受験体験記 その76【HTさん】 | 東大SPHを目指す貴方へ

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東京大学 公共健康医学専攻 (SPH:公衆衛生大学院)の卒業生有志による、入試対策法・学生生活・キャリアプランについて綴っているブログです。
東大ひいては日本国内でMPH(公衆衛生修士号)取得を目指されている皆様のご参考になれば幸いです。

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2024年度(2023年8月実施)の受験生の方の体験記です。




第76弾はHTさんの体験記です。
(回答日:2023/09/15)

年齢
30代

受験年・コース・合否結果
2023年8月入試 (2024年4月入学) 1年コース合格

東大SPH受験は
初めて

併願校
なし

卒業学部
医学部医学科 (大学問わず)

受験時の職業
医師

東大SPHを受験した理由 (公衆衛生学を志した理由)
ある分野に活かそうと思ったから

東大SPHのここがオススメ
選択肢の多さ 学費 立地 ネームバリュー 
研究室の事前訪問やコネが必要無く、ある意味受験のハードルは低い

将来のキャリアプラン
未定

受験勉強法 (勉強期間、推奨参考書、解いた過去問の年数・周数、失敗談など)
半年前から開始 このブログに書いてることをやった
平日1-2時間程+4か月程前から休日も3-4時間くらいでだらだらと
主に過去問とこのサイトの推薦図書で勉強
過去問は手に入る8年分を3周くらい

推薦図書は、公衆衛生がみえる 統計学演習  統計学入門 入門医療倫理 I
公衆衛生がみえる、統計学演習は2回通読(統計学演習の問題は1周)
統計学入門は一通り読んだがよく分からないところが多すぎて流し読み
入門医療倫理 Iは1周、単純に読み物として面白い。
実臨床でも倫理的な考え方や患者の自己決定を考慮するようになった気がした

英語
過去問のみ
英語論文をある程度苦労せずに読めるなら他にするべきことはあまりないと思う。
私は単語力がイマイチなので、過去問で出てきた知らない単語をまとめて覚えた。
余裕があれば公衆衛生分野の論文を検索して読んでも良い。
日本語で回答すると回答文が不自然になったり、うまく回答できない場合があり、その場合は英語で回答した方がいいと思う。

統計
過去問+問題演習
統計学演習と過去問で試験レベルには達するはず。
ある程度似たような問題が出ていると感じるので、過去問をしっかりやればよさそう。
むしろ過去問で出てこない物(F分布とか)はあまり力入れなくてもいいかも。
統計学入門は読んでも理解できませんでした。入門か?これ

公衆衛生学
過去問+公衆衛生が見える
公衆衛生が見えるを読んで過去問を解く。他にできることはないと感じる。
実際の試験ではみえるにも過去問にも出てないことが出たがどうせ皆出来てないはず。
医師国試で勉強したが全く覚えてなかった。そもそもその時とデータが変わってる。

記述
過去問
上記の統計、公衆衛生の勉強内容と、自分の他の知識を合わせて考えて書く。
たぶん自分の考えで答えることが大事。

小論文
自分が書きやすいテーマで作成。
「7日間で合格する小論文」という大学入試小論文の本を読んでその型を参考に
試験4週間前くらい前に草稿→1週間寝かせて添削→友人に意見聞いて添削
出来上がったものを試験数日前から書いて覚えた。
二次試験はこの小論文が主な話題になります。

面接
受験者の声を何個か読んでいった。だいたいそんな感じの事を聞かれた。

面接で聞かれたこと、受け答えた内容
教授、准教授が2列で10数人並んでる前に一人
質問されたのは最前列の教授数人から
質問内容:
志望動機 小論文について(具体的にどうするのか それで解決するのか等)
公衆衛生をやろうと思った動機が変わっているからなのか、それについて割と聞かれた。
どう公衆衛生と関係するのかとか、その分野でどう健康に活かせるのかとか






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