白鳥神社大神楽は500有余年の歴史がある。

そこに我が外孫(中1)が”鼓”でデビューした。

部活との兼ね合いで、時間調整が多難だったが・・・。

これで、我が家は神社に四代が絡んだ事になる。

父が神主役の東西呼ばわり。

手前が、総代長。

子供が、笛と綾棒(ひょっとこ役)。

孫が、鼓打ち。

鼓打ちは6人のメンバー構成。

社会人3人、高校生二人、中1の我が孫。

孫はジージの身長を追い越して170cm

学校から帰り、夜、二週間余の猛練習に耐えた。

初めて着る裃と袴の戸惑い。

頭に鳥の鶏冠を冠り、鼓を握った。

大神楽は出発前に神事がある。

その時、カワラケでお神酒を戴く。

未成年故、舐める程度、形だけと言われたが・・・。

“グイッ!”と流し込んでしまった。

暫くは演じていたが、具合が悪くなってきた。

初めての着物も、締めすぎていたせいもあったらしい。

吐し始めた・・・。

早速、着物を脱いで、傍らに休んだ。

その先、鼓を打てる状態ではないらしい。

でも、この日、最後まで神楽に付いて廻りゴールした。

役者連中との夕食は食べる事が出来た。

明日は大丈夫だと言う。

翌日もお神酒は出たが、流石にパス!

朝9時半にスタートして、夕方5時の打ち上げ迄頑張った。

地域の一員として、認められたか?

小学校1年生の3人も、泣きべそかきながらも頑張った!

子供達にとって、これは大きな財産だと思う。

故郷が体に沁み込んだ!のだ。

これは、長じても決して抜ける事はない!

笛の音が鳴り頃となれば、必ず舞い戻る!

        跡取りが出来た! 寅次郎

 

にほんブログ村 オヤジ日記ブログ ちょい悪オヤジへ
にほんブログ村 上をクリックして 寅のランキングUPに ご協力ください!

 夕方の五時、大神楽の獅子はたてがみを震わせ別れがつらそう・・・。

大鳥居の前を、振り返りつつ去りがたし・・・。

夕暮れの秋空に笛が響き、やがて消えてゆく・・・。

拝殿の提灯に灯が入り、餅撒きが始まる。

幸運を求めて、群集の手が伸びる。

一時の喧騒が収まり宵闇が迫る。

秋の例祭フィナーレは拝殿踊り!

そのオープニングは静かな場所踊りから。

場所踊りは神を迎える踊りとか。

手ぬぐいで頬被りをして、手を後ろに組み、足踏みだけの踊り。

足踏みは邪神を追い払う由。

地元衆が他所村の客人に歌で挨拶。

他所の衆が、これを受け取り歌で返す。

これが終わるとテンポが変わる。

下駄が拝殿の床を鳴らす!

九月下旬、外は涼やかなれど、拝殿内は熱気充満!

この暑さが、気分を一段とヒートアップ。

老若男女が一人の音頭取りに見事に踊らされる。

音頭は何人かがランダムに取り合う。

この呼吸も見事である。

順番があるわけではないのに・・・。

拝殿の外にはテント村があり、一服出来る。

冷えたビール、酒が無料呑み放題!

見知らぬ人との会話も弾む・・・お宅何処から?

三重県、愛知県、福井県、石川県、千葉県まであった。

ようこそウエルカム!ウエルカムようこそ!である。

アルコールを補給して又、拝殿に上がる。

暫くしたら、何と郡上市長が浴衣で登場!

直ぐに輪の中に入り、見事にステップを踏む!

とても73歳とは思えない身のこなし!

最後の10時まで踊られた。

例によって〆の挨拶をせよとの命が来た。

市長に黙って帰ってもらうわけには行かない。

即断でコメントを求めた。

国選択無形民俗文化財である拝殿踊りを守り、又皆で楽しみましょう!と。

全員、下駄を脱ぎ三本で締めた! 

         シーユーアゲイン!寅次郎

にほんブログ村 オヤジ日記ブログ ちょい悪オヤジへ
にほんブログ村 上をクリックして 寅のランキングUPに ご協力ください!

 諺に曰く

“二兎追うモノは一兎も得ず”と。

過日、TVで“二兎を追う”人を見た。

お茶の伊右衛門の八代目経営者・福井正憲氏。

200年以上続いているお茶の老舗である。

福井氏の言う“二兎”とは“伝統と革新”だと言う。

創業以来、伝統に裏打ちされたお茶は、順調に推移してきた。

競争相手が出現し、争いは熾烈になって来た。

伝統を守っているだけでは後退するばかり。

そんな時、サントリーからオファーが来た。

一度は断ったが、熟慮の末、コラボレーションに踏み切った。

これが改革、革新の始まりの様だった。

伊右衛門と言う、古い伝統の名前が逆に受けた。

累計の売上高が一兆円を超したという。

伝統を守り、同時に革新を追い求めている。

このテレビを見て感じた。

我が白鳥神社の護持運営も見習うべきではないか。

神社こそ、とてつもなく長い歴史と伝統の塊である。

伝統の上にどっしりと胡坐をかいてござる。

今年の大神楽の役者衆を集めるのに苦労した。

他所の神社では、地元だけでは祭が出来ないと言う。

女の子に出てもらうところもあるやに聞く。

地域外から助っ人を頼む所も。

少子化による人口減少は如何ともしがたい。

祭そのモノが出来なくなる可能性は大だ。

こうなると伝統などは、屁のツッパリにもならない!

何か手を打たないと・・・。

小学校の時、祭に出た子は、帰ってくる確率が高い。

一度は故郷を離れて都会に出るが、Uターンしてくる。

その子は長じて、祭に戻ってくる。

幼少の頃、体に沁みついた旋律は消えない。

人間の帰巣本能とも言えるだろう。

現に、そうゆう子達が祭を演出している。

帰りたがっているのだ・・・・。

帰って来て、どんどん子供をつくればいいのだ。

その環境を整えるのが、年寄りの役目だ。

ロボットではどうだ?と言う奴がいた。

         出て行け! 寅次郎

にほんブログ村 オヤジ日記ブログ ちょい悪オヤジへ
にほんブログ村 上をクリックして 寅のランキングUPに ご協力ください!