英単語の因数分解 | とらひこの楽しみながらTOEIC990点挑戦記

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TOEIC LR公開テスト990点達成!! これからも990点目指して継続して受験します。通訳案内士と英検1級にも無事合格。NHK 実践ビジネス英語聴いてます。
今年もいろいろな事に挑戦していきます。

今から40年以上も前に、「単語を知らずに英語のわかる本」というタイトルの本が刊行されました。

大胆なタイトルですよね。一見すると、なんかあやしそうです。

 


さて、この本のある章に「因数分解法」と言うのがあります。要は、接頭語、接尾語、語根の意味を知る事で英単語の意味を推測したり、合理的に覚えることが出来る方法なんですね。

 

例えば、韓国模試や問題集で時々目にする「illegible」と言う単語、この意味は「読み難い、判読し難い」と言った意味になります。この単語を「因数分解」すると「il+legible」となります。ilはもともとunの意味があり、否定や反対を表します。このunがin-, ir-(rの前)、il-(Lの前)、im(pやmの前)、i-と変化するようです。さて、il- legibleですので、legibleでは無い、つまり「読みやすく+ない」となります。 同じようにillegalもlegalではない、法律順守しない=違法となります。

 

TOEICのPart5で時々出題される語彙問題で、legible或いはillegibleのどちらかが出題されることがあります。この場合、legibleを覚えておけば、illegibleは想像できますよね。逆にillegibleを覚えておけば、legibleが出題されても意味が推察できます。これは一例ですが、このように接頭語、接尾語、語根を沢山覚えれば覚えるほど、知らない単語でも意味を推測できる可能性が高くなります。今回はかなり古い本をとりあげましたが、このような接頭語、接尾語、語根について解説している本は最近でも沢山刊行されていますので、興味がある方は一度本屋さんで手に取ってみてはいかがですか?  ふっふっ(ΦωΦ)