もし将棋関係者の半生記集を作るとしたら電子版だけ作成し、製本したい人には製本用 data を渡して「必要なら製本直送などでご自身で製本をお申し込み下さい」と伝えれば良いかな、と思っていました。

先日、pixivFACTORY というところが便利そうなことに気付きました。同人誌販売と同じ流れで入稿だけしておけば BOOTH に出品され、紙の本を希望する人が製本費用 (+ margin) を BOOTH に払って必要部数だけ製本してもらう (print on demand) という形になります。

実現できる見込みはほぼないのですが、実現するとしたら「県 (または支部) の将棋関係者の半生記集を作ってみませんか」のような取り組みになると思います。

以下、仮想問答集。「system 管理者 (私)」「編集者」「執筆者」が登場します。


編集者 Q&A

誰が編集者になることができますか? 県連や支部などの将棋関係団体をとりまとめている方ならどなたでも。
編集者に出費は発生しますか? 電子版の半世紀集を作るだけなら費用は一切かかりません。県連や支部で紙の本を製本する場合はその分の費用がかかります。
執筆者は最大何人までですか? 何人でも可能です。申し込み時点で人数をお知らせ下さい。
執筆者は後から増やせますか? 最初の申し込み時点で予備の accounts を数人分用意しますので、追加者にはそれを割り当てて下さい。
原稿が締切に間に合わない場合、待ってもらえますか? いいえ。締切時点で提出されている原稿を取りまとめるだけの取り組みです。どうしても締切後の原稿を含めた半生記集を作りたい場合は、編集者自身で system を用意して作って下さい。
MS-Word で原稿を提出することはできますか? system 側では MS-Word 原稿を受け付けていませんが、編集者が MS-Word 原稿を受け取ってその文章を system 上で貼り付けるようにしていただいても構いません。(貼り付け時の誤操作などは編集者の責任となります。)
e-mail で原稿を提出することはできますか? system 側では e-mail での原稿を受け付けていませんが、編集者が e-mail を受け取ってその文章を system 上で貼り付けるようにしていただいても構いません。(貼り付け時の誤操作などは編集者の責任となります。)
手書き原稿を提出することはできますか? system 側では手書き原稿を受け付けていませんが、編集者が手書きを受け取ってその文章を system 上で入力するようにしていただいても構いません。(誤入力などは編集者の責任となります。)
執筆者の原稿を編集者が手直しすることはできますか? できます。
server はいつまで稼働していますか? 原稿締切までは稼働しています。原稿の保管が必要でしたら締切時点 (または締切直後) にご自身で保全して下さい。(Git が使える方は、お手元へ clone するだけで大丈夫です。)
半生記集はいつ受け取ることができますか? 電子版は締切後1週間以内を目指しています。製本版は BOOTH に出品する形となりますので、更にかかります。

執筆者 Q&A

誰が執筆者になることができますか? 編集者が執筆者を公募した際に応募した方、または編集者から依頼があった方です。
費用負担はありますか? 執筆には費用負担はありません。また出来上がった半生記集を電子的に受け取る場合も費用はかかりません。出来上がった半生記集を製本したい場合は費用が掛かります。
どこで執筆しますか? system 側で用意した Gogs という server 上で執筆します。
どういう形式で執筆しますか? Markdown という形式で執筆します。とは言っても覚えるべきことは少なくて、「1番上の行は手を付けない」「段落の切れ目は空行で表す」の2点だけ知っておけばまず大丈夫です。
局面図は入力できますか? SFEN 形式のみ受け付けます (本文に記入しておくと自動的に局面図に変換されます)。Kifu for Windows で局面を入力し「編集」→「局面のコピー」→「SFEN 形式局面」を選び本文に貼り付ける方法が最も楽だと思われます。
画像は入力できますか? ご自身でその画像を web 上に用意し、Markdown 形式で画像を原稿に埋め込めば、画像を入力することができます。しかし、この方法はそれなりの知識が必要なので、画像入力は基本的にできないと考えて下さい。
PC は必要ですか? 携帯電話でも執筆は不可能ではありませんが、PC がある方が執筆は楽です。
執筆画面は分かりやすいですか? 必要な操作は以下の通りです。緑色のところだけ操作すれば完結します。
1. 渡された QR code を読み込む
2. log in する
3. 大きな緑枠の中で本文を執筆する
4. 今回の執筆内容を小さな緑枠へ一言で書き込む
5. 緑の「保存」を押す
執筆済みの部分を後から変更できますか? 締め切り前なら何度でも変更できます。
原稿の分量に上限はありますか? system 側では上限を定めていません。編集者が上限を定めている場合はそれに従って下さい。
どういう内容を書いたら良いですか? あなたよりも将棋歴が若い方、特に子ども達が「将棋で強くなりたい」「将棋を楽しみたい」と思った時に読んで参考になることが望ましいですが、将棋に関することなら基本的に何でも良いです。
書いてはいけないことはありますか? ・他人を誹謗中傷する内容は避けて下さい。
・他人が読んで不愉快になりそうな内容は避けて下さい。
・政治の話は避けて下さい。ただし、新人王戦、赤旗名人戦、自由民主党総裁杯などは、政党等が主催していても話題にして構いません。
・特定の球団を応援したり誹謗したりする内容は避けて下さい。
・「回転焼」「大判焼」「今川焼」や「きのこの山」「たけのこの里」のような争いの種となる話題は避けて下さい。
MS-Word, e-mail,  手書き原稿で提出することはできますか? system 側では受け付けておりません。もしかしたら編集者が受け付けてくれるかも知れないので、編集者にお確かめください。
締切に間に合わない見込みとなったのですが、提出を待ってもらえますか? いいえ。締切時点で提出されている原稿を取りまとめるだけの取り組みです。
Markdown 形式の知識があるので、少々複雑な原稿を書いても大丈夫ですか? はい、VFM に従っているなら大丈夫です。また、server である Gogs は GitHub のようなものなので、お好きな Git client を使って local PC に clone し、GhostWriter のような markdown 対応 editor で編集し、終わったら push する、という使い方が最も楽だと思われます。
書籍としての出来上がりはきれいですか? いいえ、本当に最低限の装丁です。きれいな装丁が必要でしたら、集まった原稿を専門業者へ持ち込んで下さい。業者にもよりますが、自費出版費用よりは安いと思われます。
半生記集はいつ受け取ることができますか? 電子版は締切後1週間以内を目指しています。製本版は BOOTH に出品する形となりますので、更にかかります。
その他、色々な要望があります。 それらの要望を受けてくれる業者をご自身で探していただくことになります。