愛知立てこもり事件、何故特殊急襲部隊(SAT)でも手こずった。 | 留守宅は大丈夫?

留守宅は大丈夫?

「セキュリティ工房TOP5」ブログ。 セキュリティは、ネットワークカメラによる遠隔モニタリングの時代。
TOP5は横浜馬車道から緑園都市へ、日本初のネットワークカメラ専門プロショップ。

■愛知県長久手町で17日に起きた立てこもり事件は、
最初に駆けつけた警察官が、
玄関先で横たわったまま救出されずテレビに放映され、
夕刻になってさらにもう一人の警察官が、
撃たれて死亡するという最悪の展開となった。
付近は、普段は静かな住宅街というから
住民の突然の恐怖は察するに余りある。

この事件、だれでも感じるように二つ疑問が残る。
一つは、異常ではあっても通常想定できる人質事件、
何故、これほどまでに手こずるのかということ。
テレビの番組では、こうした場面で活躍するための
ハイテク武器が、時折紹介されている。
瞬時に犯人をひるませる催涙弾、
強力なレーザー光線で目をくらませるレーザーダズラー、
こうした武器が使われず、
旧来の交渉作戦を続けているのは何故か。
外野席に過ぎないけれど、その辺は良くわからない。

もう一つの疑問は、
何故二人目の警察官の犠牲者を救えなかったのか。
負傷している警察官を救おうとして、
盾を構えて進んでいる時、
7~8m離れた路上にいた警察官(SAT)が撃たれたという。
撃たれた警察官は、防弾チョッキをきていたものの
弾は、首の付近に命中した。
最初に警察官が撃たれたのは防ぎようがなかったとしても
二人目の警察官への狙撃は、どうにも悔やまれる。
ことここに及んでも慎重な対応を続けることもわからない。

現在、18日11時過ぎ。
事件はまだ解決してない。
皆、疲れているには違いないが、
愛知県警への国民の不信感が大きくならない内に
ぜひ特殊急襲部隊(SAT)の鮮やかな所を見せて、
一刻も早く収束させてもらいたいもの。



にほんブログ村 ビジネスブログへ人気blog ←今日は何位?ぜひクリックを!