ちわ。ねびです。
ハンドルも選びなおしてドロップ化が一段落したB1・MASON。

6年前に新車(その時点で2年落ち)で購入直後、「MTB買ったけど俺、山行かないじゃん」と思ってから、のーんびりとしたモディファイを続けて参りました。
今回はその中でも、ずーいぶん昔からやりたかった「フロントフォークのリジット化」です。
この自転車…
前々から思ってましたが、ドロップ化してから顕著に成ったことがあります。
前サスが効きすぎ。
ダンシング時にサスペンションが効いちゃってふわんふわん。
どう考えても力が逃げてました。
ドロップ化して、より前輪荷重が増えたんでしょうね。
最初からついていたマニトウ・アクセルCOMPにはプリロードがいじれるツマミが着いてますが、最強にしてもまだ軟らかい。
反面、お陰で縁石で飛んでもショックは皆無だし、舗装の荒れた路面でもかなり快適です。
唐突に段差に突っ込んでもわりと平気。
さすがXCモデル、サスはちゃんと仕事しています。これはこれで楽しいし楽。
なので、長らくそのままにしておりました。
ところが、通学に使うようになってからこのペダリングする度に沈むサスに億劫さを感じるようになって来ました。特に都合が悪いのはながーい登り坂。
ペダルを踏むたびに少し沈む。
ダンシングなんかする気にもなりません。
しても踏んだ割に進んでる感じがしません。
というわけで、思い切ってサスペンションフォークをリジットに交換します。
買ってきたのは「MOSSO」なる台湾ブランドのアルミリジットフォーク。

ヤフオクで4000円前後で買えました(2013年4月現在)。
ヤフオク無料アカウントでもギリギリ落札可能。
MOSSO FK26MD5 26インチMTB用 アルミフロントフォーク 黒/MOSSO

Amazonでも買えるっぽい。このMOSSOのアルミリジットフォークにはどうやら3種類あるみたいです。
2013年モデルとして最近登場した「M3」なるものと、既存の太めの翼断面形状をもつ「MD5」に細身の「MD2」。
それぞれ形状が異なります。
私が買ったのは太めのMD5です。空力がどうのは置いといて、自転車そのもののフレームパイプが太いから、見た目にゴツい方が似合うだろうと。つっても最近の液圧整形パイプのフレームなんかに比べたらぜんぜん細身のフレームなんですけども…。
細身のMD2は旧モデルなのかあんまり見ませんね。ちなみにMD5、MD2にはカーボン「ラップ」モデルもあるみたい。
ラップなので、芯材のアルミフォークにカーボンを巻いたもの。売主さんのコメントによればアルミモデルより若干重い。
余談。
自転車におけるアルミは、クロモリに比べて硬いとか、振動が中々減衰しない素材特性をもつので長距離乗ると疲れるとかよく言われています。
でもフレームに関しては最近出たキャノンデールのCAAD10なんかは、アルミフレームだけど疲れにくいとかなんとか。なぞの技術だ…。
最近のモデルは十把一絡げにはできんようですね。乗り心地なんか地面から人間に振動や衝撃が伝わってくるまで、タイヤにリムにスポークにハブボディにベアリングにハブシャフトに…ってすごいいろんな部品を経てやってきます。
どれが効いているのやら。
ことフレームに関して、「多少の違いはあるが好きなのに乗りゃいい」っていう方もいれば、シートポストやハンドル周りに関して「もうカーボンパーツが手放せない」って方もいます。
結局は自分の財布事情と気に入ったの使えばそれで良いってことですね(笑)
MOSSOのフォークに関して、多少の重量増に目をつぶってアルミの外側にカーボンを巻くと少なくとも振動特性が変わりそうです。重くなるから物理的な安定性もマスんだろう。それは置いといてカーボンの見た目が欲しい人向けとも思えます。
・
・
・
ま、色々考えましたが、安いしカーボンの良さは私はまだ知らないのでアルミでいいやと。
3980円のフォークですが、目についた品質的な気になるポイントはこれくらい。

かなり分かりにくいですがクリアがちょっとだけダマになってる。
でもそんなもんです。
コラムを見るとクリアが乗ってるので、たぶんドブ漬けで塗ったんじゃないかと思うんですが…

