今日のテーマは、鼻水、鼻づまり、くしゃみです。
風邪の一般的症状ですが、花粉症やアレルギー性
鼻炎や副鼻腔炎等でも同様な症状になる場合が
あります。
口呼吸によりウイルスが侵入しても呼吸器系の
粘膜が機能していれば撃退出来るのですが、
乾燥していると感染していまいます。
また、呼吸器系の粘膜が弱い人は胃腸機能も
低下していますので、両方からの対応が必要です。
ツボ治療としては、印堂(両まつげの中央にある)
後頭部に向け真っ直ぐ押す、次に、迎香(鼻の横の
くぼみにある)つまっている方あるいは鼻の両側を
指でグリグリと押す。
鼻水の状態に合わせた食材を御紹介させて戴きます。
鼻水の色が透明~白でサラサラな場合は、
肺が冷えている証しですので、肺を温める作用がある、
生姜、長ネギ、紫蘇等を意識して食べてみましょう。
具体的な調理例は、ヒラタケと長ネギの味噌汁です。
材料(2人分)
ヒラタケ半パック、長ネギの白い部分10cm、
おろしショウガ1かけ程度、味噌適量、出汁約2カップ
作り方
鍋に出汁とヒラタケを入れ火をかけ、ヒラタケに
火が通ったらショウガと長ネギを加え一煮立ちした後、
味噌を入れる。
鼻水の色が黄色~緑で粘り気が強い場合は、肺に熱が
ありますので、菊、セロリ、白菜、バナナ、冬瓜、
春菊等と胃腸機能を高める芋類、豆類、キノコ類、
レンコン、ユリ根などを一緒に摂取してみましょう。
唐辛子等の香辛料は、控えて戴きたいです。
調理例としては、春菊の煮びたし
材料(2人分)
春菊1束、湯葉2枚、大根2cm、出汁3/4カップ、
酒大さじ1、醤油大さじ1、黒糖大さじ半分、粗塩小さじ半分
作り方
春菊は、4cm程度に、湯葉は、食べやすい大きさに、
大根は、すりおろし準備します。
鍋に出汁と調味料関係を入れて沸騰させた後、湯葉、
春菊と入れて火を通し、器に盛り、大根をのせたら
完成です。