山あり谷あり、波乱の人生ドンブラコ!
ようやくたどり着いたあこがれの年金生活‥
夢見た悠々自適の年金生活は、
なぜか幽遊自虐の年金生活にさま変わり‥
だがしか~し転んでもただでは起きないのが団塊育ちのいじましさ!
つかんだ節約テクニックを
余すとこなくご披露いたしましょ~ぅ
こちらからどうぞ
母親が第三者の精子提供を受けて生まれた
45歳になる女性が、
「精子提供者は“誰”だったのか、知りたい」
と、悩みを打ち上げる記事が
ネットに掲載されていました。
国会に超党派による「生殖医療法案」が提出される
昨年、超党派による「生殖補助医療法案」が国会に提出されましたが、第三者の精子・卵子を使って生まれた子の「出自を知る権利」については議論が続いています。
議連案では「ドナー(提供者)の身長、提供時の年齢、血液型の情報は開示するが、より詳細な情報を求める場合はドナーの意思を確認する」としています。
記事に登場する女性のように、当事者本人が「自分の父親は誰?」と、真実を希求するのは当然だと思います。
私は、そうした当事者(親・子)のさまざまな葛藤や、問題とはべつに「第三者の精子・卵子を使った不妊治療」の話題を見聞きするたび、いつもモヤッとした疑問がわいてきます。
異父兄弟姉妹 異母兄弟姉妹間の婚姻禁止条項
日本では民法第734条第1項で異父兄弟姉妹、異母兄弟姉妹間の婚姻は禁じられています。
「第三者の精子・卵子を使った不妊治療」で生まれた子には、異父兄弟姉妹、異母兄弟姉妹が存在してもなにも不思議ではなく、むしろ存在する可能性の方が高いと思えます。
その不妊治療で生まれた子と、精子・卵子の提供者の子として生まれた子が、成人して何かの偶然で出会ったとき、不思議な親近感からお互いに好意を持ち、やがてそれが恋愛感情に発展する‥‥。
こんなドラマみたいなことが起きないと、誰が断言できるでしょう?
4人の子を持つ私が言っても、なんの説得力もないことは承知で言わせていただきます。
夫婦(男女間)に子供ができるのも運命(さだめ)なら、できないのも運命。
その運命に逆らって、科学の力で子供を作ることが本当に幸せなのか?
自分たちはもちろん、生まれてくる子供にとっても、本当に幸せなことなのか?
こんなことは当事者の方たちは、重々考えた上での決断であることは、こちらも重々承知の上での言葉です。
倫理観と科学の矛盾は、いつの世にも避けて通れないむずかしい課題です。