山あり谷あり、波乱の人生ドンブラコ!
ようやくたどり着いたあこがれの年金生活‥
夢見た悠々自適の年金生活は、
なぜか幽遊自虐の年金生活にさま変わり‥
だがしか~し転んでもただでは起きないのが団塊育ちのいじましさ!
つかんだ節約テクニックを
余すとこなくご披露いたしましょ~ぅ
こちらからどうぞ
5月18日 21時05分、共同通信から
「【速報】上川外相
『うまずして何が女性か』
静岡県知事選の
応援演説で発言」
と題した配信がありました。
本文、わずか132文字の短い記事は、世論を煽(あお)ろうとする魂胆が明白です。
上川陽子外相(衆院静岡1区)は18日、地元・静岡市内で行った静岡県知事選の自民党推薦候補の応援演説で、同候補の当選を訴える際に「この方を私たち女性がうまずして何が女性でしょうか」との発言をしていたことが関係者の話でわかった。配慮を欠いた発言との指摘が出る可能性がある。(記事全文)
この記事であきれ返るのは、「配慮を欠いた発言との指摘が出る可能性がある」という結びのことば。
記者が「配慮を欠いた発言」だと思うなら、「指摘が出る可能性」だなんて書かずに、「配慮を欠いた発言だ」と断じればよいし、疑問に思うなら、真意を確かめるため上川氏に会見を求めることが、記者としての姿勢ではないでしょうか。
そうしないのは、記者は発言者の意図を理解していたからでしょう(そうでなければただの馬鹿!)。
共同通信がつぎに向かった先は、発言者の上川氏に真意を問いにではなく、立憲民主党の逢坂代表代行のもと。
「子どもをうまない女性は女性ではないと受け取られかねない不適切な発言だ」との批判のことばを引き出すために(18日 21時54分配信)。
一連の流れから、共同通信には「真実の報道」という、報道機関として最も大切な矜持がかけらも見られません。
ひたすら世論を煽って、耳目を集めようとする、ことばを変えれば「いまどきのSNS炎上商法」と、なんら変わらない低俗さです。
さらに朝日新聞に至っては、
(前文略)上川氏は19日午前、報道陣に対し、自身の発言について説明する方針。共同通信が報じ、朝日新聞は関係者に確認した。
と記し、取材すらすることなく、共同通信の記事を丸ごと掲載しています。
朝日新聞、共同通信両社について私は以前から、数々の疑義を呈してきましたがもはや報道機関としての体(てい)をなしているとは思えません。
情けないかぎりです。