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俳句銀河/岩橋 潤/太宰府から

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姫神の初代・星吉昭さんの初期のアルバムが好きで、CD や LP で持っている。

 

特に好きな曲のうちの2曲「青天」「まほろば」が収録されているアルバム『まほろば』は CD だけ持っていて、それは 1993年の再発盤。

 

 

アルバムが最初に発表されたのは 1984年の LP(C28R0128)で、CD はその翌年の 1985年(D32R0027)。

 

市販音楽ソフトとして CD が登場したのは 1982年だが、さんはオープンリールのマルチトラックレコーダーを使用していたので、『まほろば』はアナログ録音で制作されたもの。

 

なので、『まほろば』を LP でも持っておきたかった。

 

状態の良い中古盤を探し、美品とされるものを買ってみたのが今回の1枚。

 

 

ジャケット、インナー、盤すべて文句なしの状態。

 

状態がすこぶる良いので、洗浄はせずに Stat-Ban 562 で処理しただけで聴いてみた。

 

 

 

リードイン・グルーヴに針を下ろしてもプチパチノイズは皆無。

 

静寂から「青天」のハーモニカに似た音色が流れ始めた。

 

曲中、曲間でも極めて小さいノイズがたまに聴かれただけ。

 

これは、前所有者が1度聴いたきりで仕舞ったままだったのではないかと思うほどの極美盤。

 

「青天」「まほろば」をはじめアルバムを堪能した。

 

「まほろば」では和太鼓のようなパーカッションが響くたびにアンプの各チャネルのメーターが -15 dB の目盛りを超えた(3~5 W/ch)。

 

 

 

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中学の時以来、40年以上さだまさしのファン。

 

彼がソロ・デビューの前、1972年に吉田政美とフォーク・デュオ「グレープ」を結成してのファースト・アルバムが『わすれもの』(1974年発売)。

 

『わすれもの』は 2005年に再発された CD(WPCL-10158)で聴いてきたが、LP 発売から30年以上経ち、アナログマスターテープはかなり劣化していたと推察される。

 

ならばと初回盤の LP(L-8043E)で聴きたいと探し、見本盤(サンプル盤)を見つけた。

 

所有者が音楽業界の人からいただいてそのまま保管しておいたもので、本人は一度も聴かなかったという。

 

ジャケットやインナーの状態はとても良く、盤はA面は文句なしでB面の外周近くに斜めに2センチほどの擦れがあった。

 

擦れの部分に触れてもひっかかりを感じないので、音には影響ないだろう。

 

 

状態が良いので、洗浄はせずに Stat-Ban 562 で処理するにとどめた。

 

 

 

リードイン・グルーヴでは少しプチパチノイズが聴こえるが、曲が始まると時折聴こえるくらい。

 

「精霊流し」が爆竹と鐘の音ではじまる。

 

「紫陽花の詩」「春への幻想」「雪の朝」「告悔」「あこがれ」と佳曲揃い。

 

LP 発売時の彼は22歳で、濁りなく軽やかに伸びる高い声。

 

サウンドイメージ全体のひろがりや音の密度は、流石に出来立てのマスターテープから起こした音だ。

 

B面外周の擦れは再生音に影響なし。

 

 

 

犬種は違うが、ジャケットの子犬を見ると子どもの頃のサントリーウイスキー「トリス」のコマーシャル『雨と犬』(1981年制作)を思い出す。

 

一人ぼっちの子犬が街を歩いたり、雨に降られたり、自転車とぶつかりそうになったりのシーンに、菅原進(ビリーバンバン)の優しいスキャットが流れた。

梅雨明け後、雨の日がほとんどない(8月は1日だけ)太宰府は今日も晴れ。

 

太宰府上空は福岡空港からの離陸機の飛行経路になっている。

撮影場所: 自宅庭

 

撮影時刻: 8:28
 カメラ: Panasonic DC-GX7MK3
 レンズ: 200-600 mm ズーム(35 mm フィルム換算)F 4.0-5.6
 

マニュアルモード、F 5.6、1/1000 sec、ISO 200、600 mm(35 mm フィルム換算)

 

1.北西の方角から接近

画像全体(1800 × 1350 px で閲覧可)

 

2.さらに接近

画像全体(1800 × 1350 px で閲覧可)

切り抜き(1800 × 1350 px で閲覧可)

 

3.正面に到達

画像全体(1800 × 1350 px で閲覧可)

切り抜き(1800 × 1350 px で閲覧可)

機体の一部を切り抜き(画像幅 1300 px で閲覧可)

 

4.正面を通過直後

画像全体(1800 × 1350 px で閲覧可)

切り抜き(1800 × 1350 px で閲覧可)

 

5.正面を通過

画像全体(1800 × 1350 px で閲覧可)

切り抜き(1800 × 1350 px で閲覧可)

 

6.遠ざかる

画像全体(1800 × 1350 px で閲覧可)

切り抜き(1800 × 1350 px で閲覧可)

 

7.さらに遠ざかる

画像全体(1800 × 1350 px で閲覧可)

切り抜き(1800 × 1350 px で閲覧可)

先週の8月8日、「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)」が発表されたせいなのか、非常食にもなる「カロリーメイト」ブロック4本入りの販売について、ヨドバシ.com が変更した。

