半生記集を作った場合、電子版が基本であると考えているので、紙版は少部数になります。

少部数の印刷・製本は割と割高になります。例えば製本直送で A4 中綴じ48頁1部で見積もりすると700円が提示されます (本体370円 + 送料330円)。無線綴じだと920円でした (本体590円 + 送料330円)。なお、BOOTH 販売ならもっと高いでしょう (pixivFACTORY の製本だけで本体890円 + 送料350円でした)。

なるべく安く済ませるには、なるべく大きい版に2段組で文章を流し込むのがよいと思われます。

そこで、試しに Vivliostyle を利用して『銀河鉄道の夜』を2段組で組版してみました (雑な方法で組版した後に色々と手を加えています)。以下はその結果の一部です。

 

この組版方法で『銀河鉄道の夜』は全21頁に収まりました。因みに B5 だと全27頁でした。

近所に5円複写機 (B4 まで1枚5円, A3 は1枚10円) がある方の場合、仮に全27頁なら中綴じ1部70円で作成できることになります (表紙費用は別)。ただし、(大抵は) 元原稿を紙で持ち込まないといけないので元原稿を印刷する費用がかかります。