2012年春の開業を目指す東京スカイツリーが、
鳴り物いりで起工式を開いた7月14日、
液晶パネルの新工場建設を目指すパナソニックが、
同じ日に起工式を開いたのは意図的？
片や地上波デジタル放送発信の中核となり、
片やその電波を受信する液晶テレビのパネルをつくる。
東京スカイツリーの総工費600億円はすごいが、
パナソニック新工場の3000億円はもっとすごい。
しかも、前者は4年後の完成を目指すのに、
後者は、2年後には稼動開始とのこと。
単純な比較はあまり意味が無いが、
メーカーとしての気迫が伝わるような気がする。
東京スカイツリーの完成は確かに楽しみなこと。
しかし、総工費の600億円は無事集まるや否や。
あの位置、あの規模で採算が取れるや否や。
本当に東京新名所となりうるや否や。
東京タワーのノスタルジーを越えられるや否や。
課題は山積しているように思う。
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