クリアの湯船にちょっとだけ浮いてた泡を拾った感じかしら。

2013年1月に生産した風の刻印が。
へぇ。
交換作業はスターナットの打ち込み以外は簡単でした。

もともとついてたFサスフォークから割の入った下玉押しを外して、ウエスで汚れを綺麗にしたらグリスを塗ったMOSSOフォークに押しこむ。

密着するように押し込んだら、車体に仮止め。
パイプカッターでフォークコラムをカット。
端面をヤスリで整えた後にスターファングルナットを打ち込む。

今回の作業で一番難しかったのがこれですね。
翌朝の通学で乗って行こうとはしゃいでたので、せいて適当に打ち込もうとして大失敗。
斜めに入ってしまいました。
なので、じつはこの綺麗にハマったスターナットの下に、もう一個斜めに入ったスターナットが埋まっています。
あはは…はぁ…。
手持ち工具じゃ外すに外せないので諦めました。はぁ。
スターナットの打ち込み方法は色んな方が色んな方法を試みているので省きますが(写真撮り忘れた)、私が成功したのは「ステムをガイドにしてプラハンで叩きこむ」方法です。
他の良さそうなのはM6の長ネジでフォークの下側から引き込む方法。長ネジ買ってくるのが面倒だったのでビクビクしながらステム法で。
ああいい勉強になった…。
とかなんとかしていたら、ちょっとフォークに関して、ん?と思うことが。

こちら、コラムカットした時の端材です。
50mmあります。
で…退屈だったのでバリを取ったりしてみたのですが…

ん…?
微妙ではありますが、見た目になんか違和感が。

パイプなのに肉厚が均一じゃないっぽい。
いわゆる普通の「パイプ」って薄い板を丸めて作るか…、これはアルミだから引き抜き材だと思うんですが、穴がズレるって事あるんでしょうか…。
ということで検証。
厚そうな所と薄そうな所をマジックでマーキング。

薄そうなところは、1.7mmってとこでしょうか。

厚そうなところは…2.15mm?
パイプカッターで切ったから、斜めに刃が入ることはないと思うんです。
やっぱりちょこっとだけ偏心していたのかな。
この0.4mmがどう効いてくるかと言えば…微妙にヘッドのネジがズレるくらいか。
4000円ですからこの位ぜんぜん気にしませんが、…どうやって作ったんだろ。
そんなこんなでなんとか完成ー。

「最初からロードバイク買えよ仕様」の出来上がりでしょうか。


26x1.25のスリックタイヤだとフォークには相当余裕がありますね。
ディスクブレーキハブの700cホイールを履かせてシクロクロスで使ってる例をシクロワイヤードで見たような。
相変わらずVブレーキコンバーターを用いて前後ブレーキを使っていますが、どうやら強く握るとフォークが外側に広がって逃げます。
なので、フワンフワンタッチが余計に強調された模様。
一応は効くので、もうどのくらいフワンフワンしてても分からんのですが。

ヘッド周りとのつながりも違和感ないですね。
(新車購入以来、街中で同じBe Oneの自転車に乗ってる人を4回しか見たことがないので、日本語が読める多くの皆さんにはまず間違いなく参考になりませんが)

フォークの股下長が4cm程短くなるのがわかってたので、購入時に一緒に買ったMOSSO純正のコラムスペーサー。ヘッドが立つのは承知のうえで、とりあえず10mm x4。
前後2箇所にロゴがつくので、MOSSOファンにはたまらないですね。たぶん。
あまりにモッソモッッソするのでひっくり返したり、手持ちの金色2mmのスペーサーを1枚だけ挟みました。
びふぉー

あふたー

グラフィックの色合いも近いせいか、見た目はあんまりガラッと変わった感じしません。
ところが乗ると大違い。
立ち漕ぎ出来る!
登り坂でも進む!
加速がよい!
重量が軽い!
悪いところもいくつか。
路面の荒れが恐い。キャスター角が立ち、フォーク自体のトレール長もちょっと減って直進安定性は若干低下。
手がしびれる?
良し悪し色々ありますが、通学用としては大満足です。振動だの衝撃だの直進性だのを差し置いてよく進むようになりました。
いままでどんだけロスしてたんだってくらい。
勢いで昨日、休み休みではありますが134km乗りました。
こんなにこの自転車がっしりしてたっけ?って感じさえします。
ちなみに、フォーク単体の重量はコラムカット前800g。
…メーカー公表値は690gらしいんですが。
115%って事は台湾で使ってる測りは日本の計量法に引っかかるのかな(笑)
50mmコラムカット後は実測780g。
ステアチューブは4g/cmのようです。
では