今日のテーマは、喉の詰まり感です。
喉に大きな固まりがあるような気がし、違和感や
不快感を持ちつばを飲み込んでも違和感が取れない
症状で、梅核気とか咽中炙らんやヒステリー球とも
言われ、梅の種や炙り肉が喉に引っかかっていると
表現されてきました。
喉詰まり感の原因は、ストレス等により肝機能
(体内の血液や水分代謝をスムーズにする働き)の
低下で、水分の巡りが悪くなり喉に浮腫みが起こり
喉詰まり感を起こしています。
治療法としては、肝機能を高め気分爽快にし
水分の循環を良くする漢方薬として、半夏厚朴湯
(神経性胃炎、むかつき、吐き気、心因性気管支炎
等にも効果有り)を第一候補としますが、
胸がいっぱいでため息つきたい感じの人には、
逍遥散を、痰がつまって切れない人には、麦門冬湯を
用います。ツボ治療としては、天突( 鎖骨の中間部で
喉仏の下のくぼみ)と膻中(両乳首を結んだ線の真ん中)
を押します。
生活習慣としては、生活にメリハリをつける意味でも
早朝散歩等を毎日続ける等して戴きたいです。