毎週土曜日の特別テーマ(可愛い赤ちゃんを貴女に) 第9回目です。
今回は、生理と栄養と消化器系の役割です。
昨今は、胃腸機能軽視傾向がありますので、今一度、食事内容や暴飲暴食を見直しみましょう。
胃腸を中心に、消化器系が活発に動き飲食物が良く消化され栄養が体内に効率良く吸収される
ことは、全ての臓器や器官活動の前提条件で、子宮も例外ではありません。
子宮において、栄養素の吸収に問題があった場合には、月経血の色が薄い、月経が遅れる、生理がダラダラ長引く、高温期への移行が緩やか、不正な時期に出血等の症状がみられます。
このような場合は、補中益気湯や香砂六君子等の補気薬を使用し消化器系の働きを活動にすることより、女性生理器官を健全化させていきます。
補気薬は、筋肉、粘膜、血液等を構成する細胞や組織におけるエネルギーと物質の代謝を改善し、子宮や血管の構造や運行を支える筋肉を丈夫にしますので、無駄な出血を防ぎ卵巣と子宮内膜の周期変化を力強くする働きがあります。
食べ物に感謝し捨てる部分を出来るだけ少なくする一物全体食や昔ながらの味噌や醤油等食物性乳酸菌を摂取することを意識し実施してみましょうね。