日本株4日続伸、米民間雇用鈍化や中国製造業改善-車や訪日関連高い
長谷川敏郎更新日時
31日の東京株式相場は4日続伸。米国で8月の民間雇用者の増加数が市場予想以上に鈍化し、利上げ懸念が後退した。中国の製造業購買担当者指数(PMI)が改善したことも追い風となり、自動車や鉄鋼株に買いが入った。陸運や空運、小売りなどインバウンド(訪日外国人)関連の一角も堅調で、内外需銘柄ともに高かった。
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30日の米長期金利は4.11%と、4.3%台にまで上昇した8月中旬に比べて落ち着きつつある。インベスコ・アセット・マネジメントの木下智夫グローバル・マーケット・ストラテジストは「長期金利の低下が市場全体に安心感をもたらし、日本株にもポジティブなインパクトをもたらしている」と言う。
セゾン投信の瀬下哲雄マルチマネジャー運用部長は「為替市場で円安基調が続いていることも輸送用機械や陸運、空運などインバウンド関連にポジティブに働いている」と述べた。
中国が午前に発表した8月の製造業PMIは49.7と、前月の49.3から改善したことも買い安心感を強めた。ブルームバーグが集計したエコノミスト予想の中央値は49.2と悪化が見込まれていた。

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