当ブログでは日本酒(特に吟醸系)を紹介しているが、私が一番好きな飲み物は煎茶。
次がトマトジュースで、3番目が日本酒。
トマトジュースは今1日1本紙パックの野菜ジュースを飲んでいる程度だが、旅行でホテルの小食のバイキングにトマトジュースがあると、この際とばかりにジョッキ2杯。
お茶を好んで飲み始めたのは小学5年からで、通っていた塾の職員室に煎茶があり、休み時間になると数人が我先に職員室に向かった。
茶筒を開けて葉を取り出し、急須に移してポットの湯を注ぐ。
我先に向かったのは、茶葉も安くはないので取り出すのは1回限りとされていたので、風味がしっかり出るのは二煎目までで、三煎目はまあまあ、四煎目からは出がらしになるから。
先生方は「子どもなのに・・・」と呆れながらも笑って見ていた。
両親は特にお茶は飲まなかったが、母方の祖父が大のお茶好きだったらしく、その血を引いたのだろうと言われた。
母の出生地は茶処・玉露で有名な福岡県八女市。
普段、家でも八女の煎茶を飲んでいるが、職場では違う。
職場が管理しているお金には研究費(科研費、共同研究費・委託研究費)・教育用費(講義用、実習用)、教室用費(雑費)の3つがあり、お茶やコーヒーなどは教室用費から出る。
その教室用費がここ2年ばかりひっ迫しており、まずコーヒー豆がなくなり、次に茶葉がなくなった。
今はネスカフェのバリスタだけで、お茶好きにとっては困ることに。
しかし、個人で急須や茶葉を置くのもなんだし、ティーバッグで我慢することにした。
煎茶のティーバッグはどれも味が薄く、抹茶入り煎茶は風味に納得できなかった。
煎茶だけ、抹茶だけならば大好きだが、混ざるとダメ。
次に玄米茶やほうじ茶のティーバッグを試し、玄米茶がいいかなと。
その玄米茶も抹茶が配合された製品ばかりだが、玄米の香ばしい香りのお陰で気にならない。
煎茶や玄米茶のティーバッグに抹茶が配合されているのは、メーカーは風味アップのためとしているが、私は風味でなく色を濃くさせるため(茶葉だけで濃くするのはコストが見合わないから)と見ている。
煎茶と抹茶とでは風味が違うので、お互いを補完するために使うのは気に入らない。
最初に選んだのは伊藤園の「お~いお茶 プレミアムティーバッグ 宇治抹茶入り玄米茶」。
味には納得したが、1袋 2.3 g でたっぷり2杯分できるため多過ぎとの理由で止めた。
伊藤園には1杯分のティーバッグ「お~いお茶 抹茶入り玄米茶」(1.9 g)があり、さらにイオンのトップバリュ向けにも「抹茶入り玄米茶」(2 g)を作っているので、比べてみた。
「お~いお茶 抹茶入り玄米茶」は箱に表記されている通りに浸出させても味が薄過ぎて、じっくり出してようやくまあまあの濃さ。
ただ、雑味は少ない。
一方、トップバリュ向けの「抹茶入り玄米茶」は、表記通りに浸出させるとまあまあの濃さで、じっくり出すとじゅうぶん濃くなる代わりに雑味が出る。
そのため、丁度良い浸出時間を見つけて飲んでいる。
という理由で、今職場で飲んでいるのはトップバリュ向けの「抹茶入り玄米茶」。