 

今まで、希望する個数(1~10個)で買えた。

 

ヨドバシ.com で買うと、賞味期限が8か月先くらいのが届くので、常時50個前後ストックしておき、少しずつ消費(ローリングストック)しながら残り40個を切ったあたりで追加購入していた。

 

同じ味ばかりでは飽きるので、3種類(フルーツ・メープル・バニラ)を同数買って交互に消費していた。

 

ところが、地震の後、ヨドバシ.com の「カロリーメイト」ブロック4本入の商品ページでは、どの味でもお一人様1点限りの表示が。

 

フルーツ味の商品ページ

 

他に「30個まとめ買い」の選択もあるが、同じ味ばかりでは嫌だし、好みの味の3種のアソートがないため、選べない。

 

30個まとめ買いが出来るのに、個別では1個限りとはどういうことなのか?

 

 

賞味期限が確実に半年以上先の品が届くネット販売サイト LOHACO で「10個まとめ買い」が出来、2種類の味をそれぞれ「10個まとめ買い」(計20個)すれば送料無料になるので、そちらに乗り換えようと考えている。

 

出来れば3種類の味を買いたいのだが、一度に30個は多過ぎるので、2種類で我慢。

 

今日、「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)」は解除された。

 

ヨドバシ.com が元に戻すことはあるだろうか。

 

 

<後日追記>

 

8月28日、LOHACO で買ったフルーツ味10個とメープル味10個が宅急便で届いた。

賞味期限はすべて 2025.06 で、10か月もある!

 

8月31日、ヨドバシ.com では1品あたり1点限りの制限を撤廃、10個まで購入可に戻った。

昨年夏は猛暑だったが、今年の夏はおそらく更なる猛暑。

 

猛暑日や熱帯夜が各地で続発。

 

そこで、真夏の7月後半から8月前半まで(7/16 ~ 8/15)の1か月間の太宰府の気温を、同県の福岡および久留米と比較した。

 

気象庁が設置しているアメダスのデータはその設置地点における測定値であり、たとえば太宰府のアメダスは大佐野にあり、そのデータは太宰府市全域を反映するものではないため、この記事ではアメダス地点に「市」を付けずに表記する。

 

<アメダス設置地点>

 太宰府: 大佐野 / 標高 52 m

  福岡: 中央区大濠(福岡管区気象台)/ 標高 3 m

 久留米: 津福本町 / 標高 7 m

 

県北部の博多湾に面する福岡に比べ、県内陸部の太宰府やさらに南に位置する久留米では最高気温が高くなる傾向がある。

 

この夏の全国ニュースでも、太宰府久留米の最高気温が紹介された。

 

最高気温については瞬間的に上昇することがあり、実際に8月2日の太宰府で 14:52 に記録した 39.3℃ が太宰府における観測史上最高気温となったが、それはごく短時間の気温上昇によるもので、14:50 からの2分間に 1.7℃ 上昇し、その8分後には 1.7℃ 低下していた。

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8月2日、太宰府のアメダスの10分毎の気温データ

 14:50 37.6℃

 15:00 37.6℃

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一方、最低気温については、福岡ではヒートアイランド現象の影響で夜も気温が下がりにくく、太宰府久留米よりも高くなる傾向がある。

 

従って、暑さを最高気温だけで比較するのは不十分であり、最低気温の比較や1日全体の気温変化を反映した平均気温の比較も合わせて行う必要がある。

 

気象庁の過去データには1日の最高気温・最低気温・平均気温があるので、それら3つの気温の1か月間の推移をグラフで表した(Excel で作成)。

 

 

グラフ化したデータ

 

 

 

グラフの折れ線: ━ 太宰府━ 福岡━ 久留米

 

<1日の最高気温>

 

 

「1日の最高気温」の平均

  1位 久留米 36.7℃

  2位 太宰府 36.5℃

  3位 福岡  35.3℃

 

 

<1日の最低気温>

 

 

「1日の最低気温」の平均

  1位 福岡  27.8℃

  2位 久留米 26.8℃

  3位 太宰府 26.1℃

 

 

<1日の平均気温>

 

 

「1日の平均気温」の平均

  1位 福岡  30.9℃

  2位 久留米 30.8℃

  3位 太宰府 30.3℃

 

 

以上の結果より、

1)沿岸部よりも内陸部の方が最高気温が高くなる傾向

2)大都市になるほど最低気温が高くなる傾向(ヒートアイランド現象)

が改めて確認された。

 

また、1か月間の気温全体を反映する「1日の平均気温」の平均福岡が最も暑い(久留米とは僅差)ことを示し、各アメダス地点の猛暑日数とは相関がないことも示された。

 

 

 

<付記> 南極昭和基地における気温変化

 

 

南極は季節が日本とは逆で、今は冬。

 

上記と同じ1か月間(7/16~8/15)の昭和基地における気温変化を、今年(2024年)と20年前(2004年)で比較した。

 

― 1日の最高気温  ― 1日の最低気温  ― 1日の平均気温

 

2024年

「1日の平均気温」の平均: -11.9℃

冬でも気温 0℃ に迫る日がある

 

2004年

「1日の平均気温」の平均: -22.4℃

2024年より 10℃ 以上も低温だった

 

 

 

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