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俳句銀河/岩橋 潤/太宰府から

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今朝(8月15日)の未明、東の空に木星火星が最接近して見えた。

 

2つの惑星は天の赤道のすぐ近くにあるので、200 ルールで撮影。 
 

 

撮影場所: 自宅庭

撮影日時: 2024.08.15 04:54

 カメラ: Panasonic DC-GX7MK3
 レンズ: LUMIX G VARIO 100-300mm / F4.0-5.6 II / POWER O.I.S.

 

マニュアルモード、F 5.6、1/4 sec、ISO 800、600 mm(35 mm フィルム換算)

 
火星: 等級  0.9、視半径   3.1"、方位 東、高度 50.7°
木星: 等級 -2.2、視半径 18.4"、方位 東、高度 50.6°

 

撮影画像全体(2000 × 1500 px で閲覧可)

 

切り抜き(1200 × 900 px で閲覧可)

左:火星、右:木星

ガリレオ衛星:左下から右上へ順に、ガニメデ、エウロパ、イオ、カリスト

 

撮影時刻におけるガリレオ衛星のおおよその位置

元日の能登半島地震があって、新酒が出揃う2月からの半年間は地元福岡県の酒蔵の品だけでなく石川県の酒蔵の品も「能登応援」の気持ちで飲んできた。

 

そろそろ福岡県産に戻ろうと思い、今回取り寄せたのは八女市にある喜多屋特別純米酒「喜多屋」プレミアム(4号瓶)。

 

 

この品はまだ飲んだことがなかった。

 

私は元々吟醸系が好きだが、ここ数年は特別純米酒も好きになり、飲むようになった。

 

喜多屋の特別純米酒では、今年、特別純米酒「蒼田」山廃仕込(4合瓶)と酒蔵開放2024限定 特別純米酒「喜多屋」生酒を飲んだ。

 

 

 

 

特別純米酒「喜多屋」プレミアムは原料米に山田錦と吟のさと(八女産)を6:4で使用し、60% に磨いている。

 

銘柄名と精米歩合からも想像出来る通り、蔵元の宣伝文句には「柔らかくふくらみのある芳醇な味わいと、フルーティな吟醸香が絶妙に調和」とある。

 

特別純米酒には、吟醸系でなくても吟醸系のような風味になるものが多い。

 

今日、1本目を開栓。

 

製造年月表記は 24.07 とあるので、先月に2度目の火入れと瓶詰めがされたもの。

 

新酒のシーズンが過ぎ、ひやおろしのシーズンを迎える前の、その品らしい風味を最も味わえる頃だ。

 

 

なるほど、これは吟醸酒と言われて出されても疑わない。

 

フルーティーな要素の内ではバナナとマスカットがメロンよりも優勢に感じられ、豊かな甘味と旨味、適度な酸味で、全体にやわらかな口当たりで飲みやすい。

40年以上のオーディオ歴で使用したカートリッジのうちで一番気に入っていたのは 、DENON DL-103LCII

 

自宅に招いた友人がその音をえらく気に入って、同品は既に生産終了になっていたが、後継機種の DL-103R が販売されていたこともあって、買い替えてもいいと思い友情価格で譲った。

 

しかし、カタログスペック上は違いがないと言ってもよい2つのカートリッジの音には低音域において差があり、また DL-103LCII を使いたいという気持ちがずっとあった。

 

今年の6月、非常に状態の良い中古品があり、購入した。

 

 

今、DL-103R にはヘッドシェルに中古で入手した YAMAHA HS-11 を使っている。

 

YAMAHA から単品販売されていたものではなく、レコードプレーヤー GT-2000 から取り外されたもの。

 

DL-103R は以前 Ortofon LH-4000 に取り付けていたが、HS-11 に替えると音場表現力がさらにアップし、以来 HS-11 をベスト・ヘッドシェルとして使っている。

 

DL-103LCII が手に入ったからには、同じく HS-11 を合わせたいと思い、中古市場に状態の良い品が納得価格で出るのを待っていた。

 

