。
肺機能とは、肺、鼻、喉、気管支、皮膚を含む呼吸器系を司る機能で、機能が落ちると鼻、皮膚、喉に症状が出やすく顔が白っぽくなる。
悲しみ過ぎたり、憂い過ぎると肺機能が乱れる。肺機能や大腸に異常をきたすと憂い悲しむようになる。
腎機能とは、水分代謝、生殖器系、ホルモン系を司る機能で、機能が落ちると、耳や髪や歯に症状が出やすく顔が黒っぽくなる。
驚き過ぎたり恐れ過ぎると、腎機能を傷める。腎機能や膀胱が弱くなると、驚きやすく、恐れやすくなる。