昨日書いた北海道の北見市の財政危機の話で、もう少し深掘りしてみました。一番気になった直近の市長選をまずチェックしてすると投票率が33、86%の低さで驚きました




北見市の市長選は5期連続で過去最低投票率を更新しているという話で、北見市民の政治や行政への関心のなさが確認できたと思います




今の現職の辻直孝市長の選挙は現職対共産党の選挙になっていて、実質的に与野党相乗り対共産党の市長選でこれが投票率の低さの原因だと思います




今の現職の辻直孝市長の前の市長は市議に不信任を出されて辞めた後に自殺していて、これも北見市の闇の深さを感じます




この北見市の財政危機で私も含めてみんなが気になるのは、これだけ財政が苦しいのに「なぜ豪華な北見市役所の新庁舎が作られたのか?」でこれに「北見市民は反対しなかったのか?」という話です




令和2年に竣工させた豪華な新庁舎の話があって、その後にこんな深刻な財政危機になるのは市長や市議や市職員はまともな財政運営をしていたのか?という話になります




5期続けて市長選の過去最低投票率を更新していう事は、北見市の中高年が選挙に行かないから杜撰な行政で財政危機になったという意見が出ると思います




さらに昨日も書きましたが、北見市職員が今年度に35人も退職するのは異常事態で、北見市は人口が約11万人の市町村でこのレベルの市町村なら民間に比べて市役所職員は給料も待遇も民間よりはるかにいいと思います




それでこれだけ市役所職員の退職者が出るということは、幹部職や管理職の市役所職員が無能かパワハラなど酷くて職場の雰囲気が悪いのかと疑ってしまいます




ただこの市役所職員の退職者が多い話は皮肉な事に北見市の人件費削減を進められる話になっていて、財政危機対応で社会党主義、官公労主義、官尊民卑の北海道では一番困難な人件費削減を進められると思います




ただ北見市のゴミ袋の大幅値上げや学校の新築の白紙や保育園の閉鎖などは、北見市の若い世代の流出をさらに加速させると思います




あと北海道の場合は夕張市破綻の時もそうでしたが、今回の北見市の財政危機は何が原因か?を分析検証して責任の所在をハッキリさせて責任追及して問題をハッキリさせないと同じ事を北海道ではずっと繰り返すと思います




それから北見市の財政危機の説明会のポストを見たら高齢者が怒鳴ったり持論をずっと展開したり個人的な感情論と人情論を話すなど主旨と違う話になって「老害達が!」と怒っていたポストもあります




この辺りは北海道の中高年の特徴で、「頭 北海道新聞」の中高年ばかりだと思いますしこの人達の選択の結果が今の北見市、北海道の惨状です




その他には「市町村合併で負担が大きく増えた」という話もありますが、私は北海道の「最悪欠陥システム」ブログで書いていた「分散市町村」の問題で、北海道は小さな市町村が多すぎて存続危機の市町村が結構あります




前にホリエモンこと堀江貴文氏がYouTubeで人口が5000人くらいの市町村は自主財源(その市町村の税収)が2割程度で、あとは国などの税金で補助されていると話していました




さらに堀江貴文氏は「5000人くらいなら大きな学校レベルでその市町村で首長や議員や公務員が大勢いて運営するのは非効率すぎる。学校は生徒会だけで運営している」と話をしていて、私は納得したのを思い出しました




こういう問題はやはり人口激減するから発生する問題で、北海道は「12年連続で日本人の人口減少が全国最多」で日本人の道民が差別され困窮化して激減しているのが問題だと思います




結局北海道の首長や議員や公務員に地方自治体の運営が能力的に無理なのか?のレベルで私は最近考えてしまいます




今後の北見市の動向に注目しています