先週末、ハードオフのオンラインショップ・サイトに商品ランクA(中古美品)で掲載されているのを見つけた瞬間、購入を決めた。

 

今回も GT-2000 から取り外されたもの。

 

リード線が付いていて、幸運にも audio-technicaAT6108 のようなので、そのまま使用。

 

DL-103R に使用しているリード線は AT6101(生産終了)で、友人に譲った DL-103LCII にも AT6101 を使っていた。

 

(左)DL-103R (右)DL-103LCII

 

DENON DP-67L に取り付け、設定や調節を行った。

 

針圧は標準の 2.5 g 、アンチスケーティングは 1.6 。

 

 

 

 

<ファースト・リスニング>

 

 

カラヤン/ウィーン・フィル、ドヴォルザーク 交響曲第9番『新世界より』

ドイツ盤、Grammophon、415 509-1、1985年発売

 

喜多郎『1000年女王 オリジナルサウンドトラック』

キャニオンレコード、C28G0124、1982年発売

 

姫神せんせいしょん『姫神』

キャニオンレコード、C28R0099、1982年発売

 

松田聖子『Candy』

CBS/SONY、28AH-1494、1982年発売

 

サウンドイメージ全体の描写、管弦楽器の音の質感、シンセサイザーの高音の透明度、ヴォーカルの生命感など、いずれもこのヘッドシェルはピカイチ。

地球温暖化が一段と進み、地球沸騰化の時代と言われるようになった。

 

沸騰とは液体に関する用語なので、海が沸騰するわけではないが地球沸騰化という用語は言い得て妙である。

 

温暖化といえば気温の上昇をまず思い浮かべるが、温暖化は地球表面積の7割を占める海でも進行してきた。

 

熱帯・亜熱帯の魚やサンゴが、以前よりも高緯度の海域に進出するようになった。

 

2011年に国立環境研究所が発表した研究結果によれば、海水温上昇によるサンゴ分布の北方拡大の速度は 14 km/年に達している(引用元)。

 

水の比熱は空気の約4倍であり、水は空気よりも温まりにくく冷めにくいことから、温度変化の影響が持続する。

 

 

今年の夏はラニーニャが発生すると予想していたが、 earth で海面水温異常を調べていて、記録的な猛暑の原因のひとつとされる海洋熱波も観られている。

 

2024.06.05 の記事

 

 

今日、earth で最新の海面水温異常の状況を調べたのが以下。

 

2024.07.28  21:00 における海面水温異常レベル

(異常低温)水色ー青色ー黒色(平年並み)ー赤色ー黄色(異常高温)

 

海面水温が平年並み(黒色)、異常高温(赤色:低レベル、黄色:高レベル)、異常低温(青色:低レベル、水色:高レベル)で色分けされているが、大部分の海域で異常高温になっているのが分かる。

 

特に北半球において著しい。

 

上図の日本近海での海洋熱波をクローズアップしたのが以下。

 

 

異常高温のレベルが特に高い場所では、平年比 + 5.0 ~ 6.0℃ になっており、今年の夏は猛暑が続くと予想される。

 

また、海面水温が高くなるほど蒸発も活発になるので、風向きによっては大雨の元にもなる。

 

南米大陸から赤道沿いに西の海面水温は青色の異常低温で示されているが、まだ気象機関からのラニーニャ発生の発表はない。

 

7月に買っておいた、石川県能登半島にある数馬酒造「竹葉 純米吟醸」を開栓。

 

 
 
製造年月表記は 2024.06。
 
原料米は能登産五百万石で、精米歩合は 60%。
 
吟醸酒らしい香りは強く主張することもなく心地よい。
 
フルーティーな風味の要素ではメロンが一番表に出て、バナナは控えめ、僅かにマスカットで、全体に口当たりはやわらかめ。
 
甘味・旨味がよく感じられ、酸味とのバランスが良い。
 
後味の余韻がある。
 
普段、地元福岡県の大賀酒造喜多屋の品を飲んでいる私にとって、とても馴染める風味。
 
これで、数馬酒造の3品を味わったことになるが、それぞれ個性が違って美味かった。
 
 
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