日本株は反落、米物価指数発表後の長期金利急上昇を警戒
我妻綾、長谷川敏郎更新日時
日本株は反落。米国で9月の消費者物価指数(CPI)のコア指数がやや高めの伸びを保ち、追加利上げ観測が高まった。米長期金利が急上昇し、警戒した売りが優勢になった。
- TOPIXの終値は前日比1.4%安の2308.75
- 日経平均株価は0.5%安の3万2315円99銭
SBI証券の鈴木英之投資情報部長は、米金利の動きには少し投機的なところがあり、株式市場に影響を与えたと話した。
TOPIXの下落に最も貢献したのはトヨタ自動車で1.9%値下がりした。指数構成銘柄の2155銘柄のうち、130銘柄が上昇、1992銘柄は下落した。
半面、日経平均の下げは限定的だった。今期の営業増益見通しを発表したファーストリテイリングが5.8%上昇し、株価指数を支えた。
インサイト
- 東証33業種中32業種が下落、鉱業が上昇、繊維製品が下落率トップ
- MSCIアジア太平洋指数は1.3%の下落
- 年初来ではTOPIXが22%の上昇、MSCIアジア太平洋指数は0.9%の上昇
- TOPIXの12カ月先予想PERは14.6倍
背景
- 米CPI、コアが2カ月連続で高めの伸び-FRBの方針裏付け
- FRB、追加利上げの扉を開けておくもよう-サービス価格上昇で
- ドル・円相場は1ドル=149円台後半で推移、前日の日本株終値時点は149円10銭
- 前日の海外市況はこちらをご覧ください
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