武漢研究所からのコロナ流出説再燃、中国「米国の陰謀論」

【5月27日 AFP】中国政府は26日、新型コロナウイルスが武漢(Wuhan)の研究所から流出したとする説が再燃する中、「陰謀論と虚偽情報を広めている」として米政府を非難し、米国もウイルス研究施設を公開して調査させるよう要求した。

同紙はまた、研究者らが7年前、コウモリが媒介する新種のコロナウイルスで労働者が謎の病気を発症した中国南西部の鉱山で、ウイルスのサンプルを採取していたと伝えた。

 中国外務省の趙立堅(Zhao Lijian)報道官は同紙の報道を改めて否定した上で米国を非難した。「研究施設からの流出といった陰謀論や虚偽情報を広めている」

 新型ウイルスが中国の研究所から流出したという説は当初、ドナルド・トランプ(Donald Trump)前米政権がとりわけあおっていた。

 趙氏は、この説を復活させることは世界保健機関(WHO)の調査に対して「非礼」であり、「ウイルスと闘うための世界的な団結を損なう」恐れがあると述べた。

 さらに、「米国が真に完全な透明性を要求するのであれば、中国と同じように、WHOの専門家を招いて調査させるべきだ」と述べ、「メリーランド州にあるフォートデトリック(Fort Detrick)基地をできるだけ早く公開し、米国が世界中に持つすべての生物科学研究所も開放すべきだ」と語った。(c)AFP

 

 
<新型コロナウィルスは、中国武漢が発生源という記事はたくさんありますが、この記事では中国政府は、はっきりと否定しています。また、別記事では、武漢でウィルス感染が発生する直前に、フランスだったか、武漢を訪問しており、このときに、「ウィルスがばらまかれた」と、にらんでいることも、別記事でありました。
何度もWHOを中心とする調査団が、武漢を調査したいと申し込み拒否されたことには、「再びウィルスをばらまくのでは?」という懐疑心から、受け入れられないという立場をとっていたという記事もありました。
日本のメディアは米国に都合の良いものばかり流しますから、テレビが、「武漢で作った人工ウィルスが漏れ出た」と報道すれば、それは違うかも知れないと私個人は見ています。
確かな点は、次のことです。
①中国政府は、武漢で発生した当初、世界に対して、「ヒドロキシクロロキンがこのウィルスに有効のようだ」と推薦しました。米国が否定し続けている「ワクチンを否定させるほどの効果が見られる薬」を推薦しました。
(中国政府がヒドロキシクロロキンを推薦した事実をメディアは報じません)
ヒドロキシクロロキンは、米国とフランス政府が禁じていました。フランス政府は、今も禁止していると思います。米国は禁止を解いたのか確認していません>
<日本人は教育によって、中国に対する印象が悪いと思いますが、やっていることは、中国も、米国もフランスも国民を監視し、反体制派には徹底した弾圧をしていることに何も変わりありません>
<中国政府の肩を持つつもりは毛頭ありませんが、上の記事で、「中国の研究室を調査すると米国が言うなら、米国が持つすべての生物化学研究室を公開すべき」というのは、“正論”ですよ>
<米国は実際に、生物化学兵器を研究し大量に保管してきた歴史があります。沖縄にも保管され(毒ガス兵器)反対運動によって、撤去させられました>
<ヒドロキシクロロキンを米国とフランスが禁止にする理由は、ワクチン接種を推し進めるのに邪魔だからだと想像します>
 
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6000人以上もの医師たちに対する調査で、世界の医師たちの多くが、新型コロナの治療法に「ヒドロキシクロロキン」だと訴える

木曜日に発表された6,000人以上の医師を対象とした国際世論調査では、抗マラリア薬のヒドロキシクロロキンが新規コロナウイルスの治療法として最も高く評価されていることがわかりました。

世界的なヘルスケア世論調査会社である Sermo が 30 か国の 6,227 人の医師を対象に実施した調査では、COVID-19 患者を治療している医師の 37% が、15 の選択肢のリストからヒドロキシクロロキンを「最も効果的な治療法」と評価していることがわかりました。

ヴァレリー・リチャードソン ワシントン・タイムズ- - 2020年4月2日(木曜日