■東芝は、現在2機種のネットワークカメラを発売している。
ドームタイプのIK-WB21と箱型タイプのIK-WB12。
いずれもメガピクセルの解像度を有し、
東芝の技術が結集された高機能カメラ。
当社ではこのうち、IK-WB21を発売している。
過去に何台か受注した程度で、販売台数は多くない。
このIK-WB21が、3日ほど前から異常なまでの問い合わせを受けている。
問い合わせの内容は、すべて下記のようなもの。
「東芝IK-WB21の在庫はありませんか。」
「1週間ぐらいで入りませんか。」
いろんなお客様から電話・メールで、
次々と同じような問い合わせが来る。
代理店からは、早々と東芝に1台も在庫はなく、
当面の生産予定もないという情報を入手していた。
あまりに問い合わせが続くので、
問い合わせが来たお客様に、
何故それほどいろんなお客様が捜しているのですか、
と尋ねてみた。
答えは、「あるお客様がIK-WB21を大量に導入し、
今回、追加1台を求められている。」とのことだった。
念のために、東芝業務用カメラ部に直接問い合わせてみた。
ドームタイプのIK-WB21は、
ある基幹部品が入手できず6月末まで生産予定がないという。
基幹部品とは何か、と尋ねても、
私にはわかりません、とつれない返事だった。
何が起こっているか知る由もないが、
現段階では顧客要望に応えられていないことは間違いない。
メーカーとしてあってはならない状況になっている。
当社で扱う商品は、Yahoo！Googleでの検索エンジンが上位に来る。
従って、こうして市場に商品がない場合、
お客様からの期待を受けてしまう。
捜しているお客様は、さぞかし困っているものと思われる。
ある意味では、当社も、市場供給責任の一端を担っている。
そう考えると複雑な心境になり、
さっそくIK-WB21の販売サイトから買い物カゴをはずし、
「6月末まで生産予定なし」の言葉を入れた。
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東芝ネットワークカメラIK-WB21
■高画素高画質光学22倍ズーム旋回型カメラ。
高画素プログレッシブCCD搭載
最大1280×960ドット（SXVGA）画像を配信
メーカ希望小売価格は￥165000（税別）
＜NTSCを超える高精細な画像を提供＞
プログレッシブCCDイメージセンサを搭載し、
最大1280×960ドット（SXVGA）の高解像度画像を配信。
＜オートフォーカス光学22倍ズームを搭載＞
広角から望遠まで調整できる（f=4.0mm～88.0mm）ズームレンズ搭載。
＜広角度＆高速 パン・チルト機能を搭載＞
パン・チルト機能を搭載、カメラの向きを変えることが可能。
広角度の回転角度でワイドな視野をカバー、
スピーディな回転速度で動きのある被写体にも対応。
オートパン、プリセット、オートパトロールなどのモニタリング機能を搭載。
＜最大9ヵ所のカメラを1台のパソコンにマルチ表示＞
独自プロトコルで東芝ネットワークカメラを相互認識可能。
カメラ台数に応じて自動的に4画面、9画面表示に切り替わり。
＜音声情報を双方向同時に通信可能＞
市販の外付けマイクの音声をネットワークに配信。
クライアントPC側の音声を出力可能な、音声出力端子も装備。
＜モーションセンサー機能を搭載＞
画面全体に285点の検出ポイントを設け、明るさ変化により動きを検知。
動きを検知してアラームを発報。
＜自動巡回機能（オートパトロール）＞
あらかじめプリセットした監視ポイント（最大64カ所）を自動巡回。
指定した画角と時間間隔で撮影することが可能。
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