■三菱電機が手のひらサイズで、
3~10m離れて200Mbpsの通信に成功したとの記事がでていた。
標準化団体「ワイメディア・アライアンス」が策定中の
「ワイヤレスUSB規格」に準拠しているとのこと。
実用化は2~3年後と発表されているが、
すでに実用化しているところも多いのに、
なにを今更、という感がしないでもない。
「ワイメディア・アライアンス」は、
ワイヤレス・パーソナルエリア・ネットワーク(WPAN)の
世界標準化フォーラム。
業界標準(デファクトスタンダード)も
公的標準(デジュールスタンダード)も目指してきた
HP、モトローラ、フィリップス、コダック、シャープ、
サムスン等のメーカーのリードで、数年前から活動を続け、
業界標準については、すでに標準化作業は終了している。
ワイヤレスUSB規格は、
UWB技術を採用することで、約3mの距離で、
USB2.0と同じ最大480Mbpsの転送速度を実現する。
先行しているブルーツースより、
低消費電力化、低コスト化が期待できる。
IEEE802.11a/b/gとして実用化されている無線LANは、
転送速度最大54Mbps、通信範囲100m程度可能ということで
ワイヤレスUSBと共存するとされている。
ワイヤレスUSBには、NECやシャープも力を入れている。
東芝がリードしてきたブルーツースに
真正面から対抗していることは明らか。
量産化対応、知財問題、周波数認可が解決されれば、
実用化は一気に加速される。
応用の本命はデジタルカメラとされているが、
今後、続々と採用商品が出てくることは明らか。
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