将棋を続ける子どもの多くは、大会優勝を夢見て棋力向上を強く願っていると思います。
言い換えると、「あまり強くなれなくてもいい」という方針の子どもの比率はあまり高くないと思います。
で、大人の場合は「あまり強くなれなくてもいい」という方針の方が多くてもいいように感じています。
具体的に言うと、『丸暗記原始棒銀戦法』 + 囲い、くらいが目標でもいいと思うのです。急戦で攻め込まれたら対応できないけど、そうでなければ一応囲えて、原始棒銀で攻めることもできる、という程度です。
そりゃまあ、大会で勝つことも将棋の楽しさの1つだと思いますが、同程度の棋力の人がいれば上記程度の人 (やそれより下の人) でも楽しめると思うんです。
大人になってから将棋を始める人、子どもの頃に駒の動かし方だけ覚えてちょっと将棋を体験したまま大人になって再開する人、そういった人にとっての将棋の楽しみ方の1つとしていいんじゃないかな、と思います。
ふと思ったのですが、入門者や初心者にとって、急戦で負けるのとちゃんと囲ったうえで負けるのとでは、対局の満足度にかなりの差が出るんじゃないですかね。