ホークスは8月9,10,11日の対ファイターズ3連戦(ホームゲーム)で3連勝し、その後も5勝2敗と好調を維持して今回の対ファイターズ3連戦(ビジターゲーム)を 3.5 ゲーム差で迎えた。
初戦の前日(21日)、小久保監督が「勝ち越せば大きく有利になるし、負け越せば面白くなる。それだけじゃないですか」と発言。
これを知って私は「またか」と。
昨年の日本シリーズを思い返す。
横浜でベイスターズに2連勝して地元福岡に移動し3試合をするかなり有利な状況になった。
福岡での初戦の前に、小久保監督が気の抜けた発言をし、さらに村上コーチが相手エースに対して失礼極まる発言をした。
ホークスは福岡での3試合すべてで敗れ、横浜に移動しての第6戦でも破れ、日本一を逃した。
昨年の日本シリーズでの発言と言い、21日の発言と言い、小久保監督の発言には冷めたところがあって、現場の指揮官の発言というより評論家の発言のような感覚を覚えることがある。
勝つことに対する情熱・必死さ・貪欲さが感じられない。
それが知らず知らずのうちに選手に伝わって態度に現れてしまうのではないか。
昨日(23日)は3―8で敗れたが、最終回の攻撃は2死1,3塁で最後の打者となった近藤選手の打球はライトフライ。
この時、近藤選手は1塁ベースまで走らなかった。
中心選手のこの態度に、試合後監督は注意したのか、それとも無視あるいは中心選手だからと忖度したかは分からない。
今日(24日)は防御率リーグトップのモイネロ投手と勝ち星数リーグトップの伊藤投手の見事な投げ合いだった。
伊藤投手は8回の投球でカーブを投げた後に体の違和感を訴え、治療で一時試合が中断した。
テレビ中継で解説をしていた秋山幸二氏は「投げるのは無理かもしれない」と述べたが、伊藤投手はマウンドに戻り、後続を抑え、さらに9回も投げ切った(投球数 129球)。
(後日追記:中継映像や放送席の説明では胸を痛めたように見られたが、実際は右手中指の痙攣だった)
試合は延長戦になり、10回の裏にファイターズが1死球と3安打でサヨナラ勝ち。
伊藤投手の必死の投球がファイターズナインに伝わった勝利と言えるだろう。
これでゲーム差が 0.5 差にまで縮まった。
ファイターズはこの3連戦を9,10,11日の3連敗のリベンジのチャンスとして考えていたはず。
新庄監督をはじめ首脳陣と選手たちが決意をもって一体でホークスにぶつかった結果の3連勝。
昨年の日本シリーズのように、ここからホークスはファイターズに抜かれ、ペナントレース優勝を逃すかもしれない。
そして、今シーズンを振り返り、「あの3連敗がきっかけだった」となるかもしれない。
ホークスがそうならないためには、首脳陣、特に小久保監督の言葉に勝ちへの必死さが出るかどうか。
翌日追記
24日の試合後、小久保監督は「前回3つやって(9,10,11日に3連勝)、今回3つやられた(3連敗)だけのことなんでね」と語った。
“だけのこと” だって?
指揮官がどうしてそんな軽い言葉を使う?