増益率第1位、いぶし銀の復活オリンパス、これからの課題は。 | 留守宅は大丈夫?

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「セキュリティ工房TOP5」ブログ。 セキュリティは、ネットワークカメラによる遠隔モニタリングの時代。
TOP5は横浜馬車道から緑園都市へ、日本初のネットワークカメラ専門プロショップ。

4月に新年度が始まって9月に中間決算となる会社は多い。
その中で、増益率第1位となったのは、オリンパス。
前年同期の収益が低かったと言えばそれまでだが、

経常利益額でも315億を上げているのはすごい。

というのは、オリンパスはなかなかデジカメで勝てず、

昨年営業利益が落ち込み純利益が赤字になり辛酸をなめてきた。
オリンパスの経営は、デジカメ等の映像システムと医療システムと
産業システムが3本柱、
そのうちデジカメは、常に利益面で大きく足を引っ張ってきた。

シェア競争でも、キャノン、ソニー、カシオ等の後塵を配し、

オリンパスのデジカメラはもはやこれまでと言われても仕方がなかった。

こうした厳しいデジカメ戦争の中で、

オリンパスは、デジカメ事業を利益重視の戦略に徹し、

映像システム全体でも黒字転換を実現した。
ここまでは、見事に生き残りをかけた挑戦は功を奏した。
しかし映像システムが足を引っ張らなくなったというだけで、
映像システムが確固たる事業に復活したというわけではなく、

オリンパスの収益を医療システムが支えていることに違いはない。
デジカメ事業は絶えず上位が入替わる競争市場。

映像システムの収益性を上げるため、

開発費を抑え、設備投資を抑えてきたが、
これから再び攻めの経営に転じ、

オリンパスのデジカメが上位に顔を出すようにならなければ、

真の復活とはいえないのではないか。

オリンパスデジカメの愛用者の立場からも、

これから舵取りが気になるところ。

■先日、自宅のパソコンで内蔵ゲームの「麻雀」をしている時、
いつになくきれいな手で上がれた。

よく考えるとこれは「九連宝燈」では、と絶句した。

「九連宝燈」は、麻雀を愛好している人にとっては幻の上がり。

一生かかってもほとんどの人がお目にかかれない。

いくらゲームでもなかなか出来るものではないことに変わりはない。

しかも上がった「九連宝燈」は、一~九満待ちの純正役。

思わずディスクトップにコピーしておいた。


九連宝